「脳を冷やす」ことに注目した枕「ブレインスリープ ピロー」。
寝つきが悪い、寝汗が出るなど、更年期特有の悩みも助けます
なかなか寝られない、途中で目が覚める、朝起きても疲れが取れていないなど、40代、50代になると増える睡眠のトラブル。
そんな悩めるOurAge世代のために、最新の睡眠アイテム情報をお届けします。
今回ご紹介するのは、脳と睡眠研究によって生まれたという枕「ブレインスリープ ピロー」です。
枕は、睡眠の質を決める重要なアイテムですが、なかなか合う枕がなくて困っている人も多いかもしれません。
睡眠の質にこだわって作られた「ブレインスリープ ピロー」、どんな枕なのかを探ってみました。
ベストセラー書籍『スタンフォード式 最高の睡眠』の
メソッドを集約して生まれた「ブレインスリープ ピロー」
ブレインスリープは、専門家と連携した睡眠研究、オリジナルプロダクト開発など、睡眠に特化した事業を展開している睡眠ベンチャー企業。
累計発行部数33万部超えのベストセラーである書籍、『スタンフォード式 最高の睡眠』（サンマーク出版）のメソッドを集約して作られたのが、今回ご紹介する「ブレインスリープ ピロー」です。
●ブレインスリープ ピロー ￥33,000／ブレインスリープ
高さは、LOW、 STANDARD、HIGHの３種類があります。
「ブレインスリープ ピロー」は頭部の温度が上がりにくく、
眠りはじめの「黄金の90分」の睡眠を深くするのを助けます
睡眠時間を十分に取ることがいいのはわかっているものの、忙しくてなかなか十分な時間を確保できない、という人にとって大切なのは睡眠の「質」を高めること。
そして『スタンフォード式 最高の睡眠』では、睡眠の質を高めるには、「黄金の90分」＝「眠りはじめの90分」の睡眠を深くすることがポイントと述べられています。
医学的に、体は休んでいるが脳が活動している状態を「レム睡眠」、体も脳も休んでいる状態を「ノンレム睡眠」と呼ぶことは、一般的に知られるようになってきたので、ご存じの人も多いと思います。
寝ついた後すぐに訪れるのは深い「ノンレム睡眠」で、とりわけ最初の90分は最も深いレベルの眠りであり、このときに深く眠ることができれば残りの睡眠の質もよくなる、と研究結果でわかっています。
そのためのひとつの方法としてすすめているのが「脳を冷やすこと」です。
脳を冷やすためには、寝床内の温度と湿度を適正に保つことが重要ですが、「ブレインスリープ ピロー」は、90％以上が空気層でできているので、睡眠時に発生する熱や湿気がこもらず、ほかの枕より頭部の温度が高くなりにくいそう。
「ブレインスリープ ピロー」の中身は90％以上が空気層です
ウレタンやフェザーの枕と「ブレインスリープ ピロー」を使ったときの、「頭部の温度」をサーモグラフィーで比較する実験をしたところ、下のように「ブレインスリープ ピロー」は、ほかの素材の枕を使ったときに比べて頭部表面の温度が低くなることがわかりました。
そして「放熱量の変化」を、ウレタン素材の枕と比較した実験では、下のように、「ブレインスリープ ピロー」はウレタン素材の枕より放熱量が高いので、熱がこもりにくいことも明らかになっています。
これらの機能があることで、以下のグラフのように、「ブレインスリープ ピロー」を使うと、一般的な機能性枕を使ったときよりも、睡眠の質を決める眠りはじめの90分に、最も深いレベルのステージ３の睡眠の割合が増えたという結果も。
「ブレインスリープ ピロー」は一般的な機能性枕と比べて、睡眠の質を決める第１周期（黄金の90分）のノンレム睡眠において、最も深い睡眠である「ステージ３」の割合が高いことが確認されました
暑い時期は、枕がムシムシして暑苦しくて眠れないものですが、更年期になってホットフラッシュの症状がある場合は、寝汗をかきやすくなるので、暑い時期でなくても頭がカーッと熱くなってなかなか寝つけずに困った経験がある人も多いと思います。
そんな更年期世代にとっても、頭部の温度が上がりにくいこの枕は魅力的。
特許を取得した３層×７グラデーション構造で、
オーダーメイドのようなフィット感と快適な眠りが得られます
また、見た目はシンプルですが、中身はかなりこだわって作ったという３層×７グラデーション構造による設計。
頭の大きさや重さに合わせてフィットする“アジャスト層”と、頭や首をしっかり支える“サポート層”、下からも空気が抜ける“ベース層”と、繊維が異なる３種類の樹脂が重なった、理にかなった構造になっています。
上から順に、ふんわり柔らかく頭の形に調整するアジャスト層、頭・首をしっかり支えるサポート層、硬く下からも空気が抜けるベース層となっています
“アジャスト層”は最も柔らかく、７日間かけて頭になじんでいき、眠るたびに、枕自体が頭の大きさや重さにフィットして形が変化。
使うたびにオーダーメイドのような、睡眠に適した自分だけの枕になっていくというのもうれしいポイントです。
また、７グラデーション構造とは、硬さの違う７つのパートが、自然なグラデーションになるようにつながっている構造のこと。
真ん中がいちばん柔らかく（ソフト）、左右の端に行くほど徐々に弾力が高まる（ハードになる）仕様です。
この７グラデーション構造により、あお向け、横向き、うつ伏せと、どんな寝方にもフィットして、寝返りもサポート。
90％以上が空気層でできているので、抜群の通気性で湿気がたまらず衛生的。
さらに、カバーの洗濯はもちろん、中材も水洗いOKで、速乾性も高いので、清潔に保つことができます。
40代、50代の更年期世代にはうれしい機能が満載！
新発想のこの枕、自分に合う枕が見つからなくて困っていた人も、試してみませんか？
取材・文／和田美穂 取材協力、写真・資料提供／ブレインスリープ
