ぽっこりお腹、イヤですよね!
解消するには、食事の見直しは不可欠!!
でも、45歳からは「食べない」ダイエットは厳禁です。
筋肉と代謝を落とさずに、ちゃんと栄養を摂って、健康的に効率よくやせるには? 実は秘訣があるんです。まずは、え?! と驚く目からウロコの7つの法則をご紹介します。
【ヤセ食材編】
1.肉はがっつり食べた方がやせる!
糖質を多くとると血糖値が急上昇し、これを下げようとインスリンが過剰に分泌されます。インスリンには血中の糖分を脂肪として体にため込む働きがあるので、この血糖値の急上昇が、太る原因のひとつ。
でも、肉は血糖値を上げないので、がっつり食べてもいいのです。むしろ良質のタンパク質がしっかりとれるので、基礎代謝も上がってやせ体質になります。
また、肉は消化速度が遅く、お腹がすきにくいので、間食防止にもつながります。肉の中でも特に、脂肪の燃焼を促すL-カルニチンの含有量が多いラムがおすすめです。
2.緑茶は内臓脂肪を減らすスーパーフード
緑茶に含まれる茶カテキンは、脂肪の分解と消費に働く酵素を活性化します。
茶カテキンは緑茶に多いほか、紅茶やウーロン茶にも含まれます。脂肪の蓄積を抑えるポリフェノールが多いレモンも摂れるレモンティーなら相乗効果も!
【食べ方編】
3.おやつは我慢せず、食べるほうが太りにくい
食べないものを決めるダイエットより、食べるものを決めるダイエットのほうが、ダイエットに成功しやすいという研究報告があるそう。おやつも我慢せず、食べてよい「やせフード」を決めてとるほうが太りにくいのです。
血糖値が上がりにくいナッツや、タンパク質もとれるチーズがおすすめ。チーズは1日に約60g、ナッツは1日に約25gを目安にとりましょう。
4.ストレス食いに走りそうになったら、温かい飲み物を飲む
ストレスがたまると食べたくなるのは、交感神経が優位になり、何かを食べて体を緊張から解放しようとするから。
ストレス食いは太るもとなので、ストレスを感じたときは温かい飲み物を飲みましょう。体内に温かい飲み物が入ると、副交感神経のスイッチが入り、食べたい気持ちが落ち着きます。
【食べる時間編】
5.お腹がグーッと鳴ってから1時間後に食べる
お腹が鳴るのは、空腹を知らせているのではなく、胃が大掃除しているサイン。このときに胃に食べものを入れると、新たな消化活動を増やし、胃腸の働きを低下させます。
ベストな時間は、お腹が鳴ってから約1時間後。お腹が鳴ったからといってすぐ食べず、それまで待ちましょう。
【リセット編】
6.食べすぎは、48時間以内にリセットすれば太らない
食べすぎたとしても、すぐ太るわけではなく、体にとって余分なエネルギーはひとまず肝臓で約48時間ストックされるので、その間にリセットすればOK!
以下の、食前ヨーグルト、酢の物プラス、ビタミンB群摂取の3つを組み合わせて賢くリセットを。
●食前ヨーグルト
炭水化物を食べる前に乳製品をとると、血糖値の上昇が緩やかに。食前に小さなカップ1杯のヨーグルトをとって。
●酢の物プラス
酢に含まれる酢酸には、血糖値の上昇を抑える効果が。大さじ1杯の酢を食前に飲むか、食事の際に酢の物を。
●ビタミンB摂取
レバーやウナギ、卵などビタミンB群を含む食品には、糖質や脂質の代謝を促す作用が。積極的にとりましょう。
7.飲みすぎは、枝豆でリカバー
糖質や脂質の代謝、エネルギー転換を促す効果のあるビタミンB1やB2が多いのが枝豆。
「枝豆には必須アミノ酸のメチオニンも多く、この成分はビタミンB1、ビタミンCとともにアルコールの分解を促し、肝臓の働きを助けます。枝豆には疲労回復効果のあるオルニチンも豊富。飲みすぎた翌日に食べれば、二日酔いも疲れも解消しやすくなります」
えっ?! と思うこと、ありませんでしたか?
実はこの痩せる食べグセの法則、まだまだたくさんあるのです。教えていただいたのは、福岡県の工藤内科で、糖尿病内科、ダイエット外来を専門にしている工藤孝文先生です。
その法則をまとめた記事「やせる食べグセ45の法則!」が、MyAge(マイエイジ)2021夏号に掲載されています。
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