ミスチルのライブで初めてKアリーナ横浜へ
21枚目のオリジナルアルバム『miss you』を引っさげて2023年9月にスタートしたミスチルの全国ツアー。ホール(21会場39公演)はもちろん、アリーナ(12会場26公演)も当たらない当たらない…。
どこに何度申し込んだのか覚えていないぐらいの落選通知のあと、追加公演のKアリーナ横浜10月26日(土)が直前に当選! 申し込んでおいてなんですが、非常にびっくりしました(笑)。
2023年9月にオープンしたこのKアリーナ横浜。
「2万人収容ながら、音楽に特化していて、どの席からも最高のライブが楽しめる」というのがウリなのですが、横浜駅からの歩行者デッキがまだ整備中のため、人が滞留して帰りが大変! 「駅まで徒歩11分のはずが終演から2時間かかった」とか、前評判が非常に悪く…。
客席は扇形に配置されていて、どの席からもステージが正面に見えるのは良いのですが、スタンド席の上のほうは、「もはや登山レベル」などという噂も聞いておりました。
アンパンマンこどもミュージアムの正面入り口を通り過ぎて左折、
建物の横に描かれたイラストにほっこりしながら、
ヒルトン横浜などもある「ミュージックテラス」のゲートをくぐった先に会場が。(1枚目の写真です)
早めに行ったので、ツアートラックの写真も撮ってきました。
座席は、ほぼ天井席のレベル7。スタンドの階層でいうと4階席なのですが、建物的には7階相当です。登山覚悟だったので、まぁ、こんなものかと。
急こう配なので、確かに見やすくて音もよく、アリーナというよりは巨大なホールで見ている気分。ライブ自体はアルバムの印象通り、かなり内省的でありつつ、心に沁みるいいライブでした。
混雑を避けようと、アンコールが終わり、メンバーがまだ挨拶をしているところで席を立ってしまったので、帰りの混雑がどれだけ解消されているのかはわかりませんでしたが、横浜駅から見たKアリーナ横浜は、とても美しかったです。
ACIDMANはKT Zepp Yokohamaで最前列をゲット
10月30日(水)は、KT Zepp Yokohamaへ。
フレックスタイム制のおかげで、平日のライブも行きやすいのはありがたい限りです。
目的はこちら。ACIDMANデビュー記念日にて1日限りの『This is ACIDMAN 2024』。
チケットの先行予約ができるモバイル会員のため、整理番号47番。そして目の前に撮影用のカメラがあったせいか、ぽっかり空いていた最前列ほぼ中央をゲット!(しかもライブが始まったらカメラは動いてくれたので、最高な場所でした)
オールスタンディングのライブハウスは、始まってしまえばメチャクチャ楽しいのですが、入場してから開演までの時間がつらい…。小さな箱で30分前開場ならまだしも、2000人規模のZeppクラスだと1時間前が多いため、実はかなりの苦行です。
が、この日は最前列。目の前のバーに寄りかかれるだけで、こんなにラクなんだ…というのは発見でした。(テンションが上がり、快楽ホルモンであるドーパミンが分泌されていたからかも?)
そしてアンコールでは、2025年10月26日(日)に7年ぶり7度目の武道館公演が行われることが発表され、終演後に最速チケット販売も。
1年後のチケットを手に入れ、「元気で生き続けないと!」と思った次第です。
初めてのVaundyは横浜アリーナで
11月10日(日)は、Vaundy@横浜アリーナ。
2023年3月に日吉から新横浜までの東急線が開通し、渋谷から横浜アリーナに行くのに菊名でJRに乗り換える必要がなくなりました。…ということに、実は私、しばらく気づいておらず、ある日「乗換案内」で帰りの時間を検索したら知らないルートが出てきてびっくり(笑)。
でも、横浜アリーナに行くなら菊名の「Osteria Italiana COVA(オステリア イタリアーナ コバ)」でランチが食べたい。特にこの日は開演時間が16時と早かったため、13時半からの遅めランチがちょうどよく、そしてやっぱりおいしかったです。
日大芸術学部在学中に19歳でデビューしたVaundyは、まだ24歳。もちろんお客さんも若者だらけ。フォトスポットも用意されていました。
ずっと気になっていたのですが、フェスでもタイミングが合わず、なかなか見ることができないでいました。
というわけで全国10都市20公演のアリーナツアーが発表されたとき、試しに申し込んでみたら、ツアー2日目・横浜アリーナの注釈付き指定席が当選。
注釈付き指定席というのは、スクリーンや演出がほぼ見えない場合もあるという前提で売られる席なのですが、ステージ横で近かったりもするので、私はそんなに嫌いじゃないです。
今回、スクリーンもなければ、照明もスピーカーも上から吊られていたため、視界を遮るものがほとんどなく、ステージの真後ろまでお客さんが入っていました。
私は上手側真横ぐらいの席だったのですが、ステージ上の一段高い通路がサイドバック沿いに通り抜けられるように作られていて、Vaundyったらしょっちゅうそこに来ては、横や後ろを向いて歌うのです。
花道があるのにほとんど使わず、行っても途中で引き返し、センターステージで歌ったのは1度きり。
大歓声が上がり、あきらかにみんな喜んでいるのに、なぜもっと前に行かないのか? 途中のMCで、「あまりそこへは行かないけどね」と宣言までしていました。
そのクールさがいいの? あまのじゃくすぎない?
この日がたまたまそうだったのかもしれませんが、とりあえず注釈付き指定席の私にとっては、かなりラッキーなライブでした。(でもほとんどのお客さんはかわいそう…)
2025年7月からはファンクラブ会員を対象としたホールツアーも行われるそうです。
ファンに優しかった宮本浩次@ぴあアリーナMM
そんなVaundyと対照的だったのが、11月20日(水)、ぴあアリーナMMの宮本浩次さん。
ソロ活動5周年を記念した「今、俺の行きたい場所」ツアーは、宮本さんが育った東京都北区をはじめ、将棋の駒の生産地である山形県天童市、森鴎外の生誕地である島根県などなど、宮本さんが行きたい理由のある全国11カ所13公演。
(「金華山上にそびえる岐阜城(プラモデルを何度も作った)」という「この土地が選ばれた理由」には笑ってしまいました)
あちこち何度も申し込みましたがホールは全滅し、地方遠征ならず。アリーナサイズの横浜でようやく観ることができました。
私は上手側のスタンド1階席。花道の先端よりも後ろの斜め横から観るような場所でした。
エレカシでもかなり激しい運動量ですが、ギターを持たないソロでは、さらに身軽に動く宮本さん。
花道を何度も行き来し、メインステージに向かってスキップして帰るなんてこともありました。スキップしてる58歳のロックシンガー、かわいすぎて悶絶(笑)。
花道の途中で、得意の四股踏みスクワットポーズで静止したり、観客を指さしてアイコンタクトを取ってみたり。感激のあまり、両手で自分の頬を包み込む乙女な反応のお客さんを見ていると、なんだか私まで幸せな気持ちになりました。
「みんないい顔してるぜ~、よく見えないけど」と、これまたお決まりのセリフを吐きつつファンサービスたっぷり。なんと第2部最後の曲『俺たちの明日』では、花道から降りて客席の間を練り歩くといった時間もあって、アリーナ後方のお客さんたち、大興奮!!
あぁ、宮本さんのチケット、ますます取れなくなりそうな予感でいっぱいです。