スーパーシニアとも称される、今も現役の美容研究家・小林照子さん(86)。その習慣や活動していることとは?
40代~50代は自己愛豊かに生きることが大切ですね
小林さんは何度も高齢者施設などを訪れて、ハンドマッサージや軽いお化粧など、“美容で人を元気づける活動”をしてきました。
「美容の力は偉大で、ほとんどの方が笑顔になってくださいます。でもね、変わらない方もいらっしゃるの。それはたいがい40代~50代におしゃれをまったくしなかった方です。
この頃に自分を大切にして自己愛に満ちた生活をするといいですね。いつも自分は二の次で人に尽くすばかりでは、やがて子どもの独立や定年などで仕事を失ったら、喪失感だけになってしまいます」
高齢になり、若い頃の記憶としてよみがえるのは40代~50代のこと。この時期をいかに充実して過ごすかが老後の心の豊かさにつながると言います。
「健康面で気を遣っているのは、手足を刺激して、血流をよくすることです。私は運動が苦手なので、手のマッサージャーやEMSの電気機器を活用しています。そして趣味の彫刻と、最近、ピアノを始めました。彫刻では6時間立ちっぱなしになりますし、ピアノは左右の手で違う動きをします。これが手足のいい運動になっています。
ほかに毎日、こだわりの水やサプリメントを欠かさないことも、脳や体の健康維持にひと役かっていると思います」
私が習慣にしていること
●手や足を刺激することは脳の健康にも大切
指先までしっかりもんでくれる「レクサム ハンドマッサージャー」¥30,580/マクセル
脚用EMS運動器「もてケアFoot」¥15,180/マクセル
●上質なサプリや水で細胞レベルで酸化防止
<左上>
シリカ含有量世界トップクラスの「のむシリカ」500㎖×24本 ¥4,500/Qvou
<左下>
元気をサポートしてくれる「三寿」¥6,200/ティーエフケイ
<右>
最高級の高麗人参「正官庄 健美力プレミアム」¥15,980/森光
小林照子さん
Teruko Kobayashi
1935年生まれ。美容研究家。大手化粧品会社に33年勤務後、56歳で「美・ファイン研究所」を設立。その後も<フロムハンド>メイクアップアカデミー、青山ビューティ学院高等部を開校。近年は女性リーダー育成のための「アマテラス アカデミア」を開講
撮影/玉置順子(t.cube) ヘア&メイク/松村映里(フロムハンド) 構成・原文/山村浩子