“開運のカリスマ”水晶玉子氏のオンライン講座
「波乱の2021年、星を活かしてどう生きるか?」レポート第2回
水晶玉子先生が1月30日に朝日カルチャーセンターで行ったオンライン講座。今回はその2回目のレポートです。
第1回は、2020年の大変化を予見していた先生の〝星の動きの読み解き方〟を具体的に教えていただきました。「そこまでわかるの!?」と驚かずにはいられなかった星と現実との連動の数々。今回は、2021年以降の星の動きと、開運するためにどうすればよいのかのお話をお届けします。玉子先生のあたたかなアドバイスから、明日を元気に生きるエネルギーをもらえます!
まず、2021年の星の動きの解説から。
「2021年は、2020年ほど大きな星の動きはないのですが、木星だけ動きが激しくなります。通常は約1年間ひとつの星座に留まっていることが多い星なのですが、今年は水瓶座と魚座の間を行ったり来たり。木星は2020年12月19日に水瓶座に入ったのですが、2021年5月14日には魚座に入り、7月28日に水瓶座に戻り、12月29日に魚座に再び入って、しばらく留まります。
木星は物事を拡大、発展させる星で、水瓶座と魚座はどちらも人とのつながりを大事にする星座ですから、家族や友人以外の、幅広い人とのつながりが生まれていくことも多い反面、人や情報に翻弄されるような混乱も起こりがちです。こんな時はあわてて何かを変えようとしなくていいんです。先々の見通しはまだすぐには立たないですから」
「風の時代」は始まったばかり。新しい日常は2022年から。
2020年末のグレートコンジャンクションで、これまでの約200年間続いてきた〝土の時代〟が終わり、〝風の時代〟の約200年が始まった、というお話を前回伺いました。〝風の時代〟がどういうものなのか、その姿が見えてくるには数年かかるそうです。
「2022年に木星は牡羊座に入るのですが、牡羊座というのは12星座の始まりの星座なので、このころに新しい日常が少しずつリスタートする感じになるでしょう。
そして、2024年11月20日に冥王星が水瓶座に、2026年に天王星が双子座に移り、大きな星が2つ〝風の星座〟に入ることで〝風の時代というのはこういうことなのか〟と、今は漠然としているものが形として見えてきます」
波乱の2021年、開運のポイントは3つ!!
まだまだ変化の波の中で揺られているような2021年。どう生きれば幸せになれるのか、ポイントは3つあるそうです。
「1番の開運行動は〝つながりを大切にする〟ことです。水瓶座は〝連帯、友達〟を意味する星座なので、人との縁を大切にしましょう。
大変な時は人と手をつなぐ、相談する。誰かに頼っていいんです。一人ではどうにもならないこともみんなが集まれば何とかなるもの。
それともう一つ、〝つながり〟という意味では、今、大きな変化の波もあって、何かを続けたいと思ってもできないこともあるでしょう。でも、短いスパンでダメだと思うのでなく、中断しても、また何かで復活できることがあるので諦めないこと。やり方や方向性を変えて〝気持ちを未来につなげること〟を考えてください。
私が占いから学んだ一番大事なことは〝物事は長期的な視野で見るべきだ〟ということです。どうしたらいいかわからないと思っても、星を見ると、やがて違う動きになる。
どんなに悪い時でも必ずまた違う運気が巡ってくると教えてくれているんです。ぜひ、未来に思いをつなげて。人の縁だけでなく、そういう意味の気持ちの〝つながり〟ということも考えていただけたらうれしいです」
開運行動の2つ目に挙げられたのは〝言葉の力を大切にすること〟。
「2021年は特に言葉に〝力〟がこもる年なんです。人が傷つくようなことをネットに書き込むようなことは開運行動の真逆。頭に来ることも、汚い言葉を吐きたくなることもあると思います。でも、そんなとき私は紙に書いて捨てるようにしていました。
悪意を直接人に向けないことが大事。人にかける言葉は大切にしてください。決してうまい言葉である必要はなくて、正直に、気持ちを込めて伝えれば思いはつながると思います。〝風の時代〟というのは情報の時代。伝えることがとても大切なので」
そして風の時代は情報の時代。開運行動の3つ目は〝最新のデジタル機器類に対応すること〟と。
「デジタル機器はこれからもっともっと進化していくでしょう。テクノロジーは進化していくので、そういう便利さは享受して、その上で機械ではできないこと、人間でなければできないことを大切にしていかなきゃいけないと思います。
これまでの200年、〝土の時代〟は経済の時代でもあったので、本格的な銀行ができ、庶民にも富が分配されましたが、結果的には富める者と貧しい者ができてしまいました。経済的な弱者と強者ができてしまったんですね。
〝風の時代〟になると情報に対しての弱者と強者とでものすごい差がつくようになると思います。だから、いきなり弱者にならないために、情報に関しては今後ますます敏感でなければなりません。それをもたらすデジタル機器にどこまでついていけるか。わからないことはどんどん人に聞いて、できるだけ、もういいやとは思わないようにすること。それが〝風の時代〟に波に乗っていけるコツだと思います」
運は「運ばれてくる」もの。いいも悪いもない
最後に、玉子先生からのメッセージです。
「2021年はオリエンタル占星術では『觜宿(ししゅく)』の年。口偏をつけるとクチバシという漢字になるんです。尖っているものという意味。インドでこの宿を表す名前は鹿の角。やはり尖っていてアンテナっぽいんです。
だから、今年はアンテナを張って、決して閉じないことが大事。閉じてしまうと、せっかくいい運が来ていてもキャッチできません。
よく私は言うんですが、運というのは〝はこぶ〟という字ですよね。運ばれてくるものにいいも悪いもないんですよ。それをいい運にするのか悪くするかは自分次第なんです。このことを覚えておいていただきたいです。
〝風の時代〟というのは始まったばかりです。昔、〝土の時代〟が始まったばかりのころ、蒸気機関車をみて「すごい!」と驚いていた人たちが、200年後の今の時代を想像できなかったように、私たちも〝風の時代〟のほんの始まりにいて、将来的にどうなるのかは予見できないし、見届けることもできません。でも、素晴らしい時代になるように、明るい未来を想像して、いい時代にするんだということをみんなで意識することが大切だと思います。
言霊は大切だから、不安な時、後ろ向きなことを口にしてもいいけれども、最後は明るい言葉でしめくくるクセをつけて。「でも、なんとかなるかな」みたいな軽い調子でいいんです。
ぜひ、目の前のことばかりでなく、数年先を見てください。急がないでいいので、ゆっくり進んでいくと、2021年がいい年になっていくと思います。いい年にするのは自分です。皆さんのご健闘をお祈りいたします。私も頑張ります」
次回は皆さんからの質問に玉子先生が答えてくださったことの中から、ピックアップして紹介します。適職の見つけ方、悪い占いに気持ちが引っ張られる時はどうするか、などなど、納得のアドバイスが続々。お楽しみに!
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(撮影・文/筒井晧子)