お正月の箱根駅伝を見ていて、番組のところどころに挟まれている昔の映像の一コマ。モノクロの時代で、選手の履いていた靴が破れたのか、紐がちぎれたのかは定かではありませんが、その選手は履いていた靴を脱ぎ捨て、裸足で走り始めます。
今は屋外はもちろん、室内でも裸足ではなく、足を保温し、安全性のために何かしら履いていますよね。いつも何を履いていますか?
冬場の私の足元は、靴下を履いてブーツ型のルームシューズを履いています。夏場は素足に布ぞうりとかが多いでしょうか。
手は、さまざまな場所を触り感覚を得たり、作業をしてくれていますが、こと「足裏」に関しては昔ほど、直に何かに触れる機会が格段に減っている気がします。
自然に触れる。自然に帰る。
それもここ数十年のこと。
靴や靴下で温度調整でき、テクノロジーに守られることで安全に怪我なく快適に室内、屋外で生活できますが、本能は、ココロの底では長い間暮らしてきた自然環境を求めているような気がしています。
その証拠に現代では、便利さと引き換えに動かない生活、いつまでも明るい光の下で際限なく仕事や遊びができることでの寝不足。そこから引き起こされるカラダの不調、メンタル不調と、当たり前の生活が自分の不調を招いているのです。
それこそ昔の人たちにはなかった不調が次々と起きています。
そんな不調を起こす前に、ほんの少しでも自分が元の生活に戻れる時間をつくることか必要ではないでしょうか。
真っ先に行ったのが「アーシング」。
アーシングとは、裸足で地面に立つことで、カラダに帯電している電気を放電していくというもの。土の上だけでなく、浜辺でも芝生の上でもよく、グラウンディングとも呼ばれたりします。
人間のカラダの中には、知らず知らず携帯電話や電化製品の電磁波が滞留することで、頭痛やカラダの不調を引き起こすのではないかと考えられているそうです。
それをリセットするのが目的です。
アーシングをすることで、睡眠の質の向上や疲労回復、血流の改善、自律神経の安定などが期待できるようです。
寒い時期に裸足で地面に触れるのは、ちょっと勇気がいりますが、長くは難しくても足裏に感じる冷たさなども含め、新鮮な感覚を味わうことができます。
身近にできる適当な場所がないのであれば、天気のよい日に朝散歩とセットにして、公園などでしばし裸足で歩き回るのもいいのではないでしょうか。
たまには自然に帰り、自分のカラダとココロを開放してあげてくださいね。
今宵も良い眠りを。
眠りの力があなたを変えるネムリノチカラ代表、快眠コンシェルジュのヨシダヨウコでした!