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バブル世代・親と「リモート世代」・子ども。それぞれの在宅ライフ

オチャリーナ

オチャリーナ

お茶好き、カフェ好きで、お茶のんで仲間とおしゃべりするのが至福。
コリ症、冷え性なので、鍼とかお灸で癒しています。
由紀さおりさん、十朱幸代さんと、本を担当したセンパイ女性たちの
美と健康の実践に刺激を受けつつ、つい「明日からやろう」とナマケがち(汗)

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ダブル、トリプル、それ以上? 家の中でリモート・ラッシュが発生中

 

いよいよ緊急事態宣言が出た東京。「ステイホーム」が合言葉になり、仕事を持つ人の間ではリモートワークがますます増加していますが、みなさんのお宅ではいかがお過ごしでしょうか?

OurAge編集部も、3月末から「どうしても出社が必要な場合以外は、基本在宅勤務で」ということになり、このコラムも在宅で書いております。

 

当初は、「さあ、静かな家の中で集中して仕事、仕事!」と喜び、仕事がら毎日会議があるわけではないので、ビデオ状態でもないし、「これは没頭できるぞ!」 と思ったのもつかの間。やってみるとこれが「運動不足」「お茶・お菓子の必要が高まりしばしば中断」「相談(ボヤキ)相手がいないとすぐに行き詰る」という三重苦に悩まされる毎日の始まりだったとは!

通勤の意外な運動効果や、仲間とのたわいないおしゃべりや相談(ボヤキ)の価値、いつも職場に用意されているコーヒーや、同僚のお土産&いただきものの「共有おやつ」などのある日常のありがたみを、あらためて実感することになりました。

 

リモート4日めのオチャリーナの歩数。遅いお昼の前に見たらこの数字でガックリ。普段通勤している日は7000歩を超えるのに。これではイカン!と、お昼は近くのパン屋さんに出かけましたが、せいぜい1000歩くらい。(焼け石に水…)

 

 

読者のみなさんの中にも、ご自身でリモートワークの方もいらっしゃれば、パートナーさんがリモートワーク、夫妻でWリモート中、さらに、お子さんも含めてトリプル以上のリモート中、の方もいらっしゃるかも?

私の友人は、もともとお子さん3人の5人家族のお宅。夫さんが4月からリモートになって在宅、お子さんも、遠方に勤務されているひとりを除いて、リモート社員と、休校が続く大学生(そろそろ遠隔授業開始か)が在宅で、ご本人ふくめオトナ家族4人がず―――っと在宅状態。3人は部屋でリモート、だそう。

ほかにも、夫さんとふたりのお子さんがそれぞれリモートワークする中、自らも大学で教えているためオンライン授業で家から講義、というアワエイジ友もいたりして、思わず「ひえー!」と叫んでしまいました。

 

 

オチャリーナのオチャ家は、今年から社会人になった子ども(といっても続柄の話で、年齢はじゅうぶんオトナ)とワタシのふたり家族。子どもは入社二日めからさっそくリモート体制に入り、親子でWリモートとなりました。
ニュースにも取り上げられていましたが、今年の新入社員は、コロナ禍のまっ最中に入社。「入社式から、あるいは翌日からリモートワーク」、というところがけっこう多いようです。いうなれば、「リモート世代」。デジタルネイティブを気取って本人は「新しい社会を体感して生きる」という意味であえて「コロナネイティブだよ」なんて言ってますが、世間からは「コロナ世代」と呼ばれるんだろうなあ、(汗)

 

社会人生活の始まりが、いきなりのリモートワーク。ネット・ミーティングには慣れている子どもたち世代とはいえ、よく知らない会社の上司と、となると緊張します。で、まずは「会社の人に見られても背景が気にならない場所探し」から、というわけで、バタバタと、心理的にやや距離感のある「半地下」の部屋(文字通り『パラサイト』か?w)にそれ用の仮デスクをセッティング。

 

せっかく「真面目に話している後ろをうっかり頭にカーラー巻いたおかんが通って映り込む?」というギャグをかまそうかと思ったのに、窓バックで断念・・・・残念! テラスでヨガでもして見せるか?(笑)

 

小さいころにお絵描きや粘土遊びに使っていた天板なので、あちこちに落書きやテープ跡が。まさかこの薄汚れた板が「社員研修」のデスクになろうとは!(笑)

 

 

