気になるマスク下のお悩みを解決!!
今、話題の石井さとこ先生のマスク老け撃退顔トレをオンライン講座でマスター!!
1週間、思いついたらやってみるだけでも効果てきめんとウワサ!
大好評の『マスクしたまま30秒!! マスク老け撃退顔トレ』刊行記念として、
歯科医師、口もと美容スペシャリストの石井さとこ先生に顔トレをわかりやすく解説してもらえるオンラインセミナーが12月21日に開催されました。
題して『マスクしたまま30秒!! マスク老け撃退顔トレ@NHKカルチャースクールin青山教室』。
このセミナーにこっそり潜入してきましたので、レポートしちゃいます!!
前編は、この顔トレの実践編を、そして後編は視聴した方々からの鋭い質問とさとこ先生のこれまた刺さる返し(!)を、お届けします!
「マスク老け」の意味と「撃退顔トレ」の役目とは!?
「寒いですね。皆さん、乾燥しますから、ちょこちょこお水を飲みながら視聴してくださいね」と、まずは石井さとこ先生から画面の向こう側の皆さまにご挨拶。
そして「マスク老け」について、今一度解説します。
「私のクリニックにはモデルさんや女優さんもですが、美意識の高い綺麗な方がたくさんいらっしゃいます。
でもそういう人に限って『マスクの下で顔がたるんでいる気がするんです』と、おっしゃる。
まじまじ見ると、確かに、ほうれい線が深くなっていたり、あごのラインがぼやけていたり…」
先生はその原因を明らかにしてくれました。
「第一の原因はマスクで覆っていることで、表情筋を使わないこと。
そして、人に見られていないので気持ちが緩んで、緊張感もなくなるから、筋肉も緩むんです」
もともと、日本語は大きく口を開けて、明瞭に発音しなくても通じるため、日本人は表情筋を3割しか使っていないという事実も!
それで、さらにマスク。感染拡大防止もあって、大きな声も出さず・・・となると、
何もしないと、顔の筋肉はゆるゆるなまま・・・。
「そこで、あえて表情筋を動かす!! このマスク老け撃退顔トレは、マスクの下でもできるエクササイズ。
特に口のなかで舌を回すトレーニングも多いので、さらさらの唾液も出ます。
この唾液、他人に飛ばしてはいけませんが、自分にとってはいいことづくめ。マスクのなかで口臭を感じるという人にもおすすめです」
ほうれい線やマリオネットライン、顔のたるみとおさらばしつつ、唾液も出る!
これはもう、やるしかない。画面の向こうの視聴者からの熱い視線を感じつつ、先生は自らの顔で実演タイムへ。
アー・ユー・歯ッピー? 口角が上がれば免疫力アップ!!
まずは準備体操として、「モダイオラスほぐし」から。
「モダイオラスは歯科用語では”口角結節”と言って、表情筋が集まるターミナル。
東京駅のようなところです!」
書籍の「モダイオラスほぐし」のページも画面で紹介しながら、
さとこ先生が「モダイオラス」と呼ばれる口角の横の内側にある少しふくらんでいる部分に舌をあて
ゆっくりとほぐす方法を実践します。
さとこ先生のわかりやすいたとえに、きっと視聴者も頷いているはず。
「ここが硬くなると、入れ歯も安定しないんです」
いかにも歯科医師らしい、リアルな説明。いや、まだ入れ歯の人はいないと思いますが…w。ほかにいいところは?
「笑顔が作りやすくなり、口角が上がりやすくなるので、歯ッピーな表情になれます。
口角が上がった歯ッピーな笑顔は免疫力も上げるんですよ!」
この口角の上がったさとこ先生のスマイル!! 毎日顔トレしている効果が!!
あなたの舌はどこにある?下がっていませんか? 舌のスタンダードポジションを正す
さて、口角の位置が決まれば、次は舌の位置。
「意外に、舌のスタンダードポジションが下がっている人が多いんです。
舌は口蓋(こうがい)、つまり上の歯の付け根あたりにあるのが正常。
舌の位置が下がると、デメリットが色々でてきます。
口がぽかんとあきやすくなり、口呼吸になって、乾燥して菌にも感染しやすくなります。
顔の下顔面(かがんめん)がたるむ原因にも」
大きな歯の模型を持ち、正しい舌の位置を説明するさとこ先生。
「この正しい位置で舌をスリスリするだけで舌はきれいになります。
わざわざ硬いスプーンのような舌磨きを買う必要はなし。あまり硬いもので舌を傷つけてしまうと、味がわからなくなってしまうこともあります。
舌が正しい位置にあるだけで、いいことだらけなんです」
顔のインナーマッスルを鍛えて、二重あごもスッキリ!!
