「顔と体はつながっているから全身キレイを目指します」と、自分の体に真っすぐ向き合っている米倉涼子さん。体のケアについていろいろ語ってくれました。
体が整っていれば顔もきれいになるはず
芸能界に入るまではバレエひと筋。20代に入ってからピラティスに出会い、30歳になる頃には、インストラクターの資格を取得。米倉さんは今までずっと、自分の体に真っすぐ向き合ってきた。だから美容について考えるときも、見つめているのはボディ全体。
「だって人は誰かを見るときに、顔だけ見ているわけじゃないから。たたずまいとか全身の輪郭とか、全体を見て、感じますよね。それに私、体をきれいにすれば顔もきれいになるって信じてます。動いて汗をかいて体を整えて、そして心が充実していれば、顔もある程度ついてくるって思うんです」
確かに、顔だって体の一部。
「顔のシワも、足のかかとからきているんですよ! 全身一枚の皮でつながっているから、ちょっとしたダメージが響いて、顔をたるませているのかもしれない。そう思うとやっぱり、体を動かさなきゃって思います。
動かしているときのほうが、自分は生き生きしているなって実感しますし。疲れて自分で動けないときは、人にマッサージしてもらうとかね(笑)。ラジオ波で体を温めながらマッサージしてもらうのが、今いちばん幸せなときかもしれません」
今回のマイエイジ2021秋冬号は「筋膜リリース」が巻頭特集だと伝えると…。
「あ、やってますやってます。けっこう熱心にやってます。私にとっては、ストレッチをより効果的にできる、という感覚ですね。自分の体重を負荷にして、揺れたりグッと力を入れたりすることで、確実に体がほぐれてすっきりします」
リビングにストレッチロールを置いて、筋膜リリースで体をリフレッシュすることも多いとか。
「日によって、めちゃめちゃ痛いこともあるけれど、だから好きなのかもしれない。痛いほうが効いているような気がするんですよね(笑)。でも私の場合、自分勝手にやりすぎる傾向があるから、ジムで指導されたり、専門の人にやってもらうほうが好きかな。理屈を教えてもらいながらやるのが好きなんですよ」
米倉涼子さん
Ryoko Yonekura
1975年8月1日、神奈川県生まれ。’93年モデルデビュー。’99年に女優に転身し、数々のドラマ、映画、舞台に出演。2012年ミュージカル『CHICAGO』に主演し、NYブロードウェイデビュー。’17年、’19年に再演も果たす。2012年スタートの主演ドラマ「ドクターX ~外科医・大門未知子~」が大ヒットし、現在第7シリーズに出演中。’20年4月に個人事務所Desafio(デサフィオ/「挑戦」を意味するスペイン語)を設立
米倉涼子さんインタビューの第1回目は、下のリンクから読むことができます。
米倉涼子さん「顔と体はつながっているから、全身キレイを目指します」
撮影/土山大輔(TRON) ヘア&メイク/奥原清一 スタイリスト/えなみ眞理子 ネイル/菅 実加子 取材・原文/岡本麻佑