「基本の歩き方」が正しくできるようになったら、階段の上り下りも意識してみましょう。体のクセが改善されているので、無理なく歩けるはず。
お話をお伺いしたのは
森 拓郎さん
Takuro Mori
運動指導者。「rinato」にてボディメイクやダイエットを指導。著書に『いつものウォーキングが最強のボディメイクに変わる! やせウォーク4週間プログラム』(扶桑社)など
正しい階段の上り下りは…
「階段を上るとき前かがみの人が多いですが、それだと前ももを使いすぎ。階段では片脚だけでなく逆の脚も使う意識を持ちましょう。
上るときは足をつくと同時に反対の太ももを上げるイメージで、体を真上に引き上げます。下りるときは、なるべく音を立てないようにつま先からつくと、足への負担が軽減」
「前の段に足をつくと同時に、反対側の太ももを引き上げます。はさみの刃が交差するようにスタスタ上りましょう。腰を押し出し、骨盤を少し前傾させるとうまく上れます」
「ドスドス音がするのはそれだけ衝撃が強く、太ももへの負担が大きい証拠。なるべく音を立てず、優しく足をつきましょう。体幹の力を抜かず、姿勢を真っすぐに保つのがコツ」
撮影/城 健太(vale.)<人物> ヘア&メイク/木下 優(ロッセット) モデル/鈴木サチ スタイリスト/工藤満美 取材・原文/和田美穂
※この記事はMyAge2020年冬号に掲載されたものです。
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