整体師の資格も持つ院長が、東洋医学の視点を取り入れ、あごの歪み治療する歯科医院をご紹介します。
お話を伺ったのは
田中利尚さん
Toshinao Tanaka
ケテル齒科醫院院長。日本抗加齢医学会専門医、国際個別化医療学会認定医。日本歯科大学卒業後、勤務医を経て秋田県で開業。2016年に現在地へ移転。整体師の資格を持つほか、難治疾患治療や全身咬合、栄養学などを学び、歯と全身の統合医療を目指している
東洋医学を取り入れ歯と全身の不調を改善
嚙み合わせによる体の不調に悩む患者が、全国から訪れるという歯科医院がここ。
「虫歯ではないのに歯が痛いと訴えて歯科に行く患者さんは実際に多いのです。あごの歪みで嚙み合わせがずれると頸椎に影響を与え、背骨や腰骨へと歪みを起こします。アンバランスになった体を歯がくい止めているのだとしたら、痛みが出ても不思議ではありません。
歯と全身の関係は、それほど密接なのです。嚙み合わせの治療は、症状によりタイプの違うマウスピースを使用。3回の治療で全身の歪みに変化があるかを見極め、不調の原因を探ります。マウスピースであごの機能を回復させたあと、正しいあごの位置で上下左右の奥歯が均等に当たるように治療。
『口腔と脳、体は深くかかわる。歯の嚙み合わせで骨格構造を整え、正しい食事で血液をきれいにすると細胞は生まれ変わる』という東洋医学の視点を歯科治療に生かしています」
体の歪みがわかる姿勢分析器と、体内の状態を4分で簡易検診できる通電式スキャナー
人間工学に基づいて設計された診療台。リラックスした状態で治療ができます
東京都港区西麻布4-22-10 プレステージ西麻布3F
☎03-3486-0648
診療時間:10:00~12:30 14:30~18:30、日曜10:00~12:30
休診日:月曜、祝日
完全予約制、保険外診療
顎関節症・アンチエイジングセンター併設
マウスピース治療¥330,000~診察料・補綴料などは別途
構成・原文/中込久理