そろそろ春、となると気になるのが花粉症。みなさんは花粉症に悩まされてはいませんか?…なんて書きながら、すでに目がかゆい私。これから本格的に花粉が飛び始めたらどうなるのか、ユーウツです。
ところが最近、花粉症対策にいい「菌」があると耳にしました。まー、そうですよね。花粉症対策にあげられる食材、ヨーグルトには乳酸菌、納豆には納豆菌が含まれるわけだし。え、違う?他の菌が有効だと注目されてるの?
その名は「酢酸(さくさん)菌」。乳酸菌や納豆菌、ビフィズス菌に比べて、まだあまり馴染みのない名前ですよね。ところが、実は古くから利用されている健康食材なのだとか。以下、酢酸菌を研究して50年、キユーピーのセミナーで聞いてきた「酢酸菌のちょっとスゴい話」を披露させていただきます!
まず酢酸菌って何?自然界に浮遊している発酵菌で、お酢作りに利用されているのですって。そっか、マヨネーズってお酢使いますものね。だからキユーピーが研究しているのか…なんですが
お酢の製造過程でできる、濁りの部分に含まれるため、ろ過されて市販のお酢には含まれていないそう。なんと今までは廃棄されていたのだとか!とはいえ、たとえば黒酢、漢方薬などに含まれ、長く健康維持に役立てられてきたのだそうです。
↑酢酸菌が含まれている食材や漢方薬
さて、酢酸菌のうれしい働きは主に2つ。
1.免疫細胞を刺激し、花粉症を軽減
2.肝臓の代わりにアルコールを分解
まず1.の「花粉症を軽減」について。酢酸菌は小腸の免疫細胞を活性化し、花粉症の症状を軽減しますが、ポイントは2つの免疫スイッチが押せること。
花粉症を軽減する免疫スイッチには「TLR2」と「TLR4」の2つがあります。ヨーグルトに含まれる乳酸菌、納豆に含まれる納豆菌、そしてビフィズス菌は免疫スイッチ「TLR2」は押せますが、「TLR4」は押せません。下の図にあるように、「TLR4」を押せる菌は稀にしかないのです。ところがなんと酢酸菌は「TLR2」「TLR4」の2つが押せる!
2つのスイッチを押すことで、免疫バランスが整い、花粉症などのアレルギー反応が抑えられると明らかになっているそうです。酢酸菌と乳酸菌を組み合わせると、免疫細胞の活性度が2倍以上になったというデータもあるとか。これはかなり期待できそうです。
そして2番目の「アルコールを分解」。これがまたスゴい!なぜなら酢酸菌は“胃”でアルコールを分解するから!
上の図を見てください。毎日晩酌を欠かさない私にはショッキングな一文が。
肝臓の分解力以上を飲むと、体に脂肪が蓄積されます。
ガーーン…今更ながら、知りたくなかった事実。アルコールを多くとると、肝臓で脂分を分解する力がアルコール分解に使われ、脂肪が蓄積してしまうのだそう。
そこで酢酸菌。酢酸菌とアルコールを一緒に摂取すれば、胃で働いてアルコール分解してくれるのです。その分、肝臓の負担が減り、他にもある大切な働き、胆汁を作ったりタンパク質を合成したりといった、健康に欠かせない仕事ができるようになるのです。
そしてそして、肝臓の働きがよくなると、美肌効果も!確かにタンパク質が合成されれば、肌や髪の原料となりますよね。他にもコラーゲンの再合成、目の下のクマ防止…うれしいことだらけじゃありませんか!こうなったら酢酸菌、さっそくとりたいぞ!
というわけで、酢酸菌配合のサプリメントをご紹介!
【左から】
「ディアレ」
「よいときOne」
「ディアレ」は酢酸菌に加え、疲労軽減効果のあるGABAも配合。こちらは主に花粉による鼻グズに。「よいときOne」は、書いてありますよね、「飲む人のための」…これって私向き♪
さっそく「よいときOne」を試してみました。驚いたのは、お酒を飲んでも、なかなか顔が赤くならない!私、お酒好きなのにお酒に弱くて、すぐ顔が赤くなってしまうのですが、「よいときOne」を飲んだ後はあまり赤くならなかったのです。そして翌朝、なんだか目覚めがいい。これはかなりいいモノかも♪
そして右端は、同じくキユーピーの
「ヒアロモイスチャー240」
です。もう私の大定番サプリメント。ヒアルロン酸Naを240mg配合、飲むと翌朝の肌が違う!すっきりトーンアップして、つやっ、モチっとなるんです。これがやめられず、リピート継続中です。
いろいろと悩み多き私を救ってくれる「キユーピートリオ」。期待して続けていこうと思います。