知識を持って、ポジティブに向き合ったもの勝ち!
正しく知りたい「更年期」
「更年期って何?」「私って更年期なの?」「このつらさ、いつまで続くの?」etc。40代、50代といっても年齢によって、また人によって、更年期についての知識や、現れる症状にはかなり差があります。
ホルモンのバランスがくずれることで、実は誰にでも来る更年期は、不調の感じ方や症状の程度に差こそあれ、私たちの体に大きな影響を及ぼします。今と将来の自分の健康を考えるために、ここでしっかりと更年期のこと、学んでみませんか?
ここでは、Part1~4に分けて、更年期前の不安の解消から閉経以降の体の若さを保つために実践したいことなどをお伝えします。
今回は前回に引き続き、更年期の始まりについて先輩方4人の体験談をご紹介します。
Part1
まだ更年期世代に入っていない人も必読!
更年期前の漠然とした不安を解消します!
そろそろ更年期かなと予感している人、症状が重いとイヤだな…と心配していませんか? 今のうちに正しい知識を持っておけば、心の負担が減って余裕が生まれるはず。人生の先輩の体験談や、医師の解説をぜひ参考に!
一般的に、更年期は45~55歳の間といわれていますが、実際にやってくる時期は人それぞれ。これから何が起こるんだろう…と心配なあなたへ、知っておけば安心、な知識をお伝えします。
もしかしてこれが更年期?
私の始まりはこうでした
■40歳の時。
子宮筋腫があり、頭痛や出血の多さを
ドクターに相談したところ、「 お年頃」と言われました。
皮膚が弱くなったり、発汗もありました。
(57 歳・主婦)
■47歳の時。
なんだかつねに頭皮が熱くて
気持ち悪く、帽子をずっと
かぶっていられないような感じに。
そんなときに、人が帽子をかぶっているのを見ると、
なぜ暑くないのか不思議に思うようになりました。
その後、急に生理が重くなり、腹痛で寝込むほどに。
(57 歳・主婦)
■52歳の時。
汗を多くかくようになったな…
と感じるように。たまに
焦燥感にかられるときが
あって、意識して深呼吸をしたりも。
(64 歳・主婦)
■41歳の時。
薄いピンク色の出血が止まらなくなり、
婦人科を受診しました。血液検査などの結果、
ホルモンバランスの乱れがあり、
早めの更年期のサインが始まっていることがわかりました。
(57 歳・主婦)
次からは、どんな症状をどう乗り越えていったのか、先輩方の経験とアイディアをご紹介していきます。
撮影/福田秀世 ヘア&メイク/渡辺みゆき モデル/TOSHIKO
スタイリスト/本瀬久美子 構成・原文/山村浩子