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骨を刺激で丈夫にする「骨コツコツ体操」足踏み&手と腕/「死ぬまで歩ける骨」づくり②

1回1分たたくだけ! コツコツ体操

骨を丈夫に育てるには、骨に適度な刺激を与えることが大事。骨の健康を維持するために、いつか…ではなく今すぐ「骨活」をスタートさせましょう。

 

今回の話を伺った先生


中村光伸さん
Koushin Nakamura

光伸メディカルクリニック院長。整形外科医、医学博士。近年、注目の若返りホルモン「オステオカルシン」の研究を進め、骨の強化と全身の機能回復を両立する「骨たたき体操」を考案。近著に『医者が考案した骨粗しょう症を防ぐ1分間骨たたき』(アスコム)がある

 

 

骨は刺激で丈夫になる!

筋肉を鍛えるのと同様、骨も負荷をかけると骨づくりが活発になります。しかもコツコツと小さな振動を与えるだけ! ポイントは大きな骨の縦方向に、筋肉が薄い場所で刺激を与えること。体操はひとつが1分程度。一度にまとめてでも、何回かに分けて行なってもOKです。

 

 

立ってその場で「足踏みコツコツ」

真っすぐに立ち、両足を交互に動かして、その場で足踏みをします。足を地面につくときは、かかとから落とすようにして、骨に振動を伝えます。1クール10回、1日合計100回を目安に!

ブラトップ¥9,000・レギンス¥10,500/ゴールドウインカスタマーサービスセンター(ダンスキン)

 

姿勢を正して、その場で足踏みをします。背すじを伸ばすことで、上半身の負荷がかかり、効率よく骨に刺激を与えることができます

 

姿勢が悪いと効果は半減!

前のめりの姿勢で足踏みをすると、足が高く上げられず、上半身の負荷がきちんと足に伝わらないので刺激が少なくなってしまいます

 

オプションをプラス!「手と腕コツコツ」

余裕があったら、腕の体操も加えてみましょう。両手のひら同士をぶつけ合わせたり、上腕をまんべんなくたたいたりして、前腕と上腕、腕全体に刺激を与えます。それぞれ10回ずつを目安に!

椅子に座り、胸の前で手をたたきます。ポイントは手のひらの下側の硬い部分をぶつけること。指先だと骨への刺激が期待できません

 

ひじ以外の上腕を、場所を変えながらまんべんなくたたきます。たたく手は、こぶしの手のひら側でも小指側でもOK。左右同様に

 

 

撮影/フルフォード海 ヘア&メイク/木下庸子(プラントオパール) モデル/佐藤 純 構成・原文/山村浩子

 

 

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