“開運のカリスマ”水晶玉子氏のオンライン講座
「波乱の2021年、星を活かしてどう生きるか?」レポート第1回
的中率が凄いと話題の『水晶玉子のオリエンタル占星術 幸運を呼ぶ365日メッセージつき 開運暦2021』!!
〝開運のカリスマ〟として大人気の水晶玉子先生。今回から3回連続で、先生がこの本の出版記念として、朝日カルチャーセンター新宿で1月30日に行ったオンライン講座をレポートします。
講座タイトルは『波乱の2021年、星を活かしてどう生きるか?』。
2020年の世界の大きな変化を予言していた先生が〝星の動きの読み解き方〟を解説。さらに今後を予見して幸運になるアドバイスをしていただきます。激動の時代に翻弄されないために、占い好きならずとも必読です!
さて、朝日カルチャーオンラインの画面に登場した玉子先生。仮面をしていても伝わるにこやかでやさしげな雰囲気はいつものまま。
ですが、よく見てください。いつもと違って、後ろのホワイトボードに黒字で何やら書かれていますね。
そう、これが今回の講座のキモです。ざっくり言うと〝いつ、何の星がどこでどうなったのか〟。
講座の前に、セッセと玉子先生は、ボードに日時と、星の動きを書き出していましたよ。
★激動の2020年を振り返り、星の動きから世界を読み解く
まず、激動だった2020年のおさらいから。
「2020年は、「庚子(かのえね)」の年でした。庚子は陽の金性の年で何か大きなことが起こるとされます。1600年の関ケ原の戦いもこの年。中国では”革命の年”といわれています。
また、「子」は十二支の始まりの年で、新たに何かが始まる最初の年。オリエンタル占星術では「畢宿(ひつしゅく)」の年で、これは”ずっと変わらないと思っていたものが変わる”ことを意味しています。
西洋の占いでは木星と土星が重なる約20年に一度のグレートコンジャンクションが起こる年で、大きな時代の曲がり角を意味しています。こんなふうに東洋と西洋の占いが”変化”の暗示でここまでいくつも重なるのはとても珍しいことなんです」
なるほど、玉子先生が2020年に世界が一変することを予言していたのはこういうことから、なんですね。
「占いは、この時にこんなことが起こるのかな、と漠然としたことはわかるのですが、それが具体的に何でやってくるか、は神ならぬ身でわからないんですよ。今回はそれがコロナだったわけですね」
とは言いながら、“未知のものと遭遇し、人々の意識が刷新される”と、『水晶玉子のオリエンタル占星術 開運暦2020』では明言していたのだから、怖いほど当たっています!
ここからはボードに書いた星の動きとその意味の解説です。
「まず、2020年1月13日、土星と冥王星が重なりました。冥王星は死と再生を意味し、土星は試練や制限を意味する星。2つとも凶星です。ちょうどこの頃に中国で怪しい伝染病が騒がれだしましたが、まだ皆、そんなに広がらないだろうと楽観視していたころです。
しかし2~3月と徐々に広がり、4月5日、木星という拡大の星が冥王星に重なったころに日本でも緊急事態宣言が出されました。
外出自粛で、街に人がいないという見たことのない風景が日本中に広がりましたが、木星は幸運の星でもあるので、コロナも拡大したけれど、ある程度のところで落ち着きました。この時の自粛に皆が従ったのは土星も木星も山羊座にいたからです。山羊座は国家や社会を司る星座なので上からの命令や政策にみんな従順に従う気持ちになっていました」
星の動きと事実との符合はまだまだ続きます。
「6月28日、火星が牡羊座に入って、2021年の1月7日までずっと牡羊座にいたんですが、牡羊座は山羊座に対して90度という緊張感のある角度なんですね。牡羊座は個人を意味しますし、火星もまた自己主張の星。
これが、木星や土星、冥王星が集まっている国や国家を表わす山羊座と緊張関係にあるので、上からの押し付けに対して反発が出てきます。6月30日にまた木星と冥王星が重なったので再び感染が拡大し、7月に歌舞伎町にクラスターが発生。
木星との組み合わせであることもあり、何とか収まりかけますが、Go Toキャンペーンなどもあって11月13日にまたまた木星と冥王星が重なったころに拡大。このあと、年末のグレートコンジャンクションでどんな変化が現れるのかを気にしていたのですが…」
グレートコンジャンクションとは何か? 風の時代とは!?
