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「夫に浮気をされ、義両親に相談したら〝あんたは器が小さい〟と言われたこと」(48歳)「スリムな主人と太めの私を見比べて〝あの子にもおいしいものを食べさせてあげて〟と言われた」(50歳)「生まれた孫の鼻を見て〝あ~、ママに似ちゃったね〟とつぶやかれたこと」(54歳)『義両親について忘れられないことは何ですか』(読者の声を集めた「隣の50歳」第52回目)

ギリコ

ギリコ

20年近くもペーパードライバーでしたが、再びハンドルを握ろうかなと思うこのごろ。調べてみたら講師と希望の場所で落ち合い、そのまま3時間ほど講習車でレッスンする〝ペーパードライバー講習〟というのがありました。教習所まで行かなくていいなんて、便利な世の中です。

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こんにちは、ギリコです!

OurAge読者の声を集めた連載「隣の50歳」

 

今回きいてみたのは「義両親について忘れられないことは何ですか」です。

 

「夫に浮気をされ、義両親に相談したら〝あんたは器が小さい〟〝嫁に何かイヤなところがあるから、我慢できずに浮気したのではないか〟と言われたこと」「妊娠したとき舅から〝誰の子かわからん〟と言われたこと。当時主人と私は仕事の都合で別居婚をしていたので、それで舅はそう言ったのかもしれないのですが、あの言葉は忘れられないし、頭にきた」「舅から〝お金を貸してほしい〟と金融機関の口座番号だけが伝えられ、振り込まざるを得なかったこと。いまだそのお金は返してもらっていない」「生まれた孫の顔を見て、姑が〝あ~、鼻がママに似ちゃったねぇ〟と残念そうにつぶやいたこと」「私が救急搬送され、そのまま入院したとき、お舅さんは見舞いに来なかったばかりか、気遣う言葉のひとつも言ってくれなかったこと」「うちの夫はスリムですが、私はぽっちゃり体型です。久しぶりに遊びに来た姑が私たちを見比べて〝たまにはうちの子(夫のこと)にも、おいしいものを食べさせてやって~〟と言ったこと」「私たち夫婦の留守中に合鍵で勝手に家に入り、掃除までされていたこと」など、許せないと思うことや辛かったことがたくさん寄せられました。

 

 

でも、その一方で「私と義母は誕生日が一日違い。なので毎年合同誕生日会をしてくれた」「同居していた義母とは、料理や子育てで意見が合わないことも多々あったが、義母が病気で入院したとき見舞いに行ったらとても喜んでくれた。私もそんな義母の様子を見て、もっと顔を見に行ってあげたいと思うようになった。その義母が亡くなる前、自分が大切にしていた宝石を枕の下に入れ、亡くなった後は私に渡してほしいと義父に頼んでいたことが忘れられません」「結婚したとき〝私には息子しかいなかったから、いつかこんな風に娘と買い物をしたかったの〟と言って、義理の母が洋服を買いに連れて行ってくれたこと」など、うれしかったエピソードもいろいろな寄せられました。

 

さぁ、それでは結果発表です!

 

 

じゃじゃ~~んッ

1位「孫に関すること」

91票

 

「私は田舎の長男と結婚したので、後継ぎとなる男子を産むのはマスト。息子を産んだとき、これで嫁の役目は果たしたと思ったが…今度は義両親が〝孫の名前は、墓を守ってくれそうな感じのものがいい〟とか言い出し、挙句の果てに〝代々御世話になっている神主さんに名付け親になってもらうよう頼んである〟と私の知らぬ間に勝手なことをされたことは忘れられない」(54歳・会社員)、「次女を産んだとき、〝また女の子なのね〟とお姑さんに残念そうに言われたこと。その後もことあるごとに、弟夫婦(こちらは息子がふたりいる)と逆だったらよかったのにと言われ続けたこと」(58歳・専業主婦)、「子どもが小さい頃にレトルトのベビーフードを食べさせていたら、〝そんなものを食べさせるなんて!〟とお義母さんに激怒されたこと」(58歳・公務員)、「息子を産んだとき〝この子が3歳になるまでは外に働きにでないで、家庭を守りながらしっかり育ててね〟と言われたこと」(56歳・パート・アルバイト)、「子どもに授乳していたら、舅がノックもせずいきなり部屋に入ってきて、のぞきこんだこと。赤ん坊の顔しか見ていないとは思うが、無神経すぎるふるまいだと頭にきた」(54歳・会社員)、「うちのお姑さんは自分の息子(夫のこと)にしか興味がなかったようで、孫には関心を示さず、可愛がってくれなかったこと」(49歳・専業主婦)。「子の初節句のとき、連絡なしにドタキャンされたこと。悲しかった」(53歳・専業主婦)。

 

