冬用に薄色レンズのサングラスを買いました
以前のつぶやきに、冬の朝、正面から来る光がまぶしくて困っていると書きましたが、先月コロナ騒動以来控えていたメガネ店巡りを決行し、冬前に薄色レンズのサングラスを入手しました。
レンズは、TALEXというレンズメーカーの薄いグレーを選びました。路面や海面の照り返しや、ガラスの反射光などの雑光をカットするので目が疲れない、と人気のレンズなのだそう。私自身は、そもそもリゾート先以外で色付きサングラスをし慣れていないので、違いを詳しく語れませんが、とにかく快適に通勤できています。レンズの色が薄く、外から私の目が見えるため、マンションの人に会っても、そんなに嫌な感じはしないのではと期待しています。
メガネフレームのつるに書かれた数字の意味は?
ところで、メガネフレームのつるに印字された文字に注目したことはありますか? 今までブランド名が彫られている印象しかなかったのですが…実は、大事なサイズ情報が書かれていたんです。
知ったきっかけは、サングラス用のフレームを探してショップで試着を繰り返していたときのこと。
一見、見た目もサイズ感もそっくりな2つなのに、こちらは似合って、こちらはレンズが顔からはみ出しているように感じられるのはなぜ?という疑問が湧きました。ショップスタッフの女性に尋ねると、やおら2つのフレームを手に取り、つるをじーっと見つめます。
「ブリッジ(フレームの鼻の部分)のサイズ(長さ)が違いますね。お客様がしっくり来たのは22ミリで、こちらの24ミリだと黒目がレンズの中央にこなくて違和感があるのではないでしょうか」
ほ~!たった2ミリの差でこんなに顔にはまる・はまらないの差が出るのか~!?
そういえば、子供の頃から私の鼻は低くて小さくて存在感がなかった…。さもありなん、と納得。
そして、つるの数字が、何を示しているのかといいますと。
45□22-145
レンズの最大幅45ミリ、ブリッジ22ミリ、つるの長さ145ミリ
というサイズなのだそうです。
お気に入りのフレームの数字を控えておけば、似たタイプを探すときに便利そうです。今回も、かけてみて迷ったときには、ブリッジサイズを確認して判断基準にしました。
ただし、文字が小さいので、読めない場合もあるかも…。
さて、家に帰って、ほかのメガネのブリッジサイズを確認してみると、ほとんどのつるに数字が彫られていました。でも18年前のフランス製のメガネにはブリッジサイズが書かれているのに、同じブランドの5年前のものに書かれていなかったり。バラバラで、その法則はわかりませんでした。
こちらが手持ちのボストンタイプ。ブリッジはすべて21~22ミリでした。
手前から、薄色サングラス、透明サングラス(UV+ブルーライトカット)、奥2つは遠近両用。遠近両用メガネはレンズの縦が35ミリぐらいあったほうが見やすいということで、ボストンタイプを選んでいます。
老眼がはじまる前、近視用メガネは横長のフォックスタイプをよくかけていました。ブリッジは16~18ミリ。こちらはレンズの横幅が広いデザインのため、ブリッジがより短くなるんですね。
メガネショップで「なぜか気分がよくなる」2つの理由は
ところで、メガネショップにいくと、しばしばいい気分になってしまいます。もちろん、私がメガネが似合うからとかでは全くありません。似合うメガネを見つけるのに、いつも苦労しています。
いい気分になる理由のひとつは、ショップスタッフから、よくかけられる言葉。
「お客様はお顔が小さいから」
いやいやいや、はっきり言って私、人生でメガネ店以外で顔が小さいなんて言われたことはありません。集合写真でも、自分の顔が小さいなんて思えたことはありません。逆に、長年小顔のモデルさん達と仕事をしてきて、自分の顔が微塵も小さくないことはいやというほど自覚しています。でも、メガネ店では、何度も言われるんです。「お客様はお顔が小さいから、こちらなどがおすすめです」。
こうも何度も言われるということは、これは決まり文句なのか? はたまた「ゴツイ体格の男性に比べて顔が小さい」ということなのか??
毎回、この疑問が頭を巡ります…が、一瞬おだてに乗せられます。
もうひとつ気分がよくなる理由は、鏡のマジックです。メガネ店の鏡は、きれいに映るようにライティングされているところが多いと思うのです。先日、表参道で3軒のメガネ店を回ったとき、1軒目と2軒目で「あ~、今日は肌の色つやがいいな~。40代の頃みたいかも?」と悦に入っていたのです。ところが、3軒目の鏡で「な~んだ、いつものシワやくまのある、見慣れた50代だ」と気付きました。とほほ。
さてさて今回も「50代あるある(かもしれない)川柳」を。
私キレイ? 店から出たら 魔法溶け