こんにちは、ギリコです!
OurAge読者の声を集めた連載「隣の50歳」。
今回きいてみたのは「パートナーと円満に暮らすためのコツは何ですか?」です。
「夫は家族ではあるけど、所詮は他人ということを肝に銘じる。そしてよその家庭と自分の家庭を比較しないこと」「夫の親や親戚の顔をたてる」「同じ趣味を持つ」「お互いにときどきひとりになる時間を持つ」「頭にくることがあったときは怒りに任せて発言することはせず、少し時間をおき、冷静になってから話す」「嘘を上手につくこと。例えば家事をやって欲しいときはちょっと具合の悪いフリをするとか」「言わなくてもわかってくれる、という期待を相手にしないこと。ちゃんと言葉にしていちいち伝える」「相手の嫌なところが目についたら、〝相手も自分に我慢してくれていることがあるはず〟と思うようにする」「相手が何かに失敗したときは責めすぎない」「何かを購入するときは自分の独断で買わず、夫の立場を尊重し、一言相談してから買うようにしている」など、さまざまなコツが寄せられました。
さぁ、それでは結果発表です。
気になる結果はいかに!
じゃじゃ~~んッ
1位「ありがとう、など感謝の言葉を惜しまない」
302票
「朝のゴミ出し、食事のあとの片付けなどちょっとした家事を手伝ってくれたときなどに、〝ありがとう〟〝助かるわ〟という言葉を惜しまず言うこと」(55歳・専業主婦)、「うれしいことをしてもらったらとにかく〝ありがとう〟と言う。そして自分がされたら嫌なことは相手にしない、言わない」(52歳・パート・アルバイト)、「家事を手伝ってくれたら感謝し、ほめる。たとえ掃除の仕方などが気に入らなくても。後でこっそりやり直します」(47歳・会社員)、「自分がパートナーから言われたい言葉、〝ありがとう〟〝いつもお疲れ様〟〝助かるよ〟を相手にまず言うようにしている」(50歳・専業主婦)、「どんなにささいなことでも何かをしてくれたら感謝を伝える。やってもらって当たり前という態度を見せない」(46歳・会社員)
2位「たわいのないことでいいので会話を絶やさない」
178票
「会話をできるだけたくさんする、とくに食事のとき。一緒にテーブルを囲み、楽しい話、笑顔になるような話題を心がける」(56歳・会社員)、「たわいないことでいいので会話の時間を持つ。とはいっても相手の話したいことをひたすらきき、相槌を打ち、自分の話はしない。自分の話したいことはママ友や女子会で思いっきり話せばいいので」(52歳・会社員)、「相手が話し出したら、最後まで聞き、同調してあげる(←これが難しいことなのですが)」(53歳・専業主婦)、「休日はランチやドライブに出かけ、会話する時間を持つこと」(54歳・専業主婦)
3位「我慢。とにかく我慢する」
88票
「波風を立てたくないので、自分が我慢すれば済むことはとにかく我慢する。日々、努力と忍耐」(50歳、会社員)、「我慢、辛抱、忍耐そして作り笑い」(58歳・専業主婦)、「少々のことは口に出さず、とにかく我慢する」(55歳・専業主婦)、「嫌なことを言われても我慢する。今さら夫の性格は変わらない、と自分に言い聞かせてスルーする」(52歳・自由業)、「とにかく我慢。もう離婚すること自体が面倒なので」(51歳・パート・アルバイト)、「我慢と忍耐とある程度のあきらめと妥協」(45歳・会社員)、「言いたいことがあっても我慢すること。相手の言葉には適当に返事をしておき、あとで自分でやり、相手をアテにしない」(48歳・パート・アルバイト)
4位が「自分の価値観を相手に押しつけない」で78票、5位が「ケンカをしたら自分からなるべく早く謝る」で74票、6位が「相手に期待しない」で49票でした。
「隣の50歳」、今回はここまでですがいかがでしたか?
どれも「なるほど」と参考になるものばかりでしたが、最後にギリコが印象的だったコメントをご紹介します。
「私たち夫婦は若い頃はケンカばかりでした。仕事や役職の重責がある中、当時単身赴任をしていた夫のストレスは半端なかったことと思います。一方私もふたりの子どもの育児やママ友とのつきあいにストレスをためており、夫婦がお互いを思いやることができていませんでした。その後主人は定年退職を迎え、すると肩の荷が下りたようで、以前とは違い優しくなりました。そんな中、私たち夫婦に一昨年、衝撃的な出来事がありました。それはかけがえのない我が子、次女を亡くしたことです。私は主人の悲しみが、主人は私の悲しみがどれほどのものなのか、お互いが一番よくわかっています。もうケンカをすることはなくなりました」(57歳・専業主婦)
お嬢さんを亡くしたことで、互いの悲しみをこの世で一番理解してくれる存在として認め合い、結果夫婦ゲンカもなくなった……
切ない思いでいっぱいになりました。
おふたりがこれからも支え合って過ごされることを、心から願っています。
2022年がスタートしました。
今年はどんな一年になるのでしょう。
新型コロナウィルスの感染状況がこの先どうなるのか、そしてそれに伴い、経済を始めとする世の中の動向もまだまだ不透明です。
それに加えて自分や夫、親の健康面などプライベートでも予期せぬことが起こるのがOurAge世代でもあります。
自分が願う通りの日常を送れたらそれに越したことはありませんが、そうでなかったとしても、縁あって一緒になったパートナーに感謝し、助け合って乗り越えたいものです。
それでは、今年も「隣の50歳」をどうぞよろしくお願いいたします。
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イラスト/すぎうらゆう