最終回は、専門外来も担当する内科医の工藤孝文先生に、2022年こそ「太りにくい体になるために身につけたい食べ方のルール」を教えていただきました。
“食べるのを我慢すると、筋肉が落ちて代謝も低下してしまい、健康的に痩せられないばかりか、リバウンドを招いて逆に太ってしまったり、体調をくずしやすくなったりします。太りにくい食べ方のコツを知って、しっかりと食べ、脂肪が燃えやすい体になって体調も整い、健康をキープできます。” (工藤先生)
そんな工藤先生がすすめる、太りにくい体をつくる7つのルールをご紹介。
“朝食を抜くと、昼食を摂ったときに血糖値が急上昇してしまい、インスリン(体脂肪の分解を抑えて合成を促すホルモン)がたくさん分泌され、太りやすくなってしまいます。朝食を摂ると、それを合図に体内時計が整い、自律神経のリズムも整うので、朝食は抜かずに摂りましょう。” (工藤先生)
“ごはんやパンなどの炭水化物は、血糖値を急上昇させるので太る原因ではあります。ただ、炭水化物を極端に抜くと食物繊維の摂取量が減って便秘がちになり、炭水化物は筋肉のエネルギー源になるので完全に抜くのはNG。たんぱく質、脂質、炭水化物は生命維持に欠かせない3大栄養素なので、抜かずにバランスよく食べることが健康的な食べ方に切り替える成功のカギ。主食、主菜、副菜を3:1:2の割合で食べるのが黄金バランス。” (工藤先生)
“炭水化物から食べると血糖値が急上昇して太りやすくなるので、血糖値の上昇を緩やかにする作用のある食物繊維が多い野菜から先に食べるのがおすすめ。また、最初に肉を食べるミートファーストも◎。肉を食べると満腹中枢に働きかけるインクレチンというホルモンが出るので、食べ過ぎを抑えられるうえ、たんぱく質の摂取量が自然に増えて、代謝が上がってやせやすい体に。” (工藤先生)
“脂肪燃焼は体内の細胞の中のミトコンドリア内のTCAサイクルという体内燃焼システムで行われるので、脂肪を燃やすには、糖質や脂肪がミトコンドリア内に入ることが大事。このとき必要なのが脂肪をミトコンドリアに運ぶL-カルニチンという栄養素。これはラム肉や、牛赤身肉やマグロ、カツオなどに多く含まれます。また、ミトコンドリアに入った脂質はビタミンB群によってTCAサイクルに運ばれます。レバーや豚肉、納豆、マグロ、カツオ、卵などに多いので意識して摂りましょう。” (工藤先生)
“やせられないのは、空腹を感じていないのに食べてしまうことも大きな原因。空腹感が出てから食べるようにする、空腹かどうか迷うときは食べない、空腹感が消えたら食べるのをやめる、残りものはすぐ片付けるというような方法で、空腹感を正常に戻しましょう。” (工藤先生)
“やせるか太るかは、腸内細菌の種類によって決まります。腸内環境を整えるのによいオリゴ糖や食物繊維、乳酸菌が多い食品や、わかめやひじきなどのマグネシウムが多い食品を積極的に摂るのがおすすめ。” (工藤先生)
“味の濃いものが好きな“デブ味覚”になっていると、むくみを招き、太りやすくなるので味覚のリセットを。たとえば、焼き鳥をタレでなく塩を選ぶようにしたり、サラダにはドレッシングでなくレモン汁とオリーブオイルにするなどといった方法で、薄味に慣れるようにしましょう。また、 “やせるだし”を作っておき、1日1杯飲むようにすると、深い旨味によって、薄味でおいしく感じる“やせ味覚”に変わります。” (工藤先生)
■やせるだしの作り方
煮干し10gをフライパンでからいりし、パチパチと音がしてきたらかつお節30gを入れ、空気を含ませるように混ぜてさらにからいり。かつお節が手で握るだけで崩れるようになったら火を止め、ミキサーに入れ、刻み昆布10g、緑茶(茶葉)5gを加え、粉状になるまで撹拌。
これを毎日、大さじ1杯、お湯に溶かして飲みましょう。
“上記の7つのルールを実践すると、やせやすい体になっていきます。ただ、忙しくてなかなか実践できないという人もいると思いますし、ときには食べすぎてしまうこともあると思います。そんなときは、糖の吸収を抑えるサラシノールが配合された『メタバリアEX』のようなサプリメントに頼るのもよい方法だと思います。こういったサプリメントも賢く活用することは、健康的な食べ方の基本ルールを長く続けていく秘訣です。” (工藤先生)
工藤孝文先生
福岡大学医学部卒業後、アイルランド、オーストラリアへ留学。現在、福岡県みやま市の工藤内科で、糖尿病内科、ダイエット外来、漢方治療を専門とし、地域医療にあたる。『ズボラな人でも血糖値がラクラク下がる!』(永岡書店)など著書多数。