このようにびっくりするようなエピソードのほかに、感謝のコメントもたくさんありました。

「働きながら二人目を出産し、育児休暇が明けるときになっても、保育園が決まっていなかった。困っていたら、義母が泊まり込みで子どもたちの面倒を見てくれたこと。あのときは本当に助かりました」(55歳・その他)、「初めての育児のとき、なかなか母乳を飲んでくれず、睡眠不足もありフラフラになっていたら、姑が〝お母さんが倒れたら大変。もう十分頑張ったんだから、粉ミルクにしていいんじゃない?〟と言ってくれたこと。努力を認めてもらえたんだとうれしかったし、母乳が出ているのに粉ミルクに変えることに罪悪感をもたなくていいんだと安心できた」(56歳・パート・アルバイト)、「私の実家の母は〝泣かれたとき、困るから〟と孫を預かってくれなかったのに、義母は〝子どもは泣くのが商売だから大丈夫よ〟といって子どもたちをよく預かってくれたこと」(57歳・専業主婦)、「義両親は子どもたちの面倒を本当によく見てくれたし、子どもたちにお金がかかって大変だった時期に、お米や野菜、上質なお肉などを送ってくれた。あのときは当たり前のように思っていたが、今振り返るととてもありがたいことだとわかった」(51歳・パート・アルバイト)、「私と子供たちの何気ないやりとりを見て、義母が〝あなたは本当に上手に子育てしているね〟と言ってくれたこと。子どもがイヤイヤ期で自信をなくしていた時期だったので、とてもうれしかった」(53歳・専業主婦)、「上の子を妊娠したとき、可愛いマタニティワンピースをプレゼントしてくれたこと。ブランドものを奮発してくれ、お義母さんが本当に喜んでくれているのが伝わってきました」(58歳・会社員)

 

2位「御礼や励まし、褒め言葉をくれたこと」

87票

 

「子どもが小学校にあがるとき、義父が〝ここまで立派に育ててくれてありがとう〟と頭を下げながら言ってくれたこと」(48歳・専業主婦)、「義両親が〝いつも大変でしょう〟とねぎらってくれ、〝なにか好きなものを買いなさい〟と夫に内緒でお年玉までくれたこと」(47歳・専業主婦)、「夫の赴任でアメリカに暮らすことになったとき、お姑さんが〝夫婦喧嘩して日本に帰りたくなったら、いつでも帰ってきなさい〟と言って、片道分の航空券代までそっと渡してくれたこと」(46歳・会社員)、「お義母さんが〝あなたはお料理が上手ね、毎日食べたい〟と言ってくれたこと」(48歳・会社員)、「結婚したときは〝息子と結婚してくれてありがとう〟、子どもが生まれたときは〝生んでくれて本当にありがとう、お疲れ様〟と言ってくれたこと。他にもことあるごとにいつも私に感謝の言葉をかけてくれる義母にいつも感激し、励まされています」(45歳・会社員)、「結婚した後、姑に〝お嫁に来てくれたのがあなたで本当によかった〟と言ってもらえたこと。今は認知症になった姑ですが、穏やかに過ごせるよう、自分にできることをしてあげたい」(56歳・パート・アルバイト)、「生前は口うるさく、性格もきつい義母でしたが、亡くなる前に〝息子にいつも尽くしてくれてありがとう、キツイ私にもちゃんと向き合ってくれてありがとう〟と言ってくれたこと。救われました」(58歳・会社員)、「ワンオペ育児だった私。子どもを産んでから何十年も経ち、義両親から〝よく一人で立派に育てたね〟と言ってもらえたこと。すごくうれしかったです」(58歳・専業主婦)

3位「母の日や誕生日、クリスマスのプレゼントに関すること」

47票

「母の日に、子どものいない私に向かって、姑が〝今日はあなたの日ではないわね〟と勝ち誇ったように言ったこと」(56歳・会社員)、「母の日に姑にプレゼントを贈ったら〝気に入らないから〟と送り返されてきたこと。頭にきました」(52歳・専業主婦)「私の誕生日当日の朝、〝午後、そちらに行く〟と姑から電話があり、あわてて家を掃除した。何かプレゼントでも持ってきてくれるのかなと期待しましたが、手ぶらでした。しかも〝今日はあなたのことを祝う日ではなく、あなたを産んでくれたお母さんに感謝する日〟と説教までされた」(55歳・パート・アルバイト)、「主人の誕生日には主人の口座に5万円を振り込む姑。その一方で、私の誕生日には一万円くらいのものを送ってくること。食事に招かれても主人の好物ばかり用意され、あちらがうちに泊まりにくると主人としかしゃべらないこと」(50歳・その他)。

 

ここでもひどい思い出が寄せられた一方で、素敵なエピソードも。

「クリスマスプレゼントとして義母が夫に内緒で100万円くれたこと。おそらくその前年に義父が亡くなり、相続のことなどでいろいろお手伝いしたからだと思いますが、実母にもそんなことをされたことがなかったのでとてもうれしかったです」(51歳・パート・アルバイト)、「義母が、私が母の日に贈った日傘を亡くなるときまで愛用してくれたこと」(57歳・専業主婦)、「今は亡き姑が、生前は毎年私の誕生日に素敵な服をプレゼントしてくれていました。あるときどうしてもサイズが合わない服が届いたので、姑に購入したお店を聞き、交換してもらいに行きました。すると店員さんから実の娘(夫の妹)に贈る服より、私に贈る服の方がいつも高価な服だと聞いて、胸が熱くなりました」(不明)

 

 

「隣の50歳」、今回はここまでですがいかがでしたか?

 

「これは、あまりにもひどい!」「わぁ、素敵な義両親!」と、コメントを読みながら怒ったりうらやましくなったりと大忙しだったギリコです。

 

 

それでは次回の「隣の50歳」も、どうぞよろしくお願いいたします!

 

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