★未来を生きるための自分史作り
運トレ的「Never Ending Note」のススメ
引き出しの奥から出てきた一冊のノート。
『Never Ending Note』。
何ひとつ書くわけでもなく、ずっと茶封筒にいれたまま、数年間しまい込んでいました。
常々、気にはなっていたけれど、こういうものを書くって、やっぱり小さな覚悟が必要ですもの・・・。
だけど、この1ヶ月以上に渡った自粛生活は、そんな”甘え(⁉)”を一掃するに充分でした。これから先、どのくらい寿命が続くかはわからない。だからこそ「人生後半を生きる者の責任」として、イザという時、遺された人達が困らないようキチンとしておくべきだと。
こんなふうに思い始めたきっかけは、志村けんさんや岡江久美子さんの訃報だったかもしれません。また運勢的にも2020年は「終わり」と「新しい始まり」が示されているので、この決意の奥には、今までの「自分」に決別しようという「脱皮願望」もあったのでしょう。
表面的には何も変わらなくても『Never Ending Note』に「心の宝」を記すことで自分がまたひとつ成長できればいいなと、そんな思いで、この5月から私も書き始めてみました。まだまだ作成途中ですが、ご参考になれば幸いです。
「自分を記すことは未来を生きるため」
エンディングノートは、好みのもので構いません。2020年は大きな変化の年。勇気を出し、まずは気軽な気持ちで書き始めましょう。
ちなみに私が持っているのは昔、買った『Never Ending Note 未来に残すエンディングノート』。最近、新装改訂版が発売されたようです。
「Never Ending」つまり「終活」ではなく「これからの未来を生きるための自分史」という考え方で作られているところが気に入った理由です。
運トレは、命尽きるその瞬間まで、生きて生きて生き抜くことが前提。まさに「Never Ending」、ピッタリだと感じたのです。
皆さんも「終わり」のためでなく、「未来を豊かに生きるため」の気持ちで書いてみましょう。
運トレ①~History 過去の時間と向き合う~
・「History&Wish List」
100歳までの自分年表です。振り返って書き込み、さらにやりたいことを書いていきましょう。
2020年を示す運勢には【温故知新】のメッセージがあり、昔の様々な経験を今後に活かし、未来を再構築していく運気です。老いてますます輝く女性として、新しい未来を歩むためにも、まず「自己の歴史」を振り返ってみましょう。
◆運トレポイント
この運トレでは過去の時間という「History」のみを書きます。
★ 小学入学、中学入学など「事実の事柄」を書き出す
★次に嬉しかったこと、辛かったこと、ときめいたことなど「心の思い出」を付箋で貼り付ける。
失敗や恥をかいたり。過去を見つめることは勇気が要るもの。
でも私達は誰もが祝福されて生まれてきた唯一無二の存在。経験してきた数多の笑顔や涙を、大切に慈しんであげたいものです。
運トレ②~心を鏡に映し、未来を見つめる~
- 「My Favorite」
自分のお気に入りを記すページです。あなたが好きな食べ物、音楽、花・・・思いつくままに書いてみましょう。
私はリーフでシンプルに表現してみましたが、写真や雑誌の切り抜き、イラストなどで賑やかにコラージュするのも素敵です!
◆運トレポイント
ここは生涯に渡って「増やし」たり「変更」していくページです。
「私」は何を求め、何を感じてきたのか。過去から現在、あなたが愛してきたものを慈しみながら、どんどんピックアップ。「今までの自分」をさらに深く、心の鏡に映す運トレです。
★好きなものだけでなく、「嫌いなもの」も少し盛りこみましょう。
「嫌い」という強い感情には「大切なメッセージ」が潜んでいることも少なくないからです。
- 「Precious Words」
本の一文、誰かから言われたこと、自分の心に残る言葉を書くページです。あなたは大切にしている言葉は何ですか?
ここからは未来へと続く運トレです。
★運トレポイント
たったひとつの言葉にも、人生を決めてしまう「力」があります。
そのため、どんな言葉を持って歩むかが、運勢学的にはとても重要なのです。
ここでは単に「好きな言葉」「感動した言葉」より「これからの未来、持って歩みたい言葉」のほうを選んでいきましょう。
格言、ことわざ、小説や映画の台詞etc・・。あなたらしさが感じられる素敵な言葉をぜひ見つけてください
今回は、いろいろに書き込めるページのあるエンディングノート『Never Ending Note』を使っての運トレでした。
運トレ①では過去と現在を見つめてきました。
そして運トレ②で、今、私たちは未来の扉の前に立っています。自分の過去は、自分が一番良く知っていると思っていたけれど、改めて「自分史」を振り返ることで、知らなかった自分、気付けなかった思いにたくさん出会うことができたのではないでしょうか。
まだ来ぬ未来はいかようにも変えていくことが可能です。「自分」という与えられた範囲ではあっても「自分」の持っている可能性を縦横無尽に広げ、さらに磨き、より満足できる「あなた」を歩むことが可能なのです。
私自身、今まで封印していたこの『Never Ending Note』に向き合うことで、学べたことがたくさんありました。そこには「覚悟」というエネルギーも存在しているからでしょうか。
私にとって『Never Ending Note』を書いていくことは、「終活」ならぬ「未来活」という方がしっくりきているんです。
次回の「Never Ending Note」運トレ第2弾では、いよいよ未来の扉を開けていきます。
ぜひ、楽しみにしていてくださいね。
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★今回、運トレに使ったノートの新装改訂版、『Never Ending Note 未来に残すエンディングノート 令和ブルーVer』。
詳しい内容はこちらをチェック!