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だるい、調子が出ない…。なんとなく不調なときに医師たちがやっていることを聞いてみた<素敵ドクターズ100名の養生>

エネルギーあふれる医師たちにも、「だるい」「調子が出ない」と感じるときがあります。そんな“なんとなく不調”の日は、調子を上げるためにどんなことをしているのでしょう? OurAgeが誇る100人の医師たち「素敵ドクターズ」に取材しました。

抗酸化作用のあるビタミンCで、早めの対策を

 

「だるい」「調子が出ない」と感じるときに、多くの医師が頼っていたのがビタミンC。

 

「サプリなども活用してビタミンCを多めにとる」(飛田砂織先生)、「高濃度のビタミンC点滴をする」(姫野友美先生)など、多くの医師が、「まずはビタミンC」と挙げていました。抗酸化作用のあるビタミンCで、だるさや疲労へアプローチしているようです。

また「ビタミンC点滴や乳歯髄点滴を定期的に行っているので、基本的に調子が悪くならない(笑)」(今泉明子先生)との声もあり、普段から予防的にとっている医師もいました。

 

ここからは、「だるい」「調子が出ない」と感じたときの医師の養生法をさらにご紹介します。

 

体調に合ったアロマオイルを、ひたすら嗅ぎます!

石井さとこ先生は、香りを味方につけて不調を解消。

 

「そのときの体調に合わせて、アロマオイルの香りをひたすら嗅ぐ! 肌につけてマッサージすることも。最近は、SHIGETAのディープブレスがお気に入りです。季節の変わり目に、浅くなりがちな呼吸を落ち着かせてくれます」(石井さとこ先生)

SHIGETAのエッセンシャルオイル

 

石井さとこ
石井さとこさん
歯科医師・口もと美容スペシャリスト
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歯科医・口もと美容スペシャリスト。 ホワイトホワイト デ ンタルクリニック。歯のホワイトニングを日本で広めた第一人者。明るく、フレンドリーなキャラクターから「さとこ先生」と呼ばれ親しまれている。 女性歯科医師ならではの、歯と体を美しく保つための食事や、歯が美しく見える口元メイクについてのアドバイスに定評がある。 女優・モデル・タレント・アナウンサーなど、多数のビューティーセレブからの信頼も厚い。著書に『マスクしたまま30秒!! マスク老け撃退顔トレ』。テレビなどメディアで話題に。    

プラセンタ、漢方で内からじわじわと効果を実感

体の内側からアプローチしているのは、土屋眞弓先生。

 

「だるいと感じたらプラセンタの注射を。また、漢方も活用していて、疲れやすいときに効果的な補中益気湯や、気分が上がらないときは半夏厚朴湯などを飲んでいます」(土屋眞弓先生)

土屋眞弓
土屋眞弓さん
婦人科医、美容皮膚科医
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土屋産婦人科院長および目蒲病院理事長。土屋産婦人科では、婦人科一般、美容皮膚科診療担当。“Total Care For Women” 、女性のライフスタイルを総合的にサポートしたいと考えている女性のためのクリニックで、東京都練馬区で産婦人科・婦人科・美容皮膚科の診療・治療をしています。1959年の開院以来、2代目として地域に密着した、患者さんに負担のない診療を心がけています。

 

盆栽に集中! ストレッサーから脳のフォーカスを外す

医学的な知識をベースに、富永喜代先生はこんな対処法を。

 

「盆栽に集中する! ベランダで黒松盆栽を育てているのですが、一芽一芽、成長と出来上がりを想像しながらハサミを入れるので、作業中は集中して我を忘れます。疲れやストレスからだるいと感じている場合、脳がストレスの原因に焦点を当てていて、そこから抜け出せない状態だと考えます。とはいえ、ストレッサー本体の除去はなかなか難しいもの。私にとっての盆栽のように、脳のフォーカスを外して他のことに目を向けることで、リフレッシュを図ります。これは慢性痛に使う、認知行動療法の応用なんです」(富永喜代先生)

