この春、職場を卒業する同僚が最終勤務の日に、少しばかり時間ができたのでサプライズで訪問することに。
ちょうど庭でクリスマスローズが満開だったので、ささっと摘み、ブーケを束ねました。
淡いクリーム色とグリーンのクリスマスローズに青紫のムスカリを合わせると、春いっぱいの花束が完成。
濃紺の柔らかなペーパーで包み、ラフィアできゅっと結びました。
とても素朴な花たちばかりだけれど、きっと彼女はこういう雰囲気好きだろうな。
贈る相手のことを思い浮かべながらの手作業は、私自身ワクワクするものです。
喜んでくれるかな、急に訪れたら驚くだろうな、そんな思いを抱きながら職場に行くと、やっぱり彼女は驚いて、そして涙をポロポロ…
どうやら想像以上に驚かせてしまったよう。
くゃくしゃになった顔を見ると私も少しこみ上げるものがあったけれど、いつものように笑顔でお別れしたかったので、ぐっと我慢!
またね!また必ず会おうね!と、笑ってさよならをしました。
春は別れの季節だけど、出会いの季節でもあります。
新しいスタートを応援しているね。
さて、ピンク色のクロスをメインにした春のテーブルを紹介します。
海老とアボカドのサラダ。
グレープフルーツを加え、さっぱりとした味付けに。
鶏肉と葱とトマトのソテー、ビネガー風味。
フレッシュなトマトをたっぷりと使い、甘みとコクを出します。
桜海老とアスパラガスのオイルパスタは、仕上げにカッテージチーズをトッピング。
甘さを控えめにしたエッグタルトは、朝食にもぴったり。
アイスクリームやヨーグルトを添えてもおいしいです。
お腹いっぱいいただきました。
ごちそうさま。
末森陽子
ブログ 「la fleur ラ・フルール」 http://lafleury.exblog.jp/
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