猛暑を迎えた日本です。
毎年、夏が嫌いになっていく…と、お若い女子もささやく中、どうしても、運動不足、そしてむくみがちになりますよね。
なんだかフェイスラインがもったりした? 横顔を鏡でふと見たら、二重あごに? 太ったわけではないのに…。
実はコレ、最近増えた、お悩みなんです。
肥満だけではないんです! 二重あご、たるみの原因は複合的
メイクを済ませ、完璧な私~なんて浮かれてると、ポンポンと肩を叩くのが意地悪鏡…。ふと見ると、なんだかあご下がもたつく、二重になっている。どうしたらいいのでしょう?
二重あごの原因には様々な要素があります。
加齢による皮膚のたるみ、肥満の皮下脂肪、もともとの下アゴの小ささ、口呼吸、姿勢、そして、表情筋の衰えとあごを下げる筋肉の衰え、舌の位置の下がりも起因しているんです。
加齢だったら、仕方ないんじゃない?なんて諦めてはもったいない。
実際、たるみとか もたつきは自分で毎日、無意識に繰り返すことでじんわりと引き起こしている事が多々あります。ほら、姿勢の悪さとか、口呼吸、バランスの良くない食事に運動不足…。無意識にスルーしていると、たるみが進行~ってことにいつの間にかなっていたりします。
生活習慣が引き起こす二重あご、に気がついてみることで変わる!
食事の内容が柔らかく喉ごしの良いものが多かったり、LINEやSNS等でお付き合いを適度にスルー、コロナ禍以降に会話をする事が少なくなった等、口もと周りの運動が減ると、表情筋が衰えるばかりか噛む筋肉や会話する時に働く咬筋も衰えます。この筋肉が衰えると、二重あごゾーンの筋肉、顎舌骨筋も連鎖的に衰えモードに突入します。
この顎舌骨筋や顎二腹筋、称して顎舌骨筋群はアゴを下げる筋肉ですが、嚙む筋力が衰えると脂肪とともに落ちていきます。つまり、口もとの運動や生活習慣の見直しで、二重あごやフェイスラインのたるみをずいぶんと食い止めることができるのです!!
嚙む筋肉・咬筋を働かせる。アゴを下げる筋肉動かす。全部やっちゃいましょう☺
自分の生活の中で、顎舌骨筋群を動かすことが足りてない?と感じたら、チャンス✨
意識するだけで変化していきます。見た目も健康もアップグレードしたりします。
まず、咬筋への意識。
ちょっとだけ奥歯で嚙みしめた時に頬を触るとぴくぴくと動く場所です。ちゃんと動かすとちゃんと答えてくれる可愛い筋肉なんですよ。
もう一つ、顎舌骨筋。
あごの真下辺りに集まってます。口を閉じた状態で唾液を飲み込むとぴくぴく動く、これまた可愛い筋肉なんです。
どちらも意識して動かすとちゃんと答えてくれるありがたい筋肉達です。
私の推し✨「ガム押しトレーニング」で、二重あごとたるみを撃退!
今回は、私の推し✨グッズを使って、二重あごとたるみにアプローチするセルフトレーニングをしましょう。用意するのはガム1個。キシリトール入りならいいですね。
まずは、咬筋運動。とにかく5分、ガムを良く噛む。できたら、左右交互20回ずつ意識して、味が無くなるまで、噛んでくださいね。ほら、唾液力もアップするでしょ?
頬に触れると、咬筋が楽しそうに活動してます。
味がなくなったら、舌でガムを丸めて、上あごにギュッと平たくしながら押し付けます。
押しつけてぺったんこになったガムを口を閉じた状態で舌で10回押します。
この時、歯を押さないように注意しましょう。上の口蓋という場所のみ、舌で押します。
舌で押している時に、アゴ下を触ると舌の動きと連動して顎舌骨筋たちがぴくぴくと動いてくれているのを確認できます。
この運動のもう一つの立役者は、舌です。舌は根元から顎舌骨筋と繋がってますし、咬筋を動かすと舌がくねくねと動いて連動します。このセルフトレーニングで、舌の下がりも予防できるから二重あごやたるみ予防と同時に口呼吸やオーラルフレイル予防になっちゃいます。咬筋、顎舌骨筋、舌の筋肉を効果的に鍛えて、フェイスラインもスッキリと!
毎日の生活の中で、表情筋や顎舌骨筋を動かす意識が欠けてるなと感じたら、嚙む運動、動かす意識のトレーニングを週に2、3回行って習慣化していくと、良い変化を起こしていくことができるでしょう。唾液力もアップして、体の内側から元気になっていくことを感じていけたら歯ッピーですね☺
『マスクしたまま30秒!! マスク老け撃退顔トレ』
TVでも話題!! マスク老け、マスクこり、たるみにも!!
石井さとこ先生の顔トレがこの一冊に!! 今こそ口もとを楽しく鍛えて、スッキリ!!
この本では、マスク下でできる舌や表情筋のエクササイズを公開。
すべてのメソッドは二次元コードから、やり方がわかる動画が見られます。また、歯科医師ならではのウイルスや菌に負けないための口もと習慣もご紹介。
毎日の顔トレと、新しい口もと習慣でご機嫌な口もとになりましょう!