ぽっこりお腹の解消には、日々の食事や生活の見直しが不可欠。「やせる食べグセの法則1〜13」でやせる食材の法則をご紹介してきましたが、今回からはやせる食べ方の法則になります。
今までご紹介してきた「食べグセ」の法則は、下のリンクから飛ぶことができます。
<特集>やせる食べグセ45の法則!
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お話を伺ったのは
工藤孝文さん
Takafumi Kudo
福岡大学医学部卒業後、アイルランド、オーストラリアへ留学。現在、福岡県みやま市の工藤内科で、糖尿病内科、ダイエット外来、漢方治療を専門とし、地域医療にあたる。『ズボラな人でも コレステロールがラクラク下がる!』(永岡書店)など著書多数
ぽっこりお腹が引っ込む!
やせる食べグセ45の法則!
食べ方編
14 食べる、買う、作る量を1割減らす
内臓脂肪を減らすために最も大事なのは、食べる量を1割減らすこと。
「たった1割減らすだけで、それが積もり積もって、気づいたときにはやせています。以下のような方法のうち、自分のやりやすいものから1割減らしてみましょう」
お皿のものを1割減らす
お皿に盛りつける料理を最初から1割減らすか、外食なら1割を家族に分けるなどして、食べる量を1割減らしましょう。
買う量を1割減らす
買い物中に買い物かごに入れる量を1割減らし、過剰に買わないようにしましょう。特売品はつい買い込みやすいので注意。
作る量を1割減らす
料理をたっぷり作りすぎて、それを残さずに食べていると太る一方。作る量を元から1割減らせば食べすぎません。
15 空腹感が出てから食べる
やせられないのは、空腹を感じていないのに食べてしまうことも大きな要因。
「いったん空腹感を正常に戻す必要があります。そのためには、空腹感が出てから食べるようにするなど、下の6つの作法を守ること。これらを実践すれば、ニセの空腹感にだまされて食べることがなくなり、自然にやせていきます」
空腹感を正常にする6作法
- ● 空腹感が出たら食べる
- ● 空腹かどうか迷うときは食べない
- ● 箸をときどき置きながら食べる
- ● 空腹感が消えたら、食べるのをやめる
- ● 空腹感が消えたか迷ったら、食べるのをやめる
- ● 残りものはすぐ片づける
次回は、やせる食べグセ45の法則!【食べ方編】16〜18をご紹介します。
イラスト/本田佳世 構成・原文/和田美穂