 

盆栽いじりをする富永喜代先生

富永喜代
富永喜代さん
麻酔科医
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富永ペインクリニック院長。医学博士。日本麻酔科学会専門医。 1993年より聖隷浜松病院などで麻酔科医として勤務、2万人を超える(通常1日2名のところ、1日12名)臨床麻酔実績を持つ。2008年愛媛県松山市に富永ペインクリニックを開業。痛みの専門家として全国でも珍しい性交痛外来を開設し、1万人超のセックスの悩みをオンライン診断している。性に特化したYouTubeチャンネル『女医 富永喜代の人には言えない痛み相談室』は、チャンネル登録者数28万人、総再生数は6600万回超。SNS総フォロワー数44万人。真面目に性を語る日本最大級のオンラインコミュニティー『富永喜代の秘密の部屋』(会員数1.6万人)主宰。『女医が教える性のトリセツ』(KADOKAWA)など著書累計98万部。

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気象変動による不調には、鎮痛剤や頭痛薬などを服用

武田安代先生は「気象病」を自覚していて、天候に合わせて対策をしているそう。

「気象病で天候が体調に影響するので、不調を感じたらアプリをチェック。気象変動によるものであれば、鎮痛剤や片頭痛薬、めまい薬などを服用するようにしています」(武田安代先生)

武田安代
武田安代さん
わかばクリニック院長
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医療法人社団 健徳会 わかばクリニック 内科・皮膚科・美容皮膚科医 2020年にわかばクリニック院長に就任。 長年の経験による豊富な知識、 確かな診断、技術に定評がある。日本美容皮膚科学会正会員、サーマクール認定医、抗加齢医学会専門医、日本皮膚科学会正会員。 「クリニック、仕事で力を入れていることは、ご予約からクリニック滞在中、アフターケアまで安心して通っていただくよう、カウンセリングでは主観的にならないよう傾聴し、個々の患者さまの希望に最もよい治療法を探して施術し、その期待に応えられるように努めています。 趣味は、旅先の非日常空間で風景を眺めたり、人間ウォッチングをすることです」

 

短時間でも瞑想の時間をとると、仕事に集中できる

どこでもできるこんな方法で集中力をアップしているのは、廣瀬嘉恵先生。

 

「短時間の瞑想を。体の調子が悪かったりすっきりしないときは、短時間でも目をつぶって仮眠の時間をとります。瞑想と言って一般的にイメージされるような、座禅を組んで精神統一する状態ではなく、目を閉じてゆっくり深呼吸する程度のニュアンスです。精神的なリラックス&リフレッシュに効果があり、再び仕事に集中できるようになります」(廣瀬嘉恵先生)

瞑想する廣瀬嘉恵

廣瀬嘉恵
廣瀬嘉恵さん
医学博士。 銀座よしえクリニック 総院長
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1995年、東京大学大学院医学研究科修了。東邦大学付属大橋病院皮膚科勤務を経て、2003年、医療法人社団 優恵会 銀座よしえクリニック大岡山院(旧ひろせ皮フ科)開設。2015年、銀座よしえクリニック総院長に就任。銀座・大岡山・表参道・都立大学・新宿・池袋・横浜・六本木の8つのクリニックを展開。著書に『美容皮膚科医が本気で教える肌の悩み別対処法 「若いね」といわれる美肌づくり』(角川フォレスタ)。

素敵ドクターズとは?

「素敵ドクターズ」とは、over42歳のOurAge世代で、若々しくイキイキと輝いている医師たちのこと。超多忙なはずなのに、ずっと美しく健康でいられるのはなぜ? 皮膚科、婦人科、歯科、形成外科など、それぞれの専門知識を生かしたアドバイスから、本人が実践していること、愛用の私物まで惜しみなく教えてくれる100名の医師たちです。

素敵ドクターズのindexはこちら

 

取材・文/野々山 幸(TAPE)

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