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合わない椅子や枕で姿勢は悪化! 簡単な微調整の方法は?/生活習慣で姿勢を改善<4>

毎日の睡眠や長時間のデスクワークで、姿勢の悪化を起こさない方法を、理学療法士の山口正貴さんに教えていただきました。

 

椅子や寝具はタオルで微調整を

「長時間のデスクワークや睡眠時は、机や椅子、寝具が体に合っていないと、姿勢の悪化の原因に。タオルを上手に活用して、姿勢のサポートを!」

●合わない机と椅子に要注意!

合わない机と椅子に要注意!

デスクワーク時の姿勢は、ひじ、股関節、膝がそれぞれ90度になるのが理想。机と椅子の高さを調整し、場合によっては、背中部分にタオルを入れて、姿勢をサポートするのもいいでしょう

 

●枕には首と背中を支える工夫を

枕には首と背中を支える工夫を

たたんだタオルを枕の左右に1〜2枚ずつ置き、首の部分に丸めたタオルを当てます。するとあお向けのときは首が支えられ、横向きのときにも、首を真っすぐ保つことができます

 

姿勢の改善は生活習慣から

姿勢を改善するためには、まずは毎日の生活習慣の見直しから!

 

「ポイントは体にかかる“ストレスを上手に逃していく”こと。そして、少しずつ“よい姿勢の時間を長くする”ことです。こうすることで、体がこり固まるのを防ぎ、背筋を鍛えることができます」(山口正貴さん)。

 

この毎日の小さな積み重ねが大きな差に!

 

 

教えていただいたのは

山口正貴さん 理学療法士

山口正貴さん
Masataka Yamaguchi

1980年生まれ。東京大学医学部附属病院リハビリテーション部 理学療法士。2016年の研究論文で日本理学療法士学会の第8回優秀論文表彰で優秀賞を受賞。著書に『背骨の医学』(さくら舎)、『「ねたままストレッチ」で腰痛は治る!』(集英社)など

 

■『「ねたままストレッチ」で腰痛は治る!』の詳細はこちら

 

 

撮影/高山浩数 イラスト/おおさかあゆみ 構成・原文/山村浩子

 

 

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