睡眠が不足すると基礎代謝量が下がり太る原因に!? 太らない体のために特に重要な睡眠について、女医の皆さんたちのこだわりポイントを伺いました。
睡眠不足は基礎代謝を下げカロリー消費の妨げに
睡眠が不足していると成長ホルモンの代謝が悪くなり、基礎代謝量が下がります。すると食事で摂取したカロリーを消費しにくくなって太る原因に。
また、睡眠時間が短いと、食欲を抑えるホルモンの分泌が減って食欲を増進するホルモンが増え、太りやすい体になるという事実も!
さらに、睡眠不足になると翌日の活動量が減ってカロリー消費が落ちる要因にもなります。太りにくい体をつくるには、質のよい睡眠を十分にとることが大切なのです。
何時間寝ることを心がけている?
76%が「7時間睡眠をとることを心がけている」と回答。中には「理想は7時間だが、加齢とともに眠りが浅くなり、現実は5時間」という人も…。
睡眠不足は肥満やうつ病のリスクも
46歳 美容皮膚科
銀座ケイスキンクリニック
仕事が忙しく入眠時間が遅くなりがちな中でも、6時間以上は眠るようにしている慶田朋子先生。週末は2時間長めに眠るそう。
「3~4時間睡眠が3日続くと脳は酩酊状態になり、正確な判断ができなくなります。肥満やうつ病のリスクも高まるので、健康のためには上質な睡眠が欠かせません」
睡眠の質の向上に、週2回水泳を
55歳 美容皮膚科・漢方内科
Shuko Clinic
住吉周子先生は、良質な睡眠をとるためにメラトニンや漢方薬を取り入れています。
「やはり睡眠の質がよいときは体重増加も少ない。毎日体重を測っているのでリアルに感じます。
また、よく眠れるよう、週2回、300m以上泳ぐようにしています。疲れが取れて、肌質もよくなりました」
取材・原文/上田恵子