こんにちは、佐藤ひとみです。
我が家のキッチンをごらんいただきながら、断捨離の実践例をご紹介していく第2回目です。
ガスレンジの下の引き出し
ガスレンジの下の引き出しです。
オリーブオイルやごま油、おしょうゆ、コショウといった調味料のほか、フードプロセッサーや土鍋、たこ焼き器、ホットサンドメーカーなどをしまってあります。
ここでも心がけているのが、モノをぎちぎちにつめこまないこと。
断捨離では
取り出しやすく
しまいやすく
尚且つ美しい
が収納の際に大事なのです。
そのため、このように空間に余裕をもたせるのです。
掃除に使うものはシンクの下に
メラミンスポンジなど掃除に使うものはシンクの下に。
〔キッチンペーパー、漂白剤、アルカリイオン電解水、メラミンスポンジ、レジ袋、クレンザー、タワシ、ブラシ、食器用スポンジ、床を拭くモップの交換用アタッチメント、処分するビンのふたなどなどをここに収納。絵筆(平筆)もあるが、これは窓のサッシのレールを掃除するのに使うそう。下側の空いているスペースは、家族3人の水筒を置く場所〕
アルカリイオン電解水はリビング、キッチン、洗面所の拭き掃除に大活躍。
キッチンペーパーは洗って繰り返し使えるタイプのものを、クレンザーは『ハイホーム』を愛用しています。
〔石けんと天然の珪華石を原料とするハイホーム。肌にも地球にもやさしく、断捨離トレーナーの間では愛用者が多いそう。半練りタイプで、やわらかい粘土のようなテクスチャーが特徴〕
食器を増やさない秘訣は、ひとつの食器が何役も兼ねること
続けて食器棚の中をお見せします。
〔家族3人分の食器と来客用のケーキ皿などを含め、佐藤家にある食器は、上の写真と下の写真に写っているもので全て〕
食器を増やさない秘訣は、ひとつの食器が何役も兼ねること。
たとえば蕎麦猪口はおそばを食べるときだけではなく、アイスを食べるときにも使いますし、深さがあるカレー皿サラダボウルにもなります。
食器棚の下には食品のストック
食器棚の下には食品のストックをしまっています。
〔出汁や家族が愛飲するハーブティー、ふりかけやゴマなどの乾物、お酒や缶コーヒーなどのほか、非常用食品もここに。ふだんから消費し、食べた分を補充するローリングストックを行っているのでこれ以上モノが増えない仕組み〕
右はお菓子
中は飲み物
左はお料理のときに使うもの
と、ゾーンを分けてあります。
ミトンはオーブンの横に。
ミトンの赤とオレンジは、キッチンのアクセントカラーになっています。
水切りカゴはないのですか?
キッチンの写真を全てお見せしたら、編集部の方に「食器を洗ったあとに置く、水切りカゴはないのですか」と聞かれたのですが、持っていません。
食器は使ったら下の写真のように、シンク脇にキッチンペーパーを敷き、そこに置いて水を切ったら拭き上げてしまっています。
〔上の写真は昼食後。下の写真は夕食後。〕
キッチンパーパーは洗って繰り返し使えるタイプのものなので、食器の水切りなどに使ったあとは、一日の最後に拭き掃除まで行ってから捨てています。
キッチン編は、これにておしまいです。
取り出しやすく、しまいやすく、美しい収納は、誰のためでもなくまずは自分のため。
やったらやった分だけ自分にかえってくるのが、断捨離です。
まず最初は引き出しひとつから始めるので大丈夫。
気負わず、トライしてみてください。
次回はクローゼットをご紹介します!
愛知県豊田市に生まれる。愛知県立女子短期大学卒業後、名古屋テレビ放送株式会社(現在の通称メーテレ)に入社。その後テレビ局を退職し、上京。俳優・船越英一郎率いる劇団ドラマティック・ミュージカル・シアター・マガジンに入団。13年間の東京生活を経て地元に戻る。42歳で結婚、45歳のとき娘を出産。思うようにいかない子育てなどに悩んでいるとき、ネットで断捨離を知る。実践してみたところ、暮らしだけではなく自身も大きく変化。「愛知豊田断捨離会」代表。52歳。
※断捨離はやましたひでこさんの登録商標です