4月2日、初親子リモートしていたところ、同じくこの4月に入社した息子さんのいる友人から

「リビングのとなりが息子の部屋だから、テレビが見られないー!!!」と、悲鳴にも似たLINEが。

「マイク切れば音消せるから、大丈夫じゃない?」と返すと、「途中でグループワークとか話すときがあるみたいで、どのタイミングでマイクが入るかわからないのよ(涙)」

とのこと。なるほどー、と納得していたら、また彼女からLINEが。

 

「笑笑笑!!! 息子がかしこまって自己紹介してるの聞こえてきちゃって笑えるーーーー!!! でも、声出せないーーー!!!」

これには私も大笑い。そのお子さんが入社されたのは、数百人がリモート研修になった大会社。研修も数十人ずつ人数を区切っての大規模リモートなのだそう。

会社によっては、自宅でも「鍵をかけた個室限定リモート」とか、「スーツ着用」で「出社と同じ態勢、緊張感で」という例も。いろんなスタイルがあるようですね。

 

別の友人のお宅では、社会人になって独立して2年めの娘さんが、リモートになって久しぶりに実家に戻り、お昼も家で食べるようになったそう。フェイスブックに「今日の社食ランチは…」と、おいしそうなお昼がアップされてました。なんだか友人、ちょっと嬉しそう♪

 

美味しそうなお好み焼き♪ 我が家にも「ママ社食」がほし~い!

 

 

家の中だからこそ積もる「リモート・ストレス」。手っ取り早い解消法はやっぱり・・・

 

親子はともかく、夫婦ふたりでリモート、または普段はいない夫がリモートでずっと家にいる、という場合は、マジで煮詰まることも少なくないみたい。ちょっと「定年後」の予行演習にもなりそうですが、それどころではなく、「コロナ離婚」だとか、深刻な「コロナDV」の話題なども報道されています。深刻な問題がある場合は、我慢しないでDV支援の窓口にSOS発信を! 内閣府運営の『DV相談ナビ』などがあります。

新型コロナに怯える毎日に普段より関係が悪化する背景にあるのは、やはりストレスなのでは。生命にもかかわる病気の恐怖、いつまで続くか先の見えない不安と物理的なスペースの近さが心をむしばむことには、相当気をつけて過ごしたいものです。

とりあえず、オチャ家の新米リモート親子は、それぞれ「お楽しみ」を見つけてリモート3週目に臨む予定。
オチャリーナのお楽しみは、やっぱり「オチャ」。(この場合はコーヒーですが)。最近お気に入りの コーヒー豆、「エチオピア」をこの際奮発。何種類か買い込んで、飲み比べようという魂胆です。


ひと口味わうと、思いがけずフルーツのように華やかな香りがしてびっくり! な、エチオピアの豆。左のふたつは会社近くのKanda Coffee、右は下北沢のコフィア・エクスリブリスの、いずれも自家焙煎豆です。

 

一方、オチャ家・Jr.のお楽しみは、なぜか「ナムル」。昨年ソウルに行って以来、韓国料理が大好きになったJr.を見て、たまたま見つけた『ナムル100』(チョン・テキョン著・講談社・電子版もあり)という本をプレゼントしたところ、まんまと作戦成功! 就職前の春休み、卒業旅行がポシャって暇してたかと思ったら、いつのまにか我が家に「ナムラー」が1名、誕生していました。

 

ナスのナムル、しし唐のナムル、鶏のナムル・・・。この本はいろいろカバーしていて、どれもメッチャ美味しい! しかし、困ったことがひとつ。あっという間にごま油がなくなります。で、こうなったら缶で買おう、とポチって購入。これでしばらくは、お昼に美味しいナムルにありつけそうですし、本人は好きな料理でストレスが解消されていいことずくめ。

 

実はナムル、リモートならではのメニューなんです。ニンニクいっぱいのナムルを朝やお昼に食べても、リモートだからへっちゃら!(笑) もちろん、ニンニクの入らないナムルもあり、いずれも美味

ある日の昼食。左上が「しし唐のナムル」右下が「なすのナムル」。真ん中は、胸肉で作った水晶鶏とえのきのマリネ。右上は買ってきたお惣菜です(Jr.撮影)

さて、ナムルブームが去るのが早いか、ごま油がなくなるのが早いか、はたまたコロナが落ち着いてリモート終了が早いか? どちらでしょうね? (たぶん、ごま油・・・。)

ともあれ、こまめにストレスを解消しつつ、大変な時期をなるべく元気に過ごしたいと思います!

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