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〝お金についての失敗を教えてください〟(読者の声を集めた「隣の50歳」㉝)

ギリコ

ギリコ

夏が近づき、日の出の時間も早くなってきました。そのせいかただでさえ早起きのワンコがさらに早起きに。5時前から起き出して、朝ご飯を催促するので困っています。

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こんにちは、ギリコです!

OurAge読者の声を集めた連載「隣の50歳」

 

今回きいてみたのは「お金についての失敗を教えてください」です。

 

「引っ越しした際、奮発して全部屋にエアコンをつけたが、一度もエアコンを使ったことがない部屋があり、もったいないことをした」、「ノストラダムスの大予言を信じていたので貯金をしなかったこと」、「スマホゲームにはまり、いつの間にか課金額がすごいことになってしまったこと」、「結婚した際、夫婦で話し合い、貯金はそれぞれですることにした。老後の資金計画を考える年齢になったので夫の預金額を聞いたら、その少なさに愕然。私がしっかり管理するべきだった」、「せっかく当たった宝くじの交換期間が過ぎていた」、「体力が有り余っていた若い頃にやたらタクシーを使っていたこと。体力もお金も無駄にしたと後悔」といったように、さまざまな声が寄せられました。

 

さぁ、それでは結果発表です。

気になる結果はいかに!

 

じゃじゃ~~んッ

 

1位「買い物」

333票

「お金についての失敗といえば買い物です。手ごろな値段だと買ったのに、結局着なかった服や使わなかったバッグや靴。引っ越しのとき、その分量に驚いた。処分するのももう面倒」(48歳・会社員)、「ストレス解消で買い物。こういうときに買うものに限って、なぜか必要でないものや絶対着ない服を買ってしまうことが多い」(49歳・公務員)、「お買い上げ金額○○円以上は送料無料、○点以上まとめて買うと値引きという言葉に釣られ、必要ないものまで買ってしまうこと」(45歳・会社員)、「ネットで見つけたセール品。上手に買い物したつもりでいたら、後日、同じ商品が近所のお店でもっと安く売られていてショックだった」(48歳・専業主婦)、「家具など大きな物の衝動買い」(54歳・会社員)、「便利そうと衝動買いしたロボット掃除機。でもスティック掃除機の方が我が家の場合使いやすく、今では全く出番がない」(51歳・パート・アルバイト)、「エステやダイエット用商品、矯正下着に着物……これら今まで無駄に使ってきたお金を貯蓄に回していたらよかった」(61歳・パート・アルバイト)、「2万円くらいもするブーツを買ったが数回しか履かないうちに太ってしまい、チャックがふくらはぎの途中までしか上がらなくなり、履けなくなったこと」(41歳・その他)、「コンサートチケットの購入。早めに買い、支払いが済んだ後、開催日間際になって行けなくなった」(42歳・会社員)、「お得だからと買ったエステの回数券。ところが購入後に転勤となり、転居先から通えるエリアにそのエステのチェーン店がなかった。使用期限がきてしまい、結局回数券は無駄に」(47歳・公務員)、「100均での無駄遣い。安いからと不要なものまで買いこみ、結局使わないことが多い」(51歳・パート・アルバイト)、「若い頃はファッション命で、働いて稼いでいたこともあり、欲しいものはほぼ買っていた。でも高級ブランドのバッグや靴などは、大事にするあまり、滅多に使わなかったものもある。あのとき少しは貯金にまわしておけば……と今になって後悔することも」(57歳・専業主婦)、「新聞の折り込みチラシで見つけた家電。宣伝文句に心躍らせ、値段の安さに釣られ買ったけど、大して使わないうちに故障。安物買いの銭失い、とはまさにこのことだと反省した」(52歳・パート・アルバイト)

 

 

2位「投資

285票

 

