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真木あかりさんと「文学フリマ東京40」でZINEを売ってきました!

はたこ

はたこ

美味しいごはんとお酒を供に、人と語らうことが何より好きな獅子座50代。Jリーグ、アイドル、演劇、料理家……どこにでも推しを作りがちな推し体質。現在、新刊『「ツイてない」「もう無理」に効く占いと技術 ~不運の救急箱~』を上梓した真木あかりさんを絶賛推し活中です!

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GW明け最初の週末。『「ツイてない」「もう無理」に効く占いと技術 ~不運の救急箱~』(通称不運本)の著者、真木あかりさんのお手伝いで本好きのお祭り「文学フリマ」に出店してきました! 実際に読者のみなさんのお顔を見ながら本を売るという貴重な体験。怒涛の1日をご紹介します。

「文学フリマ」を知っていますか?

真木あかりさんから「文学フリマに申し込みました!」ときいたのは、まだ本の入稿も始まっていない頃だったでしょうか。なんとなく名前は知っていたもののコミケ(も行ったことはないけれど)の文学版?くらいの認識でした。

 

しかし!今回、5月11日(日)に東京ビッグサイトで行われた「文学フリマ東京40」はなんと出店数が約2750店という史上最大規模の大盛況。東京以外でも札幌、岩手、大阪、京都、広島、香川、福岡の全国8都市で開催されており、この「文学フリマ東京40」は2002年の第1回から数えて、東京の40回目、全国通算100回目の開催という記念すべき回なのだそう。

 

公式サイトによると、文フリは「作り手が『自らが《文学》と信じるもの」を自らの手で販売する」文学作品展示即売会。作品の内容は、小説・物語・詩・俳句・短歌・ノンフィクション・エッセイほか評論・研究書など、プロ/アマも、商業出版/自費出版も、手書きの紙1枚/製本された冊子などの形態も問わず、出店者と来場者が自由にコミュニケーションしながら楽しめる、本好きにはたまらない大人気イベントなのでした!

東京ビッグサイトで行われた文学フリマ東京40

真木さんは、自主制作でZINEを2冊作り、そのうちの1冊は『「ツイてない」「もう無理」に効く占いと技術 ~不運の救急箱~』のサブテキストだということで、張り切ってお手伝いに行くことに。

コンテンツ制作はもちろんブース設営も販売も全部自分!

到着したのはイベント開始より1時間と少し前。会場は1階の南1-2ホールと4階の南3-4ホールに分かれての開催。真木あかり事務所のブースは1階の入って左手。カテゴリーは「評論・研究」。ブース番号はR-17/18です。R-18……覚えやすい(笑)入場して階段上から会場を眺めて、その規模に圧倒されます。

文学フリマ東京40の会場の様子

1ブースは長机半分。これだけの方が自分が表現したい文学を作品にして集まってきている……それだけですでに胸が熱くなります。

 

今回真木さんは2ブースで申し込んでいたので使えるスペースは長机1つ分。大急ぎで設営を開始です。真木さんが準備してきた紙製の本立ての組み立てに戸惑ったり、お取り置きの冊子の仕分けをしたり、金庫やレジアプリの使い方を教えていただいたり、用意してきた不運本のポスターを設置したり……ビギナー丸出しであたふたあたふた。必死すぎて写真を撮る暇なし(泣)

 

地獄の入稿を抱えながら、これだけの準備をすべて自分でやり遂げた真木さんに尊敬しかありません。なんとか、開場アナウンスとともに準備を完了することができました。

文学フリマ東京40に出店した占い師の真木あかりさん

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ブースでお地蔵様化の不安を早々に払拭!占い師の先生方の結集も感激

どのくらいの数が売れるのか、そもそも誰かブースに来てくださるのか。不安いっぱいのスタートでしたが、早々にうれしいお客様方が!(以下の写真は撮影と掲載の許可をいただいています)

 

いきなり誰もいらっしゃらなくてお地蔵様化したらどうしよう、との心配を吹き飛ばす大盛況です。占い師の先生方の集結にお客様たちもびっくりされています。

文学フリマ東京40に集合した占い師、高橋桐矢さん、真木あかりさん、千田歌秋さん、アイビー茜さん

いつもオンラインでもオフラインでも優しく応援してくださっている “不運本 オールスターズ”の占い師の先生方。右から、本書内で対談にご登場いただいた高橋桐矢先生、不運本をつくるきっかけをくださった千田歌秋先生。そして、不運本サブテキストの『林檎と檸檬』にご寄稿いただいたアイビー茜先生。

