脳の健康寿命を延ばし、認知症を未病の段階からケアする、新しい試みの「健脳カフェ」をご紹介します。
未病のうちから利用できる「健脳カフェ」が登場!
認知症の早期予防や未病の人を見据えた、新しい試みの「健脳カフェ」が誕生しました。
最新医療の裏づけを背景に認知症予防に取り組む「アルツクリニック東京」が主体・監修した、脳の健康寿命を延ばすための施設です。
認知症になる前段階のMCI(軽度認知障害)やもの忘れが気になりはじめた人を対象とした、未病の段階からケアを行う“予防のためのカフェ”です。
専門医をはじめ、各分野の専門家や団体、企業が産学連携で参加して、高齢者の心理学的サポート、患者や家族目線での相談会、予約なしで誰でも参加できる簡単な運動や栄養の勉強会、レクリエーションなどを実践しています。
●健脳カフェ
談話コーナーやレクリエーションルームなどがあり、誰でも参加できる交流会、簡単な体操、絵画教室、栄養教室、囲碁将棋などの、体や頭を動かすプログラムを開催
●東京都新宿区左門町20 四谷メディカルビル1F アルツクリニックPETラボ内
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教えてくれた人
新井平伊さん
Heii Arai
1953年生まれ。順天堂大学医学部名誉教授。アルツハイマー病の基礎と臨床を中心とした老年精神医学が専門。アミロイドPET検査を含む健脳ドックを導入した「アルツクリニック東京」院長。2021年に「健脳カフェ」設立
構成・原文/山村浩子