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『光る君へ』の世界をますます楽しめる3点セットを発見!

ふみっちー

ふみっちー

ネコを愛するネコっ毛の50代。ツンデレ猫・リリララ姉妹に日々翻弄されてます。美と健康の情報は大好物です!

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ハマっております、大河ドラマ『光る君へ』! 故事を上手に取り入れつつも自由なシナリオ、雅な宮中のセット、美男美女たちの熱演。濃厚なラブシーンもありつつ、ドロドロの権力闘争も暴力沙汰も描いていて、観ていて飽きません。

 

脚本家の大石静さんが「セックス・アンド・バイオレンスを描きたい」と語ったそうですが、その通りですね。戦乱もないし、かな文学も全盛だったし、平和だったんだろうなー、というイメージしかなかった平安時代でしたが…どうもそれだけではなかったようです。そこで、もっと『光る君へ』の世界を知りたいと、3点セットを見つけましたよ。

 

新書「殴り合う貴族たち」

まずは書籍「殴り合う貴族たち」。殴り合う?貴族が?貴族って、軟弱でお高くとまって、しょっちゅう和歌をよんでるような貴公子とかお姫さまじゃないの?と思っていましたが…そんな先入観がガラガラと崩れます。

 

のっけから、藤原道長が他の貴族を拉致・監禁した、という事件が登場します。知人の利益のために、圧力をかけるためだったとか。えー、ドラマでは「民のための政(まつりごと)を」とか言ってるくせに!ダメだよ、柄本佑くん(違うけど)。

 

ところがこんなのは、まさに序の口。「藤原道隆(井浦新さん)の孫、天皇の前で取っ組み合いをする」「藤原道兼(玉置玲央さん)の息子、自分の従者を殴り殺す」「藤原頼通(道長の息子、のちに関白になります)、気に入った桜の木を横取りしようとして、他の貴族に暴行を加える」…もう開いた口が塞がらないほどの不品行のオンパレード。しかも街中のみならず宮中でも!しかも貴族の中でもトップ・オブ・トップの人たちが、ですよ!

 

そういえばここ数週、ドラマで描かれているのは「長徳の変」。女をめぐって、花山院(かさんいん・本郷奏多さん)に藤原伊周(これちか・三浦翔平さん)、隆家(竜星涼さん)が矢を射かけ、大事件となって失脚する、という政変。この事件のおかげで道長は最高権力者になるわけですが…「そんなことで?バカじゃないの?」と半分あきれていましたが、この本を読んでいると、さもありなんと思えてきます。まさにバイオレンスな世界。

 

よく考えたら人権意識もなければ、法制度も整っていない時代。何か欲しいものがあったら、力づくで奪いとるのが当然だったのかもしれません。ましてや特権階級の貴族たち、スポイルされて育って、何でも思い通りになるのが当然、ならなければ逆上して暴力沙汰に…ってことだったのかもしれません。ドラマの中の“F4”が、なんだか半グレ集団に見えてきました…。あー、やっぱり現代に生まれてよかった、よかった。

 

ちなみに、これらの事件の多くは藤原実資(さねすけ・秋山竜次さん)が書いた「小右記(しょうゆうき)」に記されているそう。「日記に書いてやる~」「こんなことは日記に書かん!」と“日記ネタ”が定番となっていますが、まさに「小右記」は、当時の重要資料として非常に信頼性が高いようです。その中で藤原道綱(上地雄輔さん)があまりに仕事をせず、学識がないため、実資は「ムダ飯食いというのは、あれのことか」とコメントしたとか。秋山さんの顔が浮かんできて、ちょっと笑えます。

 

書籍「ワケあり式部とおつかれ道長」

さてもう1冊、テイストの違う平安時代解説本を。「ワケあり式部とおつかれ道長」は、なんと紫式部がバーのママという設定!ここに常連客・道長、同じくバーを営業している“クラブ香炉峰”のママ、清少納言(ファーストサマーウイカさん)をはじめ、花山院、道長の姉・詮子(あきこ・吉田羊さん)が来店し、客(という読者)に「あの事件は実は…」「私がああいう行動をとったのは…」などと語ります。

 

とにかく語り口調で歴史を解説してくれるので、むちゃくちゃ読みやすい!ドラマでは描かれていない事情や人間関係、またわかりにくい冠位なども平易に書かれていますから、併せてみるとさらに『光る君へ』時代の理解度が増すと思います。

 

ちなみにバーテンダーを務めるのは藤原行成(ゆきなり・渡辺大知さん)。ドラマ同様、デキる男で「ママの話をお聞きになりたいのでしたら、ぜひボトルのキープをお勧めします。絶対、一晩や二晩じゃすみませんよ」「おつまみ、パリっと焼いたフロランタンなんていかがです? オールドには合いますよ」と絶妙な客あしらい。このバーでは道長はラフロイグ、花山院はテキーラ、詮子はシャンパン・カクテルがお気に入りのよう。酒飲みの私としてはついニヤニヤしてしまいます。著者の奥山さん、お酒通ですね!

 

本を読む際のBGMは、ぜひドラマのサントラを。『光る君へ』を観ていると音楽のパワーをかなり感じます。ご覧になっている方はご存じかと思いますが、オープニング曲はラフマニノフを彷彿とさせる壮麗な正統派クラシック。でもドラマの中ではジャズ風の曲も使われていれば、バロック調の曲もあって、ずっと気になっておりました。

「光る君へ」サントラ

こちらもドラマ同様、自由でモダンでおもしろい!平安時代が舞台なのに、ジャズが何曲も使われていたり、優美でチャーミングなワルツがあるかと思うと、チェンバロを使ったバロック曲、さらにギュインギュインのエレキギターソロもあって、聴きながら笑ってしまうほどです。Amazonでのレビュー評価がかなり高いこともうなづけます。これからどんなシーンにどの曲が使われるのか、楽しみです。

 

ドラマは舞台を越前に移し、宋人の医師見習い役で松下洸平さんも登場。どんな展開になるのか、想像もつきません。まひろ(吉高由里子さん)が紫式部となるのはいつか?清少納言との関係は、道長との関係はどうなる?…あと半年、楽しませていただきます!

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