作詞家やコラムニスト、ラジオパーソナリティなど、さまざまな分野で活躍するジェーン・スーさんに、体を鍛えて残りの人生を生き抜く「 アラフィフの心得」を伺いました。
心得 6
残りの人生を生き抜くために筋トレを。
筋肉は裏切らない!
私は48歳ですが、46歳頃からわけもなく悲しくなったり、心がざわざわしたりするようになりました。
そういうものに足をすくわれるのが嫌で、精神を鍛えて軍人のようになったんですけど、今は軍人が人の心を取り戻したみたいな感じですごく楽しいです。
まるで「第2の思春期」みたい。だるいとか一日中眠いとか漠とした体調不良はあるので、更年期の枠には入るのでしょうけどね。
今は心でなく体を鍛えていて、週に一度、自宅にパーソナルトレーナーに来てもらって筋トレをしています。
これはスタイルをよくするためとかじゃなく、残りの人生を生き抜くため。やっぱり年をとったら頼れるのは筋肉ですから。鍛えた筋肉は裏切りません。
ただ、むやみに運動してケガをすると危ないので、少々お金はかかってもプロの指導を受けることをおすすめします。
前回までご紹介してきた「アラフィフの心得」は、下のリンクから読むことができます。
※次回はアラフィフの心得7「自己分析」をご紹介します。
お話を伺ったのは
ジェーン・スーさん
Jane Su
1973年、東京生まれの日本人。作詞家、コラムニスト、ラジオパーソナリティ。TBSラジオ「ジェーン・スー 生活は踊る」のMCを務める。『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』(幻冬舎)で第31回講談社エッセイ賞を受賞。近著に『ひとまず上出来』(文藝春秋)、共著となる『新しい出会いなんて期待できないんだから、誰かの恋観てリハビリするしかない 愛と教養のラブコメ映画講座』(ポプラ社)がある
『ひとまず上出来』
(文藝春秋)
イラスト/平松昭子 取材・原文/上田恵子