今年は暖冬かと思いきや、寒い2月でしたね。春が待たれます。
先日、我が家の冷蔵庫の片方の扉の開閉音が、いよいよ耳に障るくらいになりました。家族が開閉部位に油を塗ったら無音になりまして、もっと早くやっときゃ良かったと胸をなでおろしました。
あの、ギーギー音は相当不愉快でした。
そう言えば、歯科医師だった祖母が、「油断大敵というけれど、体も油が切れると体調を崩すわよ」と、時々オリーブ油(祖母はオリーブオイルをこう言ってた)を調理したものにひとさじ入れていたことを思い出します。そのおかげもあったのか、祖母は良く働き、元気で体もしっかりと動いていた記憶があります。
油断大敵の本来の意味は、別に油切れして失敗を招くというものではないのですが、油といえば祖母の姿が浮かびます。
年齢を重ねると、体の関節が痛くなるとか炎症が起こりやすくなるということをよく耳にしますね。歯科の分野では、顎関節症があごの関節の炎症です。
医療機関に来院されるのは女性が多く、その患者さんに合った治療をする事が多いです。顎関節症は、老化というよりも生活習慣や癖などで発症しますが、女性ホルモンの低下で軟骨のすり減りに影響が出るため、中高年女性は注意が必要です。
私も時々自分のアゴの開閉音を聞くことがありますが、そんな時はほぐしたり、姿勢をリセットするように心掛けています。あとは、給油です。
こすれるな~と感じたら、オリーブオイルを意識してとる
鮭やマグロ、クルミ、亜麻仁油など体にいいといわれる油は、関節の機能に必要な潤滑油で、防錆潤滑剤ともいわれています。関節の動きが滑らかだと、老化に伴う軋みとか擦れも少なくなります。
私は何となく関節がこすれるな…、イメージとしては動かすとギーっと音が聞こえるような感覚があったら、油断大敵警報と感知して、エクストラバージンオリーブオイルを意識して取り入れます
オリーブオイルはサラダに入れるだけでなく、納豆にも小さじ一杯入れます。意外といけます。パンも塩とオリーブオイルで食べたり、スープに数滴入れたり、トマトサラダはもちろん、カルパッチョなら大体のお魚が合います。これでおよそ、1日大さじ3杯弱の給油ができます。
亜麻仁油も体に良いと思いますが、私は苦いのが少し苦手だったのでいつの間にかオリーブオイル給油になりました。
記事が続きます天然の痛み止め作用も期待できるの?
オリーブオイルの成分の中に、オレオカンタールという天然のポリフェノールが含まれていますが、これは抗炎症作用があると同時に軟骨の保護効果、鎮痛効果まで期待できるといわれています。美味しく食べて、生活の中に無理なく取り入れることで、関節の不調を滑らかに改善していけたらと思います。
給油して、調子が上がったら『マスクしたまま30秒!! マスク老け撃退顔トレ』の顔トレ9「かみしめほぐし」をします。
歯ぎしりのストレスや奥歯をかみしめて我慢することにさようなら。こめかみ付近、側頭筋エリアを指の腹でゆっくりとほぐしましょう。静かに目を閉じてリラックスモードに。
なんだか軋む?ギーっと鳴ったような気がしたなら自分の顎関節にもお疲れ様と言ってあげてくださいね☺
『マスクしたまま30秒!! マスク老け撃退顔トレ』
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