歯の土台となるあごの歪みを、嚙み合わせ治療で矯正する歯科治療をご紹介します。
お話を伺ったのは
田島 圭さん
Kei Tajima
ヴェリ歯科クリニック院長。日本顎咬合学会認定医。東京歯科大学卒業後、都内の歯科医院勤務を経て開業。米・南カリフォルニアの高度歯科医療を学ぶほか、さまざまな学会や研修に参加。「すぐに抜かない、なるべく削らない、極力痛みのない」治療がモットー
健康と美しさがねらえるパーフェクトな治療
カウンセリングと検査をもとにあごと歯の完成形を模型にし、ゴールを目指して治療を行っている東京・巣鴨の歯科医院。マウスピースや仮歯、歯列矯正などを症状により組み合わせて治療します。
「嚙み合わせ治療であごを同時に正しい位置に矯正します。目標とするのは、あごが中心位(リラックスした状態でバランスよく嚙める位置)になること。前歯と犬歯のポジションを正しくすることも重要で、これにより見た目を美しくするだけではなく、奥歯を守ることにもつながります。
そして、全部の歯で嚙むことができるようにするのが最終的な目標。治療法は、あごが偏位している場合はマウスピースを使用したり、虫歯が多い場合は仮歯をしばらく装着したうえで補綴(ほてつ。失った部分を補う)をし、健康な歯の場合は歯列矯正を行います。これは健康な歯を削らずに治療したいから。早い人だと歯列矯正をしても1年ほどで治療を終えられます」
嚙み合わせ治療では診察とレントゲン、歯型取りを行い、院長自身が咬合器を使って模型を製作
歯列矯正はインビザライン(マウスピース)、ワイヤー、裏側矯正から選べます
東京都豊島区巣鴨3-25-4
☎03-5980-8787
診療時間:10:30~13:00 14:30~19:30、土曜9:30~13:00 14:00~16:00、第1・第3日曜9:30~13:00
休診日:水・第1・第3以外の日曜
完全予約制
嚙み合わせ診断(模型製作費込み)¥33,000(保険適用外)、マウスピース製作費・仮歯・補綴・矯正治療費などは別途
構成・原文/中込久理