不運本のあとがきに書いてあった自分への宿題を、真木さんが早々に実現

文学フリマ東京40のために真木あかりあんが作ったZINE2冊『林檎と檸檬』と『星の数ほど』

あらためて、こちらが今回の文学フリマの目玉となったZINE2冊です。

 

右が不運本サブテキスト、と銘打たれた『林檎と檸檬』。『「ツイてない」「もう無理」に効く占いと技術 ~不運の救急箱~』のあとがきには、アイビー茜先生が2024年春に行われたXでの通称「不運スペース」で言及された「初期設定の不運」=「生まれもっての不運」について、本のなかで取り上げなかった、取り上げられなかったことが以下のように書かれています。

 

「生まれた場所、家族関係、貧困、病気など不運になり得る要因はあまりに多用であり、占いや個人の努力ができることはあまりに多用であり、占いや個人の努力ができることはあまりにわずかです。福祉や政治、教育、そして私たちひとりひとりが学ぶことなど、社会全体で解決を目指すべき問題であると考えました。私自身もあまりに勉強不足です。広く、深く学んでいくつもりです」

 

あとがきの原稿をいただいたときに、ここまで不運と向き合って書き上げた直後にも関わらず、真木さんがまだまだ学ぼう、伝えようとしていることに驚いたのを覚えています。そしてそこからわずかの間に、上の文章後に書かれていた、アイビー茜先生が、インド占星術と出会うことでその不運と折り合いをつけられた過程を、アイビー茜先生ご本人にご寄稿いただき、自身のエッセイも加えてサブテキストにしてしまう有言実行ぶり!

 

行動力、そして誠実さが並外れている……。しかも、自主制作のZINEですから、原稿はもちろん、デザインも印刷の発注もすべて自分です。表紙もインテリアにしておきたい素敵な仕上がりですよね。

 

左はオール書き下ろしのエッセイが30本、ぎゅぎゅっと詰まった『星の数ほど』。不運本のエピソードもあちらこちらに出てきて読者にはたまらない一冊。ご本人は「星の数ほど誤植が……」と嘆いてらっしゃいましたが、それもかわいい。

 

私は真木さんにお話を聞くたび、こんなにお忙しいのにいつも3食自炊していらして、なぜ???と思っていたのですが、この中に収録された「食べることは生きること」を読んで深く納得しました。その食べたいものに対する細かさは……自炊するしかない(笑)

文学フリマ東京40に出店した占い師の真木あかりさん

私は真木さんが書くエッセイが大好きです。とにかく真木さんの人生は濃い。本当に私より短い年数しか生きていないですよね? いったい人生何周すればこんなに濃いエピソードが集まるのか。このエッセイ集のなかでは、雷に打たれたエピソードも披露されているのですが、雷が自分に落ちた強烈な体験さえ、そのエッセイのなかでは落語でいう“まくら”に過ぎないんですよ……これはもうとにかく読んでいただきたい。満足感がすごいです。

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想像以上のお客様にいただきてんやわんやの5時間

その後も、お取り置きのお客様が次々きてくださったり、サインをしたり、記念写真を撮ったり。

文学フリマ東京40で『「ツイてない」「もう無理」に効く占いと技術 ~不運の救急箱~」にサインをした占い師の真木あかりさん

ちなみに奇特な方が「お二人のサインをお願いします!」とおっしゃられ、思わず「どのお二人ですか?」と聞き返してしまった私。まさかの私のサインを欲しがってくださるなんて。もちろんサインなんて書いたこともないので、とーっても小さな字でただ苗字を書いてお渡ししてしまいました…汗

文学フリマ東京40に出店した占い師の真木あかりさん。読者の方にもらい泣き

真木さんとお話していて泣いてしまわれる方も私が把握しているだけで3名。この方は9年ほど前にオンライン鑑定で真木さんにみてもらった時の言葉を大事に大事に過ごしてこられたそうで、感動のご対面でした(もらい泣き……)

 

その後も岡田龍依先生はじめ占い師の方々や、いつか恋愛周りの不運について真木さんと対談していきたいと妄想しているさかいもゆるさん、不運本をレビューしてくださった書店員で俳優の成生隆倫さんもご来店。ありがとうございます~

