いつのまにか
もう1年が終わります
あなたの今年は
どんな1年でしたか？
漢方ライフクリエーター
漢方薬剤師の樫出恒代です
今年、あなたは
“ときめき”
ましたか？
先日、漢方カウンセリングにいらした方、
「疲れやすい・更年期だからかな。。。
それと、、、」と
真剣な顔になって、言ってくれたのは、
「最近、全然ときめかない。
ときめきがないんです」と。
その表情はなんだか暗く
怒っているような感じさえある。
「ときめきがない。
何に対してもときめかない
前はいろいろなことや人に
ときめいていたのに。。。」
少し前は
クリスマスがくることに、ときめき、
テレビにでる俳優にもときめいていた。
ちょっと素敵だな、と思う先輩もいたし
街へでかけると、
キラキラのウインドウや
お氣に入りのカフェ
美味しいコーヒーやきれいなケーキにも
小さな
ときめきを感じていた。
でも、最近は何にも感じない
「こんな味気ない自分になったのが、
とっても嫌。このまま年をとっていくのかなって」
ときめくことの中にある
喜び。
ときめきがないのは喜びが
少なくなっていることかもしれない。
たんたんと毎日の仕事をこなし、
家事をして、
これでいいのかなぁ
自分の人生、と思い始める「更年期」
いやいやこれで終わりでは
つまんない。
ときめきたい！！
その方に、
まずは、肩こりがひどい、いろいろ仕事のストレスもあって、緊張する、眠りも浅いので、
→桂枝加竜骨牡蠣湯（けいしかりゅうこつぼれいとう）
で、ゆるめて、眠りを深く。
この漢方薬は
ゆるめるけど、ゆるめすぎず
悪いことに敏感になっている方の
不安や心配を軽減するような効果もあり。
ストレスを感じやすい、胃腸が弱い方によいです。
1ヶ月後の漢方カウンセリングでは
「肩こりが楽になり、眠りも深くなりました」
でもまだ、ときめいた形跡はなし。
もう少しかな。。。
それでは、体力・氣力をあと一歩上げて
自分のエネルギーをアップさせ、
まわりのキラキラなときめくものを
キャッチするアンテナ力を上げる
→補中益気湯（ほちゅうえっきとう）
こちらは、
腹にちからがしっかり入る
そんなイメージの漢方薬。
肝が座ってきて、自分自身を元氣にする
さて、また1ヶ月後の漢方カウンセリング
あきらかに
明るい顔でいらして、
「なんか、いいです(^-^)」
それはかなりいいってことね。
ときめいた？
「久しぶりに！」
それはよかった。
もちろん漢方のちからだけではないけれど、今の自分を見て、
話してくれて、
氣づいて、
笑顔が増えて
元氣になってきたら
それは本当に嬉しい
あしたは何があるんだろう
こころをちょっと掃除して
新しい気持ちで
自分のまわりを
見渡してみる
そこには、今まで氣づかなかった
ときめく何かがあるかもしれない。
自然からのエネルギー
動物たちからのあたたかさ
家族や友人からの愛に
氣づくだけでも
きっとこころは明るくなる
無理をして
ときめくことなどないのです。
でも、ふと、あーやっぱりときめいていたいなあ・・と感じた時に、
あなたのこころとからだによりそって
きっとお手伝いできる、
漢方にはそういう力があるのだと、信じています。
私たちには、やりたいことが
まだまだたくさん。
来年も
輝いて！
ときめいて！！
注:漢方薬については
漢方専門の医師や漢方薬剤師
漢方アドバイザーなどにご相談・
カウンセリングの上お飲みください。
漢方カウンセリングルームＫａｏｎ
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