YOJOとは養生のこと。
切実ではなく、楽しみながら続けたい自分のための小さな約束です。
スポーツアロマトレーナーの神﨑貴子さんに、日々実践している4つのYOJOを教えていただきました。
神﨑貴子さん Takako Kanzaki
profile
1966年生まれ。NPO法人日本スポーツアロマトレーナー協会設立者。協会認定校第1号として「プレミナセラピストスクール」を開校。鍼灸、スポーツアロママッサージを中心とした治療院を経営するかたわら、スポーツアロマトレーナーの育成のため、東京、大阪、福岡にスクールを開校。陸上や自転車競技の日本記録保持者をはじめ、マラソン、ラグビーなど多くのアスリートを担当。働く女性の保健室「さくら治療院」では、姉の吉川千明さんとともに、女性の美と健康をサポート。
http://sakusakura.com
神﨑貴子さんの4つのYOJO
1
旅先でもロードバイクに乗ってアクティブに
「旅先では、ご当地のおいしいものを食べるのもいいけれど、マップアプリを頼りにロードバイクで走ったり景勝地に出かけます」。写真は、2019年9月に開催された「ツール・ド・北海道レース」の応援に出かけたときのもの。「仕事は一切なし、煩わしいことも全部オフにしてただただ充電するのみ(笑)。心にも栄養を与えないと枯れてしまいますから」
2
朝食には熊本の野菜やフルーツをたっぷり
食べるものが体をつくると考える神﨑さんは、多くの野菜を食べるよう意識しているそう。「外食や出張が多いので、基本的に食物繊維をたっぷりとります。毎週送っていただく熊本の新鮮野菜や果物に加え、マルヤナギの蒸し大豆や甘酒、水きりした自家製ヨーグルトなど、これで1食分。良質のオイルをかけて朝からしっかりよく嚙んでいただきます」
3
一日数十分のエクササイズで疲れをためない体に
毎朝実践しているのが、筋膜リリースを意識したストレッチ。「腰やお尻が硬くなりがちなので、10分ほど行なったあと、1㎏のボールを持って上下、前後に筋トレします。その後はボールを膝の間に挟んで腹筋。何回と決めずに、その日の体調に合わせて、効いてきたなと思ったら+5回を目安に終わらせます」。無理しないことが長続きの秘訣だとか。
4
疲れた顔や乾燥に効果大な、美容鍼に頼る
神﨑さんが院長を務める「さくら治療院」で評判の施術がこの美容鍼。「皮膚科学に基づいて浅く刺す美容鍼に加え、高麗鍼という、ここでしかできない特別な鍼を目のきわまで。低周波電流でたるみを解消して、ハリと弾力が取り戻せるので私も利用しています。最後に行う生プラセンタの塗布も楽しみ」。30分¥9,000、回数券(4回分)¥28,000。
撮影/フルフォード海 取材・原文/向井真樹