ここで、少し上級編の顔トレ「舌(タン)アップ体操」を自ら披露。
「これは、舌骨筋(ぜっこつきん)や、のど、首につながる顔のインナーマッスルを鍛えるトレーニングなんですよ。あごのもたつき対策にバッチリです」
舌アップ体操
ます口蓋、上の歯の少し奥に舌をつけます。
そして、舌をつけたまま、舌の付け根を上下に数回動かします。
「うーん、これはね、最初はなかなかできないです。1回でもできたら素晴らしい!ぜひ練習してください。
血行がよくなるだけでなく、滑舌も良くなります。もちろんあごから首のたるみもスッキリしますよ」
うわー、難しい。きっとPCの画面を見ながら、皆さん舌が疲れてきたはず。
「4くばりトレ」で、よくばりに口と眼のまわりの筋肉をしっかり鍛える!!
さとこ先生の表情はくるくる変わります。歯科医だけど、かなり女優。
変顔寸前でも、なぜかキュートで可愛いのです。
「ぜひやっていただきたいのが、『4(よ)くばりトレ』。口の中で舌を上、左、下、右と回し、同時にその方向に、目線も送って、ぴっぴっぴっぴっ、と4箇所で止めます。
逆回しもします」
確かにPCばかりのリモート生活、目線も下に落ちるばかり。眼のまわりの筋肉を動かせばいいことがいっぱい。
「もちろん、目力が強くなります。ドライアイ予防にも効果的ですし、反射神経を鍛えるのにもいい。顔の血行もよくなり、肌がいきいきしてきますよ!」
「上」からの「左」。
そして「下」、その後「右」で4くばり。
歯ッピーな気持ちを顔トレで取り戻す!!
この後に続いたのが「エモ筋トレ」。
感情=エモーショナルをその表情から動かして、心が動いている感覚を取り戻すトレーニングです。
もちろん、目力強化&フェイスラインがすっきりする効果あり。
「えーーー!!びっくり~!!」
からの
「ぷんぷん!!」
ほっぺをぱんぱんにふくらます。いちいちキュートなさとこ先生の顔トレ!!
みているだけでも、な、なんだか、楽しくなってきた〜!
「自粛で楽しい気持ちになれないし、なかなか喜怒哀楽が出しにくく、表情が乏しくなりがちなマスク生活。
だからこそ、あえて、えええ!!という驚きの表情とぷんぷん!!と怒りの表情を作る顔トレをして、
最近使わなくなっている顔の筋肉を鍛えることで、エモーショナルで前向きな楽しい気持ちになってくるのです。
なので、どんどん顔トレで変顔やってw、楽しく歯ッピーになってくださいね」
というわけで、後編は、ここでしか聴けなかった秘密の話、視聴者からの質問とさとこ先生の答えをルポします。お楽しみに!!
★さとこ先生が今回紹介した顔トレの詳しくはこの本に!!
電車でも、おうちでもできる!!簡単&効果大な顔トレのテキスト!!
さとこ先生がこの『マスクしたまま30秒!!マスク老け撃退顔トレ』で公開した顔トレは、15メソッド。
「モダイオラスほぐし」「ぴよぴよぷー体操」「ほうれい線アイロン」「は・に・ふ・え・ろ」「笑顔から口笛」「エモ筋トレ」など、
簡単で楽しくでき、マスクでかくれた下顔面、口もとの筋肉を鍛えるのに効果的なものばかり。QRコードでハウツー動画も見られるので
すぐ覚えられます。マスク下でこっそりやって老け顔撃退しましょう!!
また歯科医師ならでは、歯磨きやうがいのコツ、食べ方飲み方、マスクの話、唾液の出し方・・・
ウイルスや菌に負けないための口もと習慣や、マスク生活の今だからこそ、やっておくべきことも本には満載です。
●講師Profile
石井さとこ 歯科医師 口もと美容スペシャリスト 「ホワイトホワイト」院長
歯のホワイトニングを日本で広めた第一人者。明るく、フレンドリーなキャラクターから「さとこ先生」と呼ばれ親しまれている。歯と体を美しく保つための食事や、歯が美しく見える口もとメイクについてのアドバイスに定評がある。2005年から2012年までミス・ユニバース・ジャパン ナショナルディレクターからの要請で、歯をプロデュースするオフィシャルサプライヤーを務める。女優・モデル・タレント・アナウンサーなど、多数のビューティーセレブからの信頼も厚い。WEBマガジン「OurAge」の連載「ご機嫌な口もと」は毎回、大好評!!
取材・文 /森 綾