一条さんの新刊本には、思わずうなる名言が続出! 20代から60代まで、それぞれが気になった言葉を紹介します。
心に刺さった!
一条ゆかりさんの「珠玉の名言」
鯛を釣りたいなら、最低限、自分が海老になる必要がある
率直に「そうだな!」と。海老だって、みんなが喜ぶごちそう。なのに、その域に達してないのに、鯛が欲しいなんて勝手ですよね。「“鯛ゲット”には普通の人より努力することが必要なんだ」って、改めて教えられました。
(56歳・ケアマネージャー)
青春は飴のようにのびる‼
「もうこんなに大人になってしまった」と思うことが増えたけど、「まだここまで」と考えれば、何かにチャレンジしたくなれます。考え方次第で気持ちも変わるんですね。私も青春をのばしたい!
(47歳・スタイリスト)
自分の実力をキープするだけでは、 どんどん「古い人」になっていく。 時代の流れと同じだけ進まなければ「変わらないね」「いつも同じね」と言われてしまう
1年前、今の部署に移ってからは、これまでのスキルが生かせず、日々勉強。この言葉が身にしみます。一条さんとは、仕事上でのおつき合いですが、いつも元気で自信にあふれていて成功する人の見本のような方。少しでも近づけるよう頑張ります。
(27歳・証券会社勤務)
男の戦力になるか、男の癒しになるか。男をつなぎとめる方法は、この2つ
単行本のデザインをさせていただいたのですが、思わず「そうよ! そのとおり!」と叫ぶ名言続出でした。特にうなったのが、この言葉。わかりやすい表現なのに、深い。さすがです。
(60歳・デザイナー)
恐ろしいことに、人は誰でも自分が一番キレイに写っている写真を自分だと思いがちですが、それは誤解です
あまりに図星で、思わず苦笑。不細工に写った自分こそ本当の自分かもしれないのに、「やだ~、ヘンに撮れてる~」と見ないことにしている自分を猛省。人間って、本当に自分勝手な生き物だなと深く思いました。
(45歳・アパレル)
『不倫、それは峠の茶屋に似ているたるんだ心に一喝‼一条ゆかりの金言集』
Webマガジン「OurAge」で大好評連載中の「一条ゆかりの今週を乗り切る一言」が一冊の本に。心に刺さる名言のほか、『有閑倶楽部』のその後を描いた描き下ろしショート漫画も収録。(一条ゆかり 著/集英社 1,760円)
ご購入は下のリンクからどうぞ
一条ゆかりさん
Yukari Ichijo
1949年生まれ。漫画家。’68年『りぼん』で雑誌デビュー。’86年に学園コメディ『有閑倶楽部』で第10回講談社漫画賞を受賞。ほか、『デザイナー』『砂の城』『正しい恋愛のススメ』などヒット作多数
撮影/山田英博 取材・原文/佐藤裕美