OurAgeがお届けする、横森理香さんの新作は、
更年期世代の「大人のリアリティ小説」
現代女性をリアルに描いた小説『ぼぎちん バブル恋愛物語』『エステマニア』や、女性の体と心に寄り添うエッセイ『愛しの筋腫ちゃん』、OurAgeの連載「更年期の不調から脱するためのチャレンジ」をまとめた『コーネンキなんてこわくない』など、小説家、エッセイストとして活躍している横森理香さん。
著作活動以外には、ベリーダンス健康法の講師としても活動。自ら主宰するコミュニティサロン「シークレットロータス」でレッスンを行っています。昨年の自粛生活中には、コロナ太り緊急対策として、OurAgeで素敵なくびれを披露し、毎日簡単にできるエクササイズを公開。読者から大好評でした。
今回、つねに女性たちを応援し続ける横森さんの新作連載小説が、OurAgeでスタートすることが決定! 同世代の私たちに向けた「大人のリアリティ小説~mist~」です。
SNSにアップできないリアルな姿、
大人女子の切ない内情を描く
連載開始にあたり、作品にかける思いを横森さんにうかがってみました。
●なぜ、いま私たちに向けての小説なのでしょうか。
コロナ禍でさらに更年期まっただ中という大人女子たちが、心の葛藤や体調不安を色濃くする中、この時代、この世代の女性たちの姿を書き留めずにどうする? と、作家としての使命を感じました。
●タイトル『mist』の意味を教えてください
一見、幸せそうに見える大人女子も、実は切ない内情があるものです。SNSにアップできないリアルな姿に、読者は共感を覚えることでしょう。貴女の乾いた心を癒す、フェイシャルならぬマインドスチーム、そんな意味合いでミストとつけました。
●横森さんが考える、この小説の読みどころは?
大人女子の本音、淋しさ、閉塞感や絶望感を、どう希望に変えていくかーーーというのがテーマなんですけど、私は日本人の感動の原点は「泣き笑い」にあると思っているので、必ず面白く読ませる手法を使っています。
●OurAgeの読者にメッセージをお願いします。
笑って読みながら、死ぬまで健康に「生きようとする」、寿命を全うするまで「生きていく」という、人間にとって一番大切なことを思い出してくれるといいです。
家族、命のこと、昔の恋・・・・・・「これ、私のこと?」「こんなこと、私もあった」と自分のことのように感じながら読める『大人のリアリティ小説~mist(ミスト)~』。
3月4日木曜日スタート。毎週木曜日に更新予定です。
ぜひ、ご期待ください!