こんにちは。音楽をテーマにした朝ドラ『エール』、良かったですね。『あまちゃん』きっかけで朝ドラを見るようになったのですが、ドラマが楽しみな毎日に幸せを感じる、ライブ大好き編集者のすぎです。
「King Gnu(キングヌー)Live Tour 2020 AW “CEREMONY”」初日に行けたっ!
今年の1月に発売されたアルバム『CEREMONY』の購入者先行抽選に外れ、夏フェスもなくなり、King Gnuのライブを見ることは叶わないのかと思っていたら・・。
当たりました!
コロナで幻となった春のツアーに代わり、ガイドラインに沿って開催されることになった秋のツアー。春に予定していた代々木体育館より圧倒的に人数は少ないし、ほぼあきらめていたのですが、応募してみるものですね。
場所は、6月にオープンした有明ガーデンの中にある東京ガーデンシアター。まだ行ったことのなかった豊洲市場でお寿司を食べ、ゆりかもめ一駅分を歩いて会場へ。
この夏、オリンピックが行われなかった競技会場エリアの寂しさを感じつつも、散歩するには気持ちの良い場所でした。
こちらは終演後の写真ですが、右がシアターで左がショッピングモール。開演前のモールでは、ずっとKing Gnuの音楽が流れていて、気分が盛り上がりました。
たまに会場近くのカフェや居酒屋さんが、お客さんを呼び込むために音楽を流していることはあるけれど、街全体が歓迎ムードなのは珍しいです(笑)。
そして肝心のライブはというと・・。
8000人収容(この日は半分以下)という巨大ホールの4階席(実質3階のバルコニー席)でしたが、思ったよりも見やすく、音も良かったです。
今年初の有観客ライブということで、本人たちも非常に緊張していると言っていたけれど、なんのなんの、素晴らしい歌と演奏力!
東京藝術大学でチェロを専攻し、作詞作曲・ギター・ピアノ・ボーカルを担当するリーダー常田大希(つねた だいき)さん、同じく藝大の声楽科出身でボーカル・キーボードの井口理(いぐち さとる)さん、ジャズの素養を持つベース・シンセベースの新井和輝(あらい かずき)さん、両親も音楽家のドラムス・サンプラーの勢喜遊(せき ゆう)さんという、多才な4人が繰り広げる多彩な音楽。
8月に行われた配信ライブでは、カッコ良すぎて現実感がないというか、MVを見ているような感覚もあったので、やっぱり断然ナマがいい!!と、再認識。
特にドラマ『35歳の少女』の主題歌となっている新曲『三文小説』に大感動。ドラマで初聴きしたときに「ん? 女性の声?」と思ってしまった井口さんのハイトーンボイスはちゃんと出ていたし、何よりも曲の後半の音の厚さとドラマチックな展開が素晴らしかったです。
アーティストのためにも「感染者を出すまい」と、声を出さず、1曲ごとに精いっぱい拍手を送る観客の中にいて、コロナで音楽を悪者にしないでほしいし、ライブという文化はなくなってほしくないなと強く思いました。
「ヌーミレパーク」にて常田大希さんの才能に驚愕
・・と、ライブを思い出したら熱くなってしまいましたが、King Gnu熱が高まり、後日、数寄屋橋交差点にあるGinza Sony Parkへ 『#014 ヌーミレパーク(仮)』 DIRECTED BY PERIMETRON を見に行ってきました。
実は常田さん、King Gnuとは別にmillenium parade(ミレニアムパレード)という、ちょいマニアックな音楽集団と、MVやアートワークを手掛けるPERIMETRON(ペリメトロン)というクリエイティブチームも率いていて、その世界を表現した展覧会がコチラ。
Ginza Sony Parkも新店舗オープンにむけて工事中だったこともあり、自分たちの今を「工事中(=未完成で仮の状態、途中経過)」となぞらえ、
MVコレクションや
MVで実際に使用された小道具や衣装、
親交の深いアーティストの作品などを展示。
特に3Dメガネをかけて体感する映像は、さすがソニーの技術(Crystal LEDディスプレイシステム)!と、うなるような迫力でした。(本編撮影NGのため、写真は待機中の映像です)
また地下の西銀座駐車場に直結している地の利を生かして、MVではCGで描かれていた車や背景をリアルに再現したコーナーも。
さすがにそこまでコアなファンではないので、あとでMVを見て答え合わせをするような状態でしたが、エネルギーに満ち溢れた若者カルチャーに触れ、いい刺激になりました。熱心なファンにとっては、細部まで見逃せない凝った展示だと思います。
それにしても、これだけの芸術的才能を持ち、カルティエやディオールの広告にも起用されるほどのおしゃれイケメン=常田大希・28歳。末恐ろしいというか、さらなる活躍が楽しみでしかないですね。
『#014 ヌーミレパーク(仮)』 DIRECTED BY PERIMETRON は2021年1月31日まで。
入場料無料・完全予約制
(写真は許可を得て掲載しています)
https://www.ginzasonypark.jp/gnu-millepark/
こちらは入場時に抽選で当たらないと買えないガチャ(500円)のラバーキーホルダー。ついつい「せっかく買い」してしまいました。