クソが‼と思っても、口角上げ筋を動かしてハッピー美人にギアチェンジ
いよいよ春爛漫、お出かけしやすいシーズンになりました。心ウキウキ弾みます……とは言え、この世の中、生きているうちは艱難辛苦もあります。先日知り合いの大人女子にこんな事を質問をされたんです。
さとこ先生は、クソが!と思ったらどうしてます?
そんな、「クソが!」なんて、わたくしにはございません~♪
と、きれいごとが通用する年齢でもございませんので、わたくしなりの自分に損をしない対処法をお伝えしました。
不満、落ち込み、怒り。顔の筋肉は心を映し出してました。
数年前のある日、ぼんやりとテレビのニュースを見てたんです。
内容は記憶にありませんが、嫌なニュースで神経に触る感じがあり、ふと、傍にある鏡に目をやったら、そこには不満顔で口角が下がり、ほうれい線が浮き出た中年以降の強面女がいました。
正に真実の鏡。
メイク直しの際にキメた?笑顔を映した姿は非日常の自分である事を確信しました。表情筋はいとも簡単に自分の心を反映させていました。
不満たるみ顔はラクチンに出来上がります
以前、表情筋は意識しないとなかなか動かないというお話をしましたが、不満顔のような表情は、口もとの口角下方に付いている口角下制筋や下唇下制筋、つまり口角下げ筋を割と無意識に働かせます。
これらの筋肉を常に働かせていると、不満たるみ顔がラクチンに出来上がります。恐ろしや……。
さらに言うと、日常生活では表情筋全体の30%程度しか使えてない私達なのに、この口角下げ筋を育て、不満顔を定着させるなんて、、、もったいない!
クソが!と思った時こそ、アレですよ
ネガティブ感情に身を任せ、たるみ不満顔を引き寄せてしまうのはホントに残念な事だと確信させてくれたのは、俳優の竹中直人さんの伝説の芸“笑いながら怒る人”です。
見事に心と表情筋を分断させてます。ある種狂気さえ感じます。
常人にはとてもじゃありませんが出来ない事ですが、せめてあの分断マインドだけは見習いたいと思いました。
ネガティブ感情に陥ったら、口角上げ筋を動かそう
心がざわざわしたり、嫌な思いをしたら、私はとりあえず口角を上げます。
余裕があれば、歯も見せて笑顔作ります。
口角下げ筋に囚われるより、口角上げ筋に元気出してもらうんです。
口角上げ筋は、頬骨付近の大頬骨筋、小頬骨筋、口角横に笑筋など笑顔を作る働きをします。衰えると、たるみやほうれい線が目立つようになります。なので、ネガティブ感情警報が響いたらキャッチして、口角上げ筋を作動スタート。大頬骨筋や笑筋にスイッチオン、楽しげに開放的な笑顔をあえて作っちゃいます。ついでに、クソが~なんて言っちゃいます(笑)。
これって、まさに?伝説芸“笑いながら怒る人”の体現かも……!
口角上げ筋はハッピー筋。脳の幸福感もアップします!
え、そんな感じで良いんですか?と言われちゃいますけど、これホントに良いんですよ。
心がそうでもなくても、口角を上げると脳が楽しいと騙されてくれて、癒しのホルモン・セロトニンがアップし、多幸感をもたらす神経伝達物質のエンドルフィンを分泌。その幸福感はチョコレート2000個分に匹敵すると言われています。
まあ実際にチョコレート2000個なんて食べたら幸福感よりも満腹感が勝るし、あり得ないことですが、私はチョコレート一粒でも幸せを感じますので、この2000個って正直凄いと思います。それくらい笑顔は心身の健康に好影響があるんですよね。
顔の筋肉の中でも表情筋は、感情を映 す筋肉とも言われてますので、無表情や不満が習慣になってしまうとたるみやすく老けこみます。
クソが~と思ったら、心にモヤモヤ溜め込まないうちに放出、全開笑顔で口角アップのハッピー筋を活躍させる、ついでに脳をハッピーにさせてしまうと、あら、、いつの間にか顔も心もスッキリ。
自分にお得なのは間違いございません!
『マスクしたまま30秒!! マスク老け撃退顔トレ』
TVでも話題!! マスク老け、マスクこり、たるみにも!!
石井さとこ先生の顔トレがこの一冊に!! 今こそ口もとを楽しく鍛えて、スッキリ!!
この本では、マスク下でできる舌や表情筋のエクササイズを公開。
すべてのメソッドは二次元コードから、やり方がわかる動画が見られます。また、歯科医師ならではのウイルスや菌に負けないための口もと習慣もご紹介。
毎日の顔トレと、新しい口もと習慣でご機嫌な口もとになりましょう!