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日光浴でビタミンDを合成し、感染症のリスクを減らそう!/大谷義夫先生の<即、実践できる「のど活」10カ条②>

「のど活」10カ条その1〜その4までご紹介した前回に引き続き、今回は感染症のリスクを減らす、日光浴や加湿器など、その5〜その7までご紹介します。

 

教えてくださるのは

大谷義夫さん
Yoshio Otani

呼吸器内科医。池袋大谷クリニック院長。東京医科歯科大学呼吸器内科医局長などを経て、2009年より現職。呼吸器内科のスペシャリストとしてメディアでも活躍

 

 

その5 1日20分の日光浴が感染症のリスクを減らす

 

ビタミンDは風邪やインフルエンザ、気管支炎や肺炎などの感染症の予防に役立つという研究報告があります。日光浴をすると、ビタミンDは体内で合成されます。

 

紫外線の量は季節や地域で異なりますが、関東なら1日20分を目安に太陽の光を浴びましょう。

 

 

その6 マスクの扱い、うがいは正しく!

 

コロナ禍でマスクの着用がすっかり定着しました。ただ、注意したいのは、マスクの表側には触らないこと!

 

「もしもウイルスが付着したら、数日間は生存すると言われています。日中、マスクのずれを直したり、外すときも、表面には触らないのが鉄則。

 

また、日常的なうがいには水がベター。京都大学などの研究グループの実験で、風邪などの感染症予防の効果は、ヨード系うがい薬を使った場合よりも、水だけのうがいのほうが高かったという結果が出ています」

 

その7 加湿器やのど飴も有効

 

感染症を予防し、のどの機能を高めるには「保湿」が重要。加湿器で部屋の湿度を保つほか、のど飴をなめるのも有効です。唾液が多く分泌されてのどを潤すだけでなく、ハーブなどの成分による効能も期待できます。

 

 

イラスト/macco 取材・原文/山村浩子

 

 

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