まだまだある更年期の悩みや対処法、閉経にまつわる情報など。OurAge読者の声や「女性の健康とメノポーズ協会」に寄せられた相談内容を紹介。あなたの更年期対策のヒントに!
今回この特集のためにアンケートを実施。
症状や緩和策、閉経がどう訪れ、そのとき感じたことは?
◆質問項目◆
Q1 更年期症状は?
Q2 症状緩和に行ったことは?
Q3 いつ頃治まりましたか?
Q4 閉経したのは何歳ですか?
Q5 閉経時の様子は?
Q6 閉経したときに感じたことは?
Q7 美容と健康のために行っていることは?
【60歳 医療事務】
A1 47~48歳で月経前後の片頭痛が頻繁にあり、ひどいときには吐き気がするほどでした。
A2 片頭痛は我慢をせずに、前触れ段階から早めに薬(アマージ)を飲んで対処しました。
A3 閉経して1年くらいたった頃。
A4 50歳
A5 もともと不順だったが、半月ごとに来て、非常に重かったり軽かったりを繰り返し、そのうち周期が延びて、徐々に軽くなっていき、閉経しました。
A6 気持ちが軽くなりすっきり。これで、いつでも白いパンツやスカートがはけます!
A7 天然シリカの含有量が多い中硬水を1日2リットル弱、また美容のために毎日、就寝前にビタミン、ナイアシン、鉄を飲んでいます。ほかにトラネキサム酸なども。運動面では20年以上、水泳を続けています。
【58歳 自営業】
A1 50歳頃から、疲れるとなかなか回復せず、更年期の症状とは思わずに元気が出るサプリや活力剤を探していました。症状としてはホットフラッシュや、ワナワナした心落ち着かない状態に悩まされました。
A2 最初は更年期症状とわからず、神経内科などへ行き、ついには体調不良から長年勤務していた会社を退職。更年期とわかってからは、更年期外来での処方薬、養命酒、命の母などを飲みました。
A3 58歳になってから。
A4 55歳
A5 月経の間が空くようになり、1年くらいたってから、ふと気づとなくなっていました。
A6 寂しく感じ、まだ続いてほしいと思いました。
A7 生きがいの仕事、ヨガ、食事内容の見直しなど。
【56歳 パート】
A1 もともと肌が弱く乾燥ぎみ。 48~49歳頃から、夜中に背中のかゆみで目が覚めるように。ほかに、ホットフラッシュ、足首の冷えも。
A2 最初は皮膚科を受診して、処方された抗アレルギー薬とビタミンB、ビタミンCを飲みました。
A3 かゆみは抗アレルギー薬ですぐに改善。2~3年飲み続けていたら、副作用で白血球が減少したので服用をやめましたが、かゆみのぶり返しはなし。ホットフラッシュは今でも月に1度くらいあり、足首の冷えは改善しました。
A4 51歳
A5 子宮腺筋症ぎみで過多月経のため、ピルを飲んでいましたが、50歳頃に服用を中止。月経の間隔が空いて、いつの間にかなくなっていました。
A6 思えば若い頃は月経痛で寝込んだり、仕事にも支障があったので、閉経していつでも旅行に行けるし、運動もできるし、本当に楽になりました。
A7 ヨガ、ジム、合唱、よく歩くようにしています。
【55歳 専業主婦】
A1 47歳頃から体がだるくなり、動くと目が回るように。外出できなかった時期もありました。物事にとらわれたり、すごくイライラするように。突然汗が吹き出るのにはびっくりしました。
A2 婦人科を受診しました。にんにく注射や漢方薬の加味逍遙散(かみしょうようさん)では改善しませんでしたが、加味帰脾湯(かみきひとう)にしてから症状が緩和しました。
A3 50歳頃
A4 49歳頃
A5 月経の間隔が空くようになり、徐々になくなりました。
A6 本当に楽になりました。
A7 健康のためにヨガを習っています。
次回は、「女性の健康とメノポーズ協会」に寄せられた多くの相談内容についてご紹介します。
イラスト/坂田優子 取材・原文/山村浩子