HAPPY PLUS
https://ourage.jp/life/consultation/319989/

仕事と家事と育児。全てが中途半端で毎日イライラ【40代読者のお悩み】

地曳いく子

地曳いく子

non-no、MORE、Oggi、eclatなど雑誌を始めとし、タレントの衣装も担当。イタくない大人のスタイリングを得意とし、テレビ、トークショーなどで活躍、キャリア30年のスタイリスト。大人のおしゃれを考え直す「50歳、おしゃれ元年。」(集英社)をはじめ、「服を買うなら、捨てなさい」(宝島社)、「ババア上等! 余計なルールの捨て方 大人のおしゃれDo!&Don’t 」(集英社)など著書多数

記事一覧を見る

 

お悩み:その52

仕事も家事も育児も…となると全てが満足に出来ず、全てが中途半端でそれが余計にストレスになって毎日イライラしています。友達も少ないのでどうやってストレスを解消すればいいかも浮かびません。(42歳・自由業・兵庫県)

 

地曳さんのお答え

わかります!
私も完璧主義なところがあるので、ちょっとお掃除するつもりが、気が付けば家じゅうまるまる綺麗にしちゃうことも。全てを完璧にしないと気が済まない性格ってありますよね。

 

ただね、30代40代の頃と違って50歳も過ぎてくると、完璧にやり遂げたくても、体力的にできなくなるんです。仕事の責任が増えたり、介護が始まったりしてやること自体も増えてくる。

 

仕事も家事も育児も…となると全てが満足に出来ず、全てが中途半端でそれが余計にストレスになって毎日イライラしています。友達も少ないのでどうやってストレスを解消すればいいかも浮かびません。(42歳・自由業・兵庫県)

イラスト/松元まり子

 

すると、「そんなに全部はできない」という当たり前のことに気づくんです。だから私は、50歳過ぎてから自分自身に対して「ずぼら宣言」しました。理想的な自分でいることをやめてダメな自分になってみたんです。そしたらすごく楽になりました。

 

ちょっとぐらい部屋が散らかっていてもいいし、毎日自炊しなくてもいいの。
実際、疲れている状態で作った料理より、買ってきたお惣菜のほうが美味しかったりする。きれいにお皿に盛りつければ、それで十分です。

 

たとえば、おせち料理ってデパートやスーパーで買うこともできるけど、自分で作ろうと思ったらいくら時間をかけてもキリがないですよね。
だったら最初から「おなますと伊達巻だけは作るけど、あとは買う」と決めたほうが時間もかからないし、精神衛生上にもいいです。
せっかくの冬休みの家族時間、おせち作りに奮闘して必死の形相なお母さんより、余裕があってニコニコしているお母さんのほうが子どもたちも嬉しいはずです。

 

まずは、物事に優先順位をつけて、「本当はやらなくてもいいこと」や「アウトソージングできること」は、どんどんやらないようにしてください。子どもの誕生日のときは「ケーキだけは私が作るけど、ほかはケータリングにする」とか。“全部を真面目にやる”なんて絶対に無理。完璧ってキリがないんです。仕事だってそうです。毎回完璧にやり遂げなくても、つまずいたことから学ぶこともありますから。

 

そうやって、積極的に「これだけはやらない」というのを決めて、自分の時間を作ってください。あれをやって、これをやって…残りの時間は自分の時間に、と思っていたって、絶対に自分の時間は作れない。だから最初に自分の時間を作っちゃう。
いまの時代、友人とつるまないおひとり様でも十分にストレス発散する方法はあります。映画を観たり、気になるレストランでランチしたり、マッサージやスーパー銭湯にサクッと行くのもいいですね。

 

うちの母は父と一緒に会社を経営していたので、すごく忙しかったんですけど、近所の人に私を預けて一人でボウリングをしに行ったりしていました。
たまに、自分時間を満喫することで、どんなに忙しい日常でも子どもだった私に優しくできる心の余裕が持てていたんだと思います。

 

それに、あなたばかりがいっぱいいっぱいになるまで頑張るのではなくて、家族のみんなにやってもらうことも考えてください。
パートナーにはもちろん、子どもをおだてて家事を手伝ってもらったっていいんです。「あなたは身体が小さいからお風呂の中に入ってきれいにできるからお願いね」とか「お母さん、洗濯物をたたむのが上手ではないけど、あなたは上手に畳めるわね」とか言って、子どもに任せることも考える!

