こんにちは。世の中がwithコロナへと移行しつつある今、徐々に遠征を再開しているライブ大好き編集者のすぎです。会食はまだしないけど、一人で静かに行動するぶんには大丈夫じゃね?と。
というわけで、行ってきました!ミスチル@福岡Pay Payドーム。
『Mr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス』と名付けられた記念のツアーです。
ミスチルももうデビュー30周年かぁ。ノンノ時代に何度か取材させてもらったけれど、桜井さん、本当に優しくて感じが良くて、カッコ良かったなぁ。(最後に取材したのはアルバム『Q』の時なので、なんと22年前という衝撃!)
‘95年の横浜アリーナ3DAYSとか横浜スタジアム2DAYSとか、かつては全部行くほどハマっていたのですが、2004年に日産スタジアムの最上段・後方角ぐらいの遠~い席で寂しい思いをして以来、チケットも取れないし、ワンマンライブからはしばらく遠ざかっていました。(2018年のエレカシ30周年、さいたまスーパーアリーナでの、スピッツ&ミスチルとの夢の競演は、奇跡的に当たりました!)
が、今年は30周年。チケット販売サイトからオフィシャル先行抽選予約の案内がきて、久々に運試しをすることに。
後日、6月11、12日の日産スタジアム(横浜)と18、19日のヤンマースタジアム長居(大阪)の4公演が追加発表されましたが、最初に申し込めた福岡・名古屋・東京・大阪のドーム公演は、それぞれ2DAYS。
まさにデビュー日である5月10日とその翌日の東京ドームだけの申し込みでは当たる気がしなかったので、「どの公演でも良い」を選択しました。
この選択肢、すごくないですか? 東京以外は休日とはいえ、「全国、どこでも行きますよ」というファンが、それだけいるというミスチル、さすがです。
そんなこんなで、福岡2日目が当選。
まだツアー中なので詳しく曲名は書けませんが、オープニングから4曲終えた後のMCで「もうすでに昨日とは2曲違います。今日だけのセットリストです。次にやる曲も~」と始まった懐かしい曲に、「あぁ今日で良かった!」と心から思い、今でもその曲が頭の中でぐるぐる回っています。
セットリストやライブの感想など、ネタバレを恐れずチェックできるのが、ツアー前半に参加するメリットですね。で、さっそく確認してみたところ、なんと全体の3分の1に近い7曲も初日とは変えていたようす。
ふんだんに使われる映像や豪華な照明も合わせて考えると、本当に「今日だけのライブ」のために相当な準備をしてくれていたんだなぁと嬉しくなりました。
センターステージに移動して、桜井さんの弾き語りで始まった曲では、年を重ねて深まった表現力をじっくりと味わい、また別の場面ではイントロのピアノの2音だけで会場がどよめくという名曲の力を実感しました。声も出せず、マスク越しだというのに、あふれ出る感動は伝わるものなんですね。
そして「今まで作った241曲の中から、最後にふさわしい曲はなんだろうと一生懸命考えて決めた」という本編最後の曲は、確かに30年の今までと50年へのこれからにピッタリで、その想い、しかと受け取りましたよ。
・・と、とても満足して「福岡まで来て良かったなぁ」と思ったライブだったのですが、よく考えると、あの曲もこの曲も、まだまだ聴きたかった曲が山ほどあって、「どれだけ代表曲があるんだよ、ミスチル!」と思わずにはいられない私でした。
ミスチルの話は以上なのですが、ライブ前の福岡でのランチが、とてもおいしかったので紹介させてください。
実は、ドームにも近いし、以前紹介した「中国菜 KHAOS」を割と早い段階で予約しようとしたら、おひとり様NGのお店になっていました。残念。
気を取り直して、再び勝手に信頼しているブロガーさんの口コミ記事を頼りに行ったのが「広東料理 かたおか」さん。中華かぶりは、たまたまです。
地下鉄の薬院大通駅から浄水通を少し歩くのですが、途中、大きなマンションの植え込みのツツジがとても綺麗で得した気分に。
お店は、こじゃれたマンションの一室で、カウンター以外に個室が2部屋あるようです。
糸島野菜いろいろ盛り合わせ。ひとつひとつ違う味付けがほどこされています。こういう綺麗な盛り付けを見ると、日本人の器用さって素晴らしいなと思います。
糸島ホウレンソウと海鮮水餃子。隠れて見えませんが、ツルンとした皮にプリプリの海老などが入った大きな水餃子でした。
海老とスナップエンドウの春巻き。
壱岐産天然ヒラマサのカツレツ チリソース 水菜サラダ。
豚スペアリブのトウチ煮込み 炙り焼き 糸島野菜飾り。箸でほろっと崩れて、骨離れも良いお肉でした。
ちりめんじゃこと糸島筍の木の芽山椒風味チャーハン。
選べるデザートは杏仁豆腐をチョイス。
これで税込2750円。日曜日のランチ営業も嬉しいし、必ずまた来ようと心に誓ったのでした。