ダイエットにいったんは成功したものの、リバウンドしている人も多いはず。ダイエット倶楽部第5シーズンは、そんなリバウンダーお助け企画です。まずは、代謝アップから!
体を司っている細胞内のミトコンドリア。そのミトコンドリアを増やすことで細胞レベルで代謝を上げて効率よくエネルギーを消費するポイントをご紹介!
監修ドクター
1973年生まれ。医師。日本機能性医学研究所所長。日本ファンクショナルダイエット協会副理事長。ナグモクリニック東京 アンチエイジング・機能性医学外来医長。2019年、細胞機能再生クリニック「RECLINIC」を開院、院長に。日本機能性医学研究所のホームページはコチラ
第5シーズンメンバー
部員No.005 恒ちゃんこと
高橋恒子さん
1966年生まれ・ケアマネージャー
身長/158.7㎝
部員No.008 森のりさんこと
森永のり子さん
1963年生まれ・真珠コーディネーター
身長/162.0㎝
代謝の鍵となるのは
ミトコンドリアだった!
「年齢とともに低下してしまう基礎代謝。十分な筋肉量があれば、眠っているときでさえ効率よくエネルギーを消費してくれますが、増やすために日常的に筋トレを続けるのは大変でしょう?
でも、細胞レベルで考えれば、エネルギー代謝をサポートするいい方法があります。それは、ミトコンドリアを増やして活性化すること。
細胞の中でエネルギーの合成を行なっているのはミトコンドリアで、『エネルギーを作る工場』ともいわれていますよね。
この工場を増やして活発にしてあげれば、体内で糖や脂肪を効率よくエネルギーに換えることができるわけです」
と説明してくださる斎藤糧三先生。でも、目には見えないミトコンドリアの話、二人にはちょっと難しかったみたい。で、具体的にはどうすればいいの?
「きつい運動や空腹など、体がエネルギー不足と感じることが第一。ミトコンドリアを増やせと信号を出すんです」
ミトコンドリアを増やすポイント
ミトコンドリアを増やすことは、エネルギー代謝を上げることに直結します。ミトコンドリアは危機を感じると増える性質が!
ポイント1
エネルギー不足=空腹の状態を作る(半日のプチ断食など)
ポイント2
少しつらいと感じる運動や汗をかく運動をする
ポイント3
体が寒いと感じる場所にあえて身を置いてみる
代謝アップに大きくかかわる!
自律神経のバランスを整える方法
斎藤糧三先生が、特に注意を払うのが自律神経。「交感神経と副交感神経のバランスがとれないと代謝も悪くなるし、痩せるわけがない!」
●ぬるめのお風呂に15分以上入る
●糖質をとりすぎない(血糖値コントロール)
●睡眠は1日7時間以上を目標に
●ストレスの少ない生活を(ストレスマネージメント)
●深くゆっくりした腹式呼吸をする
恒ちゃん、ついにウォーキングにハマる!
森のりさんが日常的にかなり歩いているのに対し、わざわざ歩くことがなかった恒ちゃんが、なんとナイトウォークする人に変貌!
車やバイク移動がやめられない分、階段を使用。
活動量計を携帯してモチベーションに。
友人と一緒にウォーキングするのも習慣に。
撮影/露木聡子 構成・原文/蓮見則子