 

子どももいつかは独立します。母親に家事を全部やってもらって大人になるより、家事ができる、家事をすることに慣れている大人になったほうが子どもの将来の為になりますよ!
そんなふうに「素敵ずぼら人生」を楽しく生きてくださいね。

 

 

 

あなたのお悩みを募集中!

お悩み投稿のルール

①メールの宛先:toko@shueisha.co.jp

②メールタイトル:【いく子さんの悩み相談】
※違うタイトルでお送りいただくと、受付できないことがありますのでご注意ください。

③必要事項:年齢・ペンネームのみ(本名は書かないでください)

④文字数の目安:200字程度

お悩み投稿の注意事項

以下の内容をお読みの上、ご了承いただいた上で投稿をお願いいたします。

・投稿いただいた内容は、OurAgeの企画および、集英社の雑誌・書籍等(web・SNSを含む)にて掲載、キュレーションメディア等に転載する場合があります。

・掲載する際には、ペンネームおよび内容を一部改編する場合があります。

・投稿の採用結果につきましては、お知らせいたしません。

・投稿内容等の確認のため、編集部よりご連絡する場合があります。

・投稿いただいた方のメールアドレス・ペンネームは本企画遂行の目的以外には使用いたしません。

 

メールをお待ちしています!

 

・・・・information・・・・

●2023年5月10日(水)発売!

『60歳は人生の衣替え』(集英社)

『60歳は人生の衣替え』(集英社)

「歳なんて単なる数字」と粋がっていた著者さえ、還暦を過ぎれば、朝起きれば節々は痛み、女性ホルモンの枯渇からか気分まで鬱々。さらにはコロナ禍の自粛生活で完全なる運動不足に! では、頑張って年齢に抗う? いえいえ、これから必要なのは、季節の移り替わりを受け入れてその季節を楽しむということ。おしゃれも生き方も“衣替え”して、Over60からの「季節」を楽しみませんか?

 

●本連載が“いきなり文庫!”として書籍化! 絶賛発売中です!!

『ババア上等! 番外編 地曳いく子のお悩み相談室』(集英社文庫)

50代、何を着てもヘン。わけもなく夫にイライラ。ワクワクがない。将来が不安でたまらない――。
中高年女子に押し寄せる“お悩み”の数々。ネットで検索しても、友達に相談しても答えが見つからない。
でも大丈夫! おしゃれ、仕事、人生など、全国から寄せられたあらゆる問題をスタイリストが解決&爆笑に変える。
「悩めるBBAの駆け込み寺!? テンション爆上がりスポット」も紹介。コスパ最強の1冊!

 

●絶賛発売中!
『ババアに足りないのは愛!+60からのHappyおしゃれBOOK』(集英社)

 

地曳いく子さん×漫画家・槇村さとるさんの人気シリーズ第3弾がついに発売!
2人が次に目指すのは、愛にあふれたHappyなおしゃれ!
+60から着たいブランドや、この世代ならではの秘密の痩せテクを紹介。

 

●絶賛発売中!
『ババアはツラいよ! 55歳からの「人生エベレスト期」サバイバルBOOK』(集英社文庫)

 

 

シリーズ第2弾を文庫化!
何を着てもビミョー。身体はガタガタ。心は不安定。そんな「55歳問題」をスカッと解決! 文庫版オリジナルコンテンツも豊富です。


この特集も読まれています!

子宮筋腫特集~症状から治療まで
フェムゾーンの悩み解決
ツボ・指圧で不調を改善
40代からでも「絶対痩せる」
広瀬あつこさんの「若返りメイク」
閉経の不安を解消

今すぐチェック!

「ちょいモレ」はよくあること⁈ 更年期世代の「あるある」悩みは賢く乗り切ろう

「ちょいモレ」はよくあること⁈ 更年期世代の「あるある」悩みは賢く乗り切ろう

supported by 花王
<前の記事

<前の記事
第42回/ママ友が私を勝手にライバル視。どう返せば?【40代読者のお悩み】

次の記事>

次の記事>
第44回/プレゼント選びが難しい…【40代読者のお悩み】

この連載の最新記事

猫派の私 VS 犬派の旦那【60代読者のお悩み】

第56回/猫派の私 VS 犬派の旦那【60代読者のお悩み】

ベルトを使ったコーデを教えて【50代読者のお悩み】

第55回/ベルトを使ったコーデを教えて【50代読者のお悩み】

自分だけ嫌な仕事ばかり押し付けられる【40代読者のお悩み】

第54回/自分だけ嫌な仕事ばかり押し付けられる【40代読者のお悩み】

この連載をもっと見る

今日の人気記事ランキング

今すぐチェック!

OurAgeスペシャル