「勤めていたとき経理部長に勧められ投資信託を購入したら、大暴落。投資は人に勧められてやるものではないと学びました」(45歳・専業主婦)、「数年前余裕資金に働いてもらおうとFX(外国為替証拠金取引き)を始め、最初は数千円程度の決済で小銭を稼げていました。そのうち、次第にのめり込み動かすお金も高額に……そこへ相場の急な暴落が起こり、損失が膨らんでしまいました。どうにもならず最後は強制決済で退場しましたが、あのときは生きた心地がしなかった。もうこりごりです」(53歳・専業主婦)、「知識もないのに株を始めたら、すぐに大損。やはりある程度勉強してからでないとダメだと痛感」(50歳・会社員)、「株取引のビギナーです。スマホで取引しているとき売りと買いを間違えてクリックしてしまい、想定外の高値で買ってしまいました。ちゃんとメガネをかけてスマホを見なければいけないと固く誓いました」(50歳・パート・アルバイト)、「遺産を相続したときに、以前から付き合いのあった証券会社から投資信託を勧められ購入。今思えば知識もなかったのに、相手から聞かされる話の内容のよさばかりに目が行ってしまっていました。結果、あっという間に200万円くらい損。知らないということの怖さ、ラクして儲けるというのはこの世には起こらないということを痛感しました。それ以来自分なりに学び、調べ、コツコツ投資を続けています。学ばなければ何事も為し得ずです」(59歳・自由業)

 

「投資に失敗した」という回答では、「ちゃんと勉強してから始めるべきだった」という反省を一緒に書いていた方がとても多かったです。

失敗した投資の内容も、株、投資信託、FX、金、仮想通貨、NISA、確定拠出年金、牧場(牛)、不動産投資など多岐にわたっていました。

 

 

3位「キャッシュレス決済

134票

「Suica機能の付いたクレジットカードを更新したとき、新しいカードが届いたので古い方を破棄した。後でチャージしてあった分の引き継ぎをしなければいけなかったことに気づいた。古いカードにチャージされていた金額を捨てることとなってしまった」(43歳・会社員)、「スマホ決済です。クレジットカードとは違い、自分で上限金額を決められるうえ、簡単にチャージできるからどんどん使ってしまう。貯金ができません」(47歳・会社員)、「キャッシュレス決済で済ますことが増え、どれくらい使ったかを把握しないまま過ごしていたら、月末痛い目に遭ったことが数回ある」(39歳・自営業)、「ポイントが貯まるからと何でもカード払いにしていたら、高額の請求書が来て息が止まる思いをした」(61歳・専業主婦)、「若いときにクレジットカードでお金を使い過ぎ、今だにその返済が続いている」(47歳・会社員)、「以前は現金を封筒に小分けにして家計管理をしていましたが、キャッシュレス決済の時代となり、家計の把握がしづらくなりました。しかもペイ○イとかd××とかたくさんありすぎて……アプリで管理しようとしてもまだ慣れません。封筒管理より大変です」(53歳・専業主婦)

 

ちなみに4位は「詐欺に遭った、貸したお金が戻ってこなかった、契約解除しても返金されなかった」で93票でした。

 

中にはこんな惨事も。

「本の整理をしたとき、1万円札を中に挟んでいた本を捨ててしまった。ショックでしばらく立ち直れなかった」(47歳・会社員)、「財布を買い換えたとき、古い財布をお金が入ったまま間違えて捨ててしまった」(52歳・会社員)、「お金を仕分けしていれておいた封筒をお金ごと捨ててしまった」(44歳・専業主婦)、「車の屋根に財布をのせたまま運転してしまった。どこかで落ちて、財布は無くなっていた」(65歳・会社員)

 

「隣の50歳」、今回はここまでですがいかがでしたか?

 

ギリコの場合、お金の失敗といえば税金の減税制度や還付金の申請を長い期間しなかったことです。

初めて家を買ったとき、あまりにも忙しすぎて書類を書く時間さえ惜しく『住宅ローン減税制度』を使わないまま適用期間が終わってしまいました。

医療費控除もやはり同じ理由で長年申請しませんでした。

ときどき(数年に一度くらいですが)「あぁ、あのときはもったいないことをした」と思い返すことがあります……。

 

 

早いもので、6月になりました。

 

雨が多く、この時期は体の不調がでやすいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

また、1年の前半戦の疲れも溜まってきた頃でもあります。

 

上手に休息をとって、どうぞ自分を大切にしてくださいね。

 

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