こんにちは。サッカーファン歴23年、“にわか”ラグビーファンの編集者マドレーヌです。
※のっけから申し訳ありませんが、このブログは日本代表がアイルランドに勝つ前にほぼ書き、勝利後に追記しました。
私の周囲の同世代は、音楽ライブやオペラ、ジャニーズ、宝塚、韓流アイドルなどをあれこれ楽しんでいてうらやましいのですが、音楽オンチの私のわくわくドキドキはサッカー観戦ぐらい。たまにしかテンションが上がりません。この年になったら、セロトニンやらエンドルフィンやらオキシトシンなど(実際に何が出ているのかわかりませんが)幸せホルモンを、なにかの力を借りてでも出さないと日常ではそうは出ません。トホホ。
ラグビーのW杯が日本に来るのだったら、もしかしたら、サッカー以外に幸せホルモンを出してくれるものを増やせるかも? と思い、昨年から夫とチケット争奪戦(私が参戦したのは抽選、先着順、先着順の3回)に臨み、数試合のチケットをゲット。その時点で、すでにアドレナリンやドーパミンなどやる気ホルモンは結構出た気がします。
その後は幸せホルモン捻出に向けて、スタジアムで十分楽しめるよう、ラグビー雑誌を買い込み、TVのラグビー番組もちょくちょくチェック。選手やルール(いまだに半分も理解できていませんが)の予習を怠りません。でもそれは、行ってつまらなかったらもったいない、というケチ根性のなせる業で、まだわくわくとは程遠いものでした。
実を言うとラグビー観戦は、80年代に秩父宮ラグビー場で数試合見たきりで30数年ぶり。たしか早明戦とか新日鉄釜石、神戸製鋼などの試合だったかと。編集部でも、その当時ラグビーを見に行ったという40~50代が4人いたので、大人女子の平均的な姿なのかもしれません。
いざW杯へ。
“にわか”にはもったいない優勝候補の「ニュージーランド(愛称オールブラックス)vs南アフリカ」、日本と同組の「アイルランドvsスコットランド」。横浜での2試合です。
オールブラックスのハカは迫力があってかっこよかったです。でも私は、ハカを間近でガン見する審判団の方々がなにを考えているのか、そちらのほうが気になって…。
スコットランドの伝統衣装に身を包む、ガタイのいい髭のお兄さんのソックスがかわいくて、撮影をお願いしたら、わざわざスカートを押さえて撮りやすくしてくれました。さすがラグビーの観客は紳士です。
「アイルランドvsスコットランド」戦は、とくに観客の外国人率が高くて、海外のスタジアムにいるような錯覚に陥ったほど。この試合のアイルランドの力強さを目の当たりにした時には、1週間後に日本が勝利するなんて、“にわか”なりにも想像できませんでした。
ハーフタイムには、場内にジョン・デンバーの「カントリーロード」が大音量で流れ、大型ビジョンに歌詞が映し出されました。観客のアイルランド、スコットランドその他の国からいらしたみなさんも日本の老若男女もいっしょに大合唱! 実は「カントリーロード」は音楽オンチの私が唯一歌える英語の曲です(中学生時代、ジョン・デンバーが好きだったもので…)。もちろん歌いましたとも。
その後TVで、日本のキャプテン、リーチ・マイケルの密着番組を見たら、初戦ロシアに勝利した後のロッカールームで選手が輪になり、この曲を「ビクトリーロード」という日本語の替え歌で歌っていました。チームソングなのだそうですね。
ということで、すでに試合が始まる前から応援ファッションチェックでわくわく、試合では、ボールを次々と斜め後ろにつないでいく流れるようなパスの美しさに胸ときめき、ハーフタイムには歌って発散。幸せホルモン捻出にまんまとトライ(ゴール成功)しましたよ。
そこで、今回も「50代あるある(かもしれない)川柳」を一句。
ラグビーで 幸せホルモン チョロイもん!?
ところで、OurAgeにラグビーの連載があるのをご存知ですか?
「おばちゃんはラグビー場育ち」第1回一流ラグビー選手とお風呂を共有した女
書いてくださっているのは、日本ラグビーフットボール協会理事でもある谷口真由美さん。なんと本当に自宅が花園ラグビー場の中にあったのです!
この連載を読み、ラグビーの聖地「花園ラグビー場」に行ってみたくなった私は、W杯の花園での試合チケットもゲット。試合に加え、スタジアムも楽しんできたいと思います。
※日本代表がアイルランドに勝利。日本チームが強いと、幸せ感に包まれますね。今は私の幸せホルモン、ダダ洩れ中です!