コロナ禍で外出に制限があった自粛期間中にハマったことは? 今までと違う生活で、ストレスが増えたのか減ったのか…。読者の声と合わせてご紹介します! (アンケートは2020年11月実施。回答者325人)
Q 自粛期間中にしていたこと、ハマったことは?
ダントツに多かったのは「家の片づけ&掃除」派。「懸案だった大物家具などを撤去」「メルカリで不用品売却」「6万円以下の古い衣料品はすべて捨てた」など。次いで多かったのはオンライン視聴派。「NetflixとAmazonに加入して、ひたすら韓国ドラマを観た」「ジムに行けないのでYouTubeを観ながらのストレッチ、ヨガにハマった」などで時間を有効活用!?
読者の声
いつか仕事を辞めたらやろうと考えていた書棚の整理をして、本を800冊処分。古い食器、グラス類なども大量処分。でもそのうち「ごみ処理が増えて大変だ」という報道を目にして慌てて整理はやめ、ぬか漬けなど「家の中で自分でできる、でも今までできなかったこと」にシフト。
(50代既婚・二人暮らし)
読書、YouTubeを観ながらのおうちヨガ、家の大掃除、オンライン同窓会。
(60代既婚・二人暮らし)
カメラを持って近所を散策。桜や藤などいろんな花を撮り歩いた。読書量が半端なく増え、書籍代がすごいことに。
(40代独身・実家暮らし)
マスクやエコバッグ作り、お菓子作り、手間のかかる料理作り。
(50代・子ども一人)
インスタグラムを始めた。ペットのページでけっこう人気。フォロワーも半年で世界各国2200名以上に増え、「一人じゃないんだ」と、寂しくなくなった。コメントも、英語・日本語・韓国語を駆使して返答、瞬時に頭も使う。世界が近くなり、楽しい。
(50代既婚・子ども3人)
Q ストレスについて、気づいたことは?
ストレスが「増えた」派は半数以上。「3度の食事のメニューを考えること」「ジムに行けなくなった」など。少数の「減った」派は「引きこもりの自分を肯定できた」「何度も洗濯できるので、洋服選びの制約から解放された」「義母と会う時間が短くてすむ」。なるほど!
読者の声
自粛前はイベントによく参加していてそれはそれで楽しかったけれど、予定を詰め込みすぎて体に負担がかかっていたなと思った。自粛して、なんでもかんでも活動しなくてもいいかなと、考え方が緩やかに。
(40代既婚・二人暮らし)
とにかく家族が家にいるので、家事がやたらと増えた。毎日毎食ごはん作りに明け暮れた気がする。日々のストレスは少なくても、積もり積もって、だんだん大きなストレスに感じてきた。せめて笑って過ごしたいので、吉本新喜劇をここぞとばかり観た。
(40代既婚・子ども一人)
何よりも風邪やお腹をこわすなど病気になりやすい私が、人間ドック以外病院に行っていないこと! コロナ禍で人生初、病院に行かなかった年。
(60代既婚・子ども二人)
早起きをしなくてよくなった。目覚ましで無理やり起きなくていいことは、人生を豊かにする。
(50代既婚・子ども二人)
会社の飲み会の幹事をやらなくてもよいこと。歯並びにコンプレックスがあるので、人に会うときにマスクでつねに口元を隠しておけるのはよかった。
(40代・一人暮らし)
夫がテイクアウト習慣が身について、「ごはんまだ?」を言わなくなった。お腹が空いたら買いに走る!
(50代既婚・子ども二人)
大々的な片づけを経て、すっきりした部屋を見ると本当に日常にあるストレスから解放されたと思う。
(40代独身)
取材・原文/井尾淳子