ここでグレートコンジャンクションについての説明をさっくり挟みます。
「12月22日に木星と土星が重なった天体現象のことです。12月17日に土星が、19日に木星が水瓶座に移動して、ついに22日に水瓶座の0度で2つが重なりました。
これは約20年に一度起きることでそう珍しくはないのですが、2020年のグレートコンジャンクションが注目されたのは、これまでの約200年間は〝土の星座〟で重なっていたのに、今回は水瓶座という〝風の星座〟で重なったからです。
このことは人々の価値観自体が大きく変わることを意味しているんです。〝土の時代〟は産業革命から始まった物質文明の時代で、形あるもの、触れるもの、経済などが発達した時代でした。
それが〝風の時代〟に変わり、形がない、目に見えないものが大切だとされるようになります。ネット、web、電波などの情報の時代です。お金持ちになることより、心豊かに人とつながることが大切だという考え方が一般的になっていくでしょう」
話を2020年12月に戻します。
「この12月22日に自分がしたことを覚えておくと、後で振り返って、もしかしたら何か深い意味があるかもしれません。といいながら、私はお友達に誘われて、なぜか上野にシャンシャンを見に行ったんですよ(笑)。でも、中国から来たパンダを見たってことに何か意味があるかも」
今回は〝カルチャーセンター〟での講座なのでお勉強になる感じでお話します、と言いながら可愛く笑いを取る玉子先生でした。
「2020年の12月8日から今年の1月3日まではオリエンタル占星術でいう〝七曜陵逼(しちようりょうひつ)〟。波乱を呼びやすい危険な時期でした。ここでコロナウィルスに変異株が色々とあり、日本でも感染者が出ていることが発覚しました。
私が特に気にしていたのが1月7日。火星が牡羊座から牡牛座に抜ける日なんですが、約半年間にたまったエネルギーが放出され、爆発的なことが起こりやすい日なんです。このときアメリカで暴徒が議会に乱入する事件が起きました。アメリカ時間で1月6日、日本時間で7日です。
その後、1月18日には水瓶座の木星が、牡牛座の天王星と90度になって緊張。バイデン政権は1月21日の火星と天王星が牡牛座で重なる日にスタートしていますから若干きな臭い、難しい政権になりそうです。
日本でも1月7日に2度目の緊急事態宣言が出されました。今回は前のようにみんなが自粛していないと言われていますが、これも星で見ると当然のこと。
前回は木星も土星も山羊座で、国からの指示を守る意識が強いのですが、2度目の今回は両星とも水瓶座。水瓶座は自由、革命の星座。皆、自分なりのやり方でやっている感じです。これを上から押さえつけると大変なことになっていくと思います」
いやはや、あまりにも星の動きと世の中の動きが合っているので驚きます。
「グレートコンジャンクションは〝王者の交代〟も意味するんですよ。日本では安倍政権から菅政権に代わりましたし、アメリカ大統領もトランプ氏からバイデン氏に。ドイツでも長期に務めたメルケル首相が退きますし、ロシアのプーチン政権もゴタついています。今後、約20年という長いスパンで体制が新たに整っていくのか、この20年間が次の体制へのつなぎの時期なのか…もっと大きな世界的変化が起こってもおかしくありません」
先生の詳細な星の動きからみた解説に驚き、圧倒されつつ進む講座。
さて、2021年はどうなるのか、どう生きればいいのか、のお話は、また次回に!
(撮影・文/筒井晧子)