富士フイルムの「メタバリアEX」は、富士フイルムの大人気の商品。人気の理由は、糖質の吸収を抑える機能があることです。
これは「メタバリア」に含まれるサラシノールに秘密があります。サラシノールは、スリランカやインドでは贅沢な食生活を送る王族たちの間で、健康維持のために約5000年も前から活用されてきたサラシアという植物に含まれる成分。このサラシノールが消化酵素の働きを抑えることで体に糖が吸収されるのを抑えてくれるのです。
また、「メタバリアEX」には、サラシノールを継続的に摂ることで腸内の善玉菌(ビフィズス菌の比率)が増え、腸内環境を整える機能や、継続摂取することでBMIが高めの人のおなかの脂肪・体重を減らす機能も。これらの機能で健康をサポート。手軽に糖質ケアをしたい人に。
①本品の継続摂取によりBMIが高めの方のおなかの脂肪(体脂肪・内臓脂肪)・体重を減らすことで高めのBMIを改善する
②機能性関与成分サラシノールが食事から摂取した糖の吸収を抑える
③機能性関与成分サラシノールの継続摂取により腸内環境を整える(おなかの中のビフィズス菌を増やす)
食事の前にサラシノールを摂取したところ、サラシノールを含まないプラセボ群と比べると、食後30分後の血糖値の上昇が抑制されていて、糖の吸収が抑えられていることが分かりました。
「メタバリアEX」をBMIが高めの方が8週間摂ったところ、プラセボ群に比べて、体重、BMI、内臓脂肪面積、前脂肪面積に差が現れたというデータもあります。
「メタバリア」は、予防・診断・治療を担うトータルヘルスケアカンパニーとしてサプリメントも提供している富士フイルムの大人気商品。人気の理由は、日本初※2のサプリメントで3つの機能(以下に説明)を届け出た機能性表示食品であることです。
※1:2008年4月~2021年5月までのメタバリアシリーズの累計販売個数。
※2:2019年4月消費者庁届出情報 錠剤型サプリメントの剤形で以下の3つの機能性を届出した機能性表示食品は日本初。富士フイルム調べ。
メタバリア EX
機能性表示食品
30日分(240粒入り)
4,935円(税込)
サラシノール、難消化性デキストリン(食物繊維)、エピガロカテキンガレート、モノグルコシルルチンを配合。BMIが高めの方に適した食品。
届出番号:D272
届出商品名:メタバリアEXa
届出表示:本品には、サラシノール、難消化性デキストリン(食物繊維)、エピガロカテキンガレート、モノグルコシルルチンが含まれます。BMIが高めの方に適した食品です。
■本品は、継続摂取によりBMIが高めの方のおなかの脂肪(体脂肪・内臓脂肪)・体重を減らすことで高めのBMIを改善する機能があります。
■サラシノールは、食事から摂取した糖の吸収を抑える機能性、また継続摂取により腸内環境を整える(おなかの中のビフィズス菌を増やす)機能性が報告されています。
メタバリアプレミアムEX
機能性表示食品
30日分(240粒入り)
5,961円(税込)
サラシノール、難消化性デキストリン(食物繊維)、エピガロカテキンガレート、モノグルコシルルチン、フロロタンニンを配合。糖吸収を抑えるサラシノールの機能性の他に、脂の吸収を抑える機能も。BMIが高めの方に。
届出番号:D677
届出商品名:メタバリアプレミアムEX
届出表示:本品には、サラシノール、難消化性デキストリン(食物繊維)、エピガロカテキンガレート、モノグルコシルルチン、フロロタンニンが含まれます。BMIが高めの方に適した食品です。
■本品は食事から摂取した脂肪の吸収を抑える機能、また継続摂取によりBMIが高めの方のおなかの脂肪(体脂肪・内臓脂肪・皮下脂肪)・体重・ウエスト周囲径を減らすことで高めのBMIを低下させる機能があります。
■サラシノールは、食事から摂取した糖の吸収を抑える機能と、継続摂取により腸内環境を整える(おなかの中のビフィズス菌を増やす)機能性が報告されています。
4回にわたってお送りしてきた、生活習慣や食事を改善することで、おうち時間の増加で重くなった体をリセットする連載、いかがでしたでしょうか? 生活習慣や食生活を見直しつつ、サプリメントもうまく取り入れることで、太りにくい体は維持できます。ぜひ実践して、健康で若々しい体をキープしましょう。
お近くのドラッグストア・総合スーパーでもお買い求めいただけます。
お問い合わせ先/富士フイルム:0120-241-946
撮影/山田英博 イラスト/カツヤマケイコ スタイリスト/本瀬久美子 取材・文/和田美穂 撮影協力/UTUWA