文学フリマ東京40に出店した占い師の真木あかりさんと岡田龍依さん

成生さんがくださった「コトアム」の無料冊子。5月7日にリリースされたばかりの「ことばを編むSNSアプリ」ということで気になっていました。自分が好きなことばをいつでもスマホでお守りのように持ち歩くためのアプリということで、不運本でご紹介している「不運脳脱出法リスト」作りにもよさそう。こういう興味とご縁がつながっていく感じもいいですよねぇ、文フリ。クセになりそうです。

会場の試し読みコーナーがすごくいい!そして狙っていたZINEも購入。

おかげさまの大盛況で5時間、ほぼずっとブースに張り付いてお客様対応をしていたのですが、一瞬落ち着いた時間を狙って会場をささっとチェックさせてもらいました。まずは気になっていた「試し読みコーナー」。

文学フリマ東京40の試し読みコーナー

ブースの配置番号のアルファベットごとに用意されたテーブルに、出店者が1冊ずつサンプルを提出。来場者は自由に目を通せます。このシステム、とてもよいですねぇ。ブースでももちろんページをめくったりはできるのだけれど、あまり長時間無言で立ち読みするのも、出店者が目の前にいる状態だとなかなか気が引けますし。ここでだったらブースに行く前に気兼ねなく気になる本をチェックできる!

文学フリマ東京40に出店した鈴木大介さんと石田月美さん

ひとつだけですが事前にチェックしていたブースにも行けました!

 

幻冬舎新書『貧困と脳 ~「働かない」のではなく「働けない」~』が大ヒット中の鈴木大介さんとドラマ化もされた『ウツ婚‼』の作者で最近新刊『まだ、うまく眠れない』を上梓した石田月美さんはお二人で出店。鈴木さんからは、『テレビが好きだったことなんか、一度もない 論考「推し・ファン心理の理解が皆目できぬ者の孤独」』を、石田さんからはエッセイ『笑いと叫びはよく似てる』を購入しました。

文学フリマ東京40で購入したZINE

内容はもちろん楽しみなのですが、出版社からたくさんの本を出されているお二人が、自主的に作るZINEで書きたかったことは何なのか。出版社に働き、書籍編集の端くれとなった今、とても気になります。落ち着いたらゆっくり読もう。

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開催時間30分を残して、なんと不運本が完売!(泣)

そして気が付けば、用意した不運本は30分を残して完売に!!!

文学フリマ東京40に出店した占い師の真木あかりさんのブース

「これは今のところ文フリでしか手に入らない本です!」というのをひたすらお伝えした甲斐がありました! 真木さんのXにお取り置き希望された方はすでに不運本をお持ちの方も多かったのですが、会場で知った方は、じゃあメインのほうも読みたい、と思ってくださる方が多く、不運本の売り上げも想像以上に伸びました。うれしかったなぁ……

 

途中、真木さんが「はたこさん、なんでニヤニヤしてるんですか?」と。不運本を手に取って真剣に見てくださる方を前に、勝手に顔がニヤけていたようです。その後、二人で「幸せですねぇ」とお客様たちを前に、さらにニヤニヤしたのも嬉しい時間でした。

 

真木さんはこの後、9月14日(日)にインテックス大阪で行われる「文学フリマ大阪13」にも出店予定。私もまたお手伝いに行く予定です。今回東京にいらっしゃれなかった方はぜひ大阪でお会いしましょう。きっと万博も残り1か月で盛り上がっているところですね。

 

今のところ、ご紹介した真木さんのZINEを手に入れるチャンスは、この大阪の文学フリマまでないのですが、通販など動きがある場合は随時、Xの『「ツイてない」「もう無理」に効く占いと技術 ~不運の救急箱~』公式PRアカウント でもお知らせしていきます。引き続きチェックしてください。

 

長くなりましたが、最後は、撤収作業も終わり、がらんとした会場で差し入れのビタミンドリンクを一気飲みする真木さんでお別れします。あらためて会場に来てくださった方、SNSなどをチェックしてくださった方、ありがとうございました。そのうちお客さんとしても絶対来るぞ!と誓った、最高に楽しい文フリデビューでした。

 

●真木あかり著『「ツイてない」「もう無理」に効く占いと技術 ~不運の救急箱~』の詳細とご購入はこちらから

文学フリマ東京40に出店した占い師の真木あかりさん

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