前回の「乳がん手術後 ブラジャー問題 」は想像以上に反響が大きく、たくさんの方に読んでいただけたようです。Yahoo!ニュースにも転載いただいたことで、「私はこんな工夫をしているよー」といったコメントもたくさんいただくことができました。
いやあ、あらためてみなさん、それぞれにあったやり方を工夫されていますよね。
これからも頑張りましょうね!(感涙)
あなたは腕立て伏せができますか?
話は変わるのですが、あなたは腕立て伏せができますか?
実は私はほとんどできません。膝をついてであればそれっぽい動きはできるのですが、胸を床に付けることがどうしてもできません。 ずっと見て見ぬふりをしてきたのですが、最近ちょっとだけ自宅で練習を始めました。上半身を手軽に鍛えるには、かなり有効だと教えてもらったからです。
え?どうしてそんな話になったか?ですか?
それは、ここ最近走っていると腰痛が出るようになったせいなのです。
そんなに走っているのにと驚かれますか?
その理由をご説明しますね。
体を動かしていても上半身の筋肉量は足りない?
この夏はとにかく暑くて、ほとんど走れない日が続きました(さぼったともいう)。月間走行距離(1か月の間に走る距離)もだだ下がり。
そんな中で、久しぶりに走ったところ、あれ?なんだか腰が痛いんだけど、なぜ??
そんなことが数回続き、知り合いに誘われていわゆる筋トレ的なトレーニングイベントに参加してみたところ、どうも上半身の筋肉がかなり弱い、ということがわかりました。 日常的に走っているので下半身の筋肉はかなりあるようなので、身長も166cmとそこそこあることもあって 、むしろかなりアンバランスらしいのです。
そこでやった一つが、件の腕立て伏せ。
情けないほどできなかったことを、告白させていただきます。
筋トレも有酸素運動もバランスよく継続的に
意外に思われるかもしれませんが、ランナーは上半身が弱い人が割と多いです。男性はそこまででもありませんが、女性は体質的に、男性に比べて筋肉が少ないケースが多いということも原因のようです。確かに、大人になってジムにでも通わないと、腕とか背中とかを具体的に鍛える機会はあまりないですもんね。
こんな風に、上半身(大胸筋とか)の筋力が弱いと、ランニングする時に上体がブレるというか揺れやすく、骨盤あたりに負担がかかると言われています。ただ、私は走るときの姿勢はむしろ良すぎるくらいなのでそこまで気にしていなかったのですが、やはりそれだけでは足りなかったようです。
特に今年のように猛暑で走行距離が減りまくっていると、全体の筋肉量も落ちるので、影響が顕著に表れたということなのでしょう。 確かに、思い返すと、風邪をひいたりしてしばらく走れないと腰が痛いな、ということは今までもありましたし。
というわけで、冒頭の腕立て伏せなのです。
ここ数年走ることが習慣になり、自分では十分すぎるくらい運動しているつもりでしたが、何となく運動しているだけでは足りないこともあるのだな、とあらためて思いました。
し過ぎもダメだけど、バランスも大切なのだな、と。
そして、継続することも大事なのだなとも。
乳がん手術後に継続している「ホルモン療法」による更年期障害に似た症状 には、有酸素運動がいいと言われていたので、ついそちらを優先していました。でも、筋肉を鍛えることも基礎代謝を上げるだけでなく血行をよくするので、自律神経によい効果が期待できるそうです。
腕立て伏せが何回かでもできるようになったら、更年期障害に似たホルモン剤由来の私の不調も、もっと改善するのかもしれません。
まさに、「筋肉は裏切らない?」
無理のない範囲で続けてみようと思っています。