受診、即検査ってまずくない⁈
予約も紹介状もなく、いきなり朝一番に真剣な顔でやってきた私に病院の受付の方も面食らったようでしたが(本人必死で自覚無し)、症状を訴えると緊急性も理解頂いたようであれこれ調整してくださり、無事に診察の順番に入れてもらうことができました。
待つことしばらく、現れたのは可愛らしい女医さん。乳頭から血が出ているということを再度伝えると、触診のあと、左にもしこりがありますね、可能なら今日すぐに検査しましょう、できますか?と言われてしまいました。
えーっ!左もなの?
それってやっぱりまずいってことよね??
頭ぐるぐる...
不安は増すばかりです。
おっぱいは血液からできている
乳頭から血が出ることを「血性乳頭分泌」というそうです。
乳房の中には母乳を作るための小葉、その母乳を乳頭に送るための乳管があります。そして実は母乳の原材料は血。そうです、母乳は血液から作られているのです。(ちなみに赤くないのはヘモグロビンが含まれないからです。)
もちろん、常に母乳や血が出るなんてことはありません。多くの場合は出産の際に必要とされる機能ですから、そうでない場合に急に何かが分泌されるということは、その一連の流れのどこかの機能がおかしくなっている可能性が高い、ということのようです。
よくある原因が、乳管内乳頭腫という良性の腫瘍。
でも、これが悪性だと乳がんという診断になること、そして片方に出ている場合は反対側の乳房にも可能性があるのだと教えてもらいました。
5mmの腫瘍が2つも!
マンモグラフィーと血液検査はクリアしたものの、エコー検査はアウト。
左右の乳房どちらも乳房の先あたりに5mmくらいの塊が発見されました。なんと両方だなんて・・・。
右はその塊が乳管にも繋がっているように見えるので、たぶん血はそこからだろうという話でしたが、それよりも良性か悪性かが問題です。
だって悪性だったら、がんということですから・・・。
不安はさらに積みあがるばかり。
とにかく翌週細胞生検を行うことになりました。