明けましておめでとうございます。
皆さま 今日から本格始動ですか?
今年もOurAgeをよろしくお願いいたします。
さて、ちょっと年末にさかのぼりまして・・・・・・。
おせち料理を、作りましたか? 私は、毎年ちょっとだけ作ります。
煮物だけです。他は、毎年いろいろなところで購入しています。
三の重の中身、
やつがしら、くわい、にんじん、たけのこ、れんこん、しいたけ、ごぼうの煮物。
私は、料理が得意ではないので、とっても上手に作る人がそばにいたらお任せしたいタイプ。
私がその日に食べたいものを、体に良さそうな素材で、おいしく作ってくれるレストランがあったら、毎日通いますね、間違いなく。
正月に煮物だけを作るというと、普段の私を知っている人には驚かれます(笑)
なので、おせちは年末のイベントとして作っている、というのが正しいです。
このイベントで、毎年、とてもお世話になる一冊があります。
昔、母が、ご飯を炊こうともしない私にプレゼントしてくれたもの・・・・・。本の奥付(作者や出版社などが書いてあるエリア)を見たら、1988年10刷。どうやら、大学を卒業したころにもらったようです。
四季おりおりの料理が紹介され、日本料理の基本がぎゅっと詰まった一冊です。
この本の中のいろんなおかずを作った時期を経て、ほかに気に入った料理本を購入したり、スマホでレシピを見たりすることも多くなってきましたが、必ず一年に一回、この本を開き、おせちの煮物を作ります。
作りながらページをめくるので、おせちの部分はかなりヨレヨレです。歴史ですね〜。
たくさんのレシピが世の中にありますが、なぜこれなのかと言われれば、とても優しい味になるから。この一言に尽きます。
みりん、醤油、お酒、砂糖、お出汁の配合が、それぞれのお野菜の持つ味を、優しく引き立てる気がします。そして、味が濃いめのおせち、ごまめとか、田作りとかと相性が良い気も。
江戸っ子の私としては、とっても静かで澄んだ空気の東京の夜に、鍋でゆっくりふつふつと煮る野菜、お出汁の匂いは、THE年末。今年も終わったなぁ〜と実感するひとときです。
みなさんは、この料理はこのレシピでないと!というこだわりの料理はありますか? 得意な方はレシピを見なくても、チャチャっとなんでも作れちゃうから、ないのでしょうか。
今年も、年末穏やかに煮物ができますように。一年、走り切りたいと思います。
実は、このブログを書いているのは2024年12月。きれいな色のくわいと、やつがしらです。
果たして煮物はうまくいったでしょうか(笑)
※写真の『かあさんの味』(ベターホーム出版局)は、スージーの